トップページ > 戦国時代 > 2011年09月01日 > 2NgpFdbW

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S字型金具
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782 :S字型金具[]:2011/09/01(木) 00:52:20.79 ID:2NgpFdbW
そもそも鉄砲とは何かD

「蒙古襲来絵詞」について、山田安栄編纂の『伏敵編』(明治24年)には『竹崎季長絵詞』と書かれている。
http://kindai.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2387705
『伏敵編』は元寇記念碑運動のために書かれた書物で、『実録ハ諸家ノ日記文書、及竹崎季長絵詞、八幡愚童記、日蓮註画讃ノ類ヲ以テ最トス。但愚童記、註画讃ノ如キハ。真偽雑出シ。其他内外群籍互ニ錯誤詳略アリ。』と、注意書きしている。
『竹崎季長絵詞』は『残闕支離シテ。文理接続セス。然トモ当時ノ実録此右ニ出ルモノ無シ。図亦事実ヲ徴スルニ足ル。世上伝写本二三種アリ。字句段落亦各異同アリ。肥後ノ故族大矢野氏所蔵ヲ真本トス。頃者御府ニ奉納ス。』と書かれ、真本は明治23年に奉納された。
「竹崎季長絵詞」は帝室の御物であり、残闕支離で文理が接続していなく、原本の佚脱を模本が補っていることから、模本で『元寇・てつはう』が論じられてきた。
『元寇の新研究』(昭和6年)など原本での研究もあるが、稚拙な蒙古兵についての「絵」の言及が無く、「詞」とその「絵」についてのみであり、歴史的には如何な物かと思う。
『伏敵編』では、〔付録 按〕に「大小火砲考」として項を立て、変体仮名文字の『てつはう』については、『文永外寇ノ時ニ当リ。始テ火砲アルヲ知ル。蒙古来寇図巻ニ鉄丸飛撃ノ図ヲ載セ。又其傍ニ火箭発射ノ図アリ。』と、『火砲の鉄丸飛撃』としている。
「てつはう」・「鉄丸」・「砲」・「炮」の取り扱いには苦慮し、大橋周道著の『元寇紀略』を紹介して、『鉄炮は火器の総称』としている。
http://archive.wul.waseda.ac.jp/kosho/ri05/ri05_03659/ri05_03659_0001/ri05_03659_0001.pdf

同年(明治24年)に西村時彦著の『種子島家略譜 附・鉄砲伝来録』が出版され、坪井九馬三など、この頃「鉄砲伝来」が論じられている。
http://kindai.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/780476
「鉄砲伝来」については、南浦集を節録して天文12年としているが、以下の文が気になる。
『是ヨリ先。天文十年七月。葡萄牙人フランスグサヘイト豊後ノ神宮浦ニ来リ。鳥銃ヲ伝フ。藤原玄斎ト云物、大友宗麟ノ命ヲ受ケテ鍛造セリ。
茅元儀曰。西蕃波羅多伽児人仏来釈古(ポルトガル・フラマチヱーグ)、鳥銃ヲ日本豊州ニ伝フト。即此事ナリ。牟良叔舎、仏郎斯屈撒、仏来釈古、皆一人ニシテ訳音ノ小異ナルヘシ。其後葡国ヨリ大熕二門ヲ豊府ニ贈ル。是ヲ本邦大砲ノ始トス。』



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