- 次々と通説を打ち砕く鈴木真哉・藤本正行について 4
975 :人間七七四年[sage]:2011/07/01(金) 08:09:22.59 ID:yhkl9Rcb - 信長の書状を見てみよう
…即時に切り崩し、数万人討ち果し候、四郎の首は未だ見ず候、大要は切り捨て、河へ漂ひ候武者若干の条、其の内に之れ有るべき歟… 一次資料だというのに数万人討ち果しと大げさ表現だな。大量殺害したことは信長も自負しているわな。
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977 :人間七七四年[sage]:2011/07/01(金) 19:46:09.12 ID:yhkl9Rcb - 信長なら、さすがに自分の軍勢が何人ほどいるかわかるだろうし、敵の数も真剣に調べるだろう。
また戦の全体的な眺めもわかるはずだ。なにしろ総大将なのだから。 その信長でさえ、「数万人討ち果し候」って書状に書くとはプロパガンダにもほどがある。 太田牛一は、武田15000人と見積もり、10000討ち取りと書いていることの方が、 よっぽど冷静に記録を書き残しているよ。
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978 :人間七七四年[sage]:2011/07/01(金) 19:54:16.95 ID:yhkl9Rcb - 藤本正行氏の説が、奇説として葬られることにならなかったのは、
信長公記をもとにしたからだ。信長公記の記述をベースにしたからこそ、威力を発揮して、 いまでは主流の説になっている。 でも、長篠の戦いの記述では、大須賀記という家系の記録を引用している。 馬防柵の前に出て戦った、というのは、大須賀記に載っている。長篠の屏風図も、馬防柵のうしろでなく 前に出て戦っているのは、徳川軍。もっとも大須賀記では、寒狭川のあたりで3000人ほど討ち取ったと 書いてあるけどな。 これらの記述は、みな藤本正行氏の「信長の戦争」という文庫本から。古い本だが今でも強力で優れもの。
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