- 上野クリニックってどうなのよ
6 :名無しさん@Before→After[sage]:2013/04/03(水) 23:08:31.48 ID:d97ZXq2R - クラミジアは正確には性器クラジミア感染症といい、
国内では最も感染する可能性が高い性病といわれています。 一説では感染者数は100万人以上ともいわれているのですが、 未成年の若い方でも10%程度は感染者がいますので、 感染に気がつかない方も含めれば非常に大きな数になります。 この病気は身体の粘膜にクラミジアトラコマティスと呼ばれる 原因菌が存在しており、男性の場合の感染部位は“咽頭、尿道” で女性は“膣内”となります。こうした粘膜部分には“精液、 膣分泌液、唾液”などがありますので、粘膜同士の接触は 避けなければなりません。 主に性交渉やオーラルセックスで感染する可能性が高く、 そればかりではなくディープキスでも感染する場合が考えられますので、 いずれも気楽にするものではありません。
|
- 上野クリニックってどうなのよ
7 :名無しさん@Before→After[sage]:2013/04/03(水) 23:11:18.20 ID:d97ZXq2R - 器ヘルペスは、男性では、性器クラミジア、
淋菌感染症についで三番目に患者が多く、 女性では、性器クラミジアに次いで二番目に患者の多い、 性感染症として重要な疾患である。1980年代に アメリカで急激に増加し社会問題化したが、 その後のAIDSの登場により、忘れ去られてしまった。 日本では1987年より厚生省による定点観測が 開始され患者報告件数は横ばいであるが、その数は無視できない。 性器ヘルペスの患者を年代別に見ると、 他の性感染症にいえるような性活動が活発な 若年層に感染者が偏るのではなく、20代〜40代まで ほぼ同数が報告されている。
|
- 上野クリニックってどうなのよ
8 :名無しさん@Before→After[sage]:2013/04/03(水) 23:12:18.48 ID:d97ZXq2R - 発症にはHSVに初めて感染したとき、
既に潜伏感染していたHSVの再活性化によるときの 2種類あるが、一般的に前者は病巣が広範囲で症状が強く、 発熱などの全身症状を伴うことが多いが、 後者は症状が軽い。初めて症状が現れた場合を 「初発」といい、初めて感染した場合には「初感染」 と呼ぶが、感染したときは無症状であっても、 全身的あるいは局所的な免疫能が抑制されたために 潜伏していたHSVが再活性化された症状が初めて 出現する場合があり、これを「非初感染初発」 と呼ぶ。更に、初発ののち症状の出現が繰り 返されることが多く、「再発」あるいは「回帰発症」と 呼ぶ。ときにHSVは、性器に病変を形成することなく、 男性では尿道に、女性では子宮頚管に排泄されることがある。 感染源となった性行為のパートナーに症状がないことも しばしばみられる。しかし、病変が非常に小さいため、 患者も医者も気付いていないこともある。このような 潜伏感染と再活性化という独特なHSVの自然史が、 性器ヘルペスウイルス感染の蔓延に大きく関与している。 現在までに開発された抗ヘルペスウイルス薬は、 増殖しているHSVの増殖抑制には有効であるが、 潜伏感染しているHSV DNAの排除には無効である。
|
- 上野クリニックってどうなのよ
9 :名無しさん@Before→After[sage]:2013/04/03(水) 23:13:22.75 ID:d97ZXq2R - 外陰部に浅い潰瘍性や水泡性病変を認めた場合は、
性器ヘルペスを疑う。病変の数は、初発では 数個から多数あり、広い範囲に及ぶこともあるが、 再発では一般に少なく、限局性で、大きさも小さく、 ときにピンホール程度のこともある。外陰部に 潰瘍性病変を形成する疾患は多くあるので、病原診断を行う。 HSVの分離培養法が最も良いが、時間と費用がかかる。 塗抹標本を用いて蛍光抗体法によるHSV抗原の証明などによって 診断するのが実際的である。ただし、感度が悪いのが欠点である。 PCR法は鋭敏であるが、臨床的評価が定まっていない。 血清抗体による診断は、初感染では、急性期では陰性で 回復期になって初めて陽転するので、回復期にならないと 診断できないし、再発や非初感染初発では、抗体価が発症時から 検出され、回復期における上昇がないことも多いので、 診断には役立たない。ただし、初感染ではIgM分画の抗体は 7〜10病日には出現するので、病変が治りかけで 病原診断が難しいときは、診断に役立つことがある。 HSVの型を調べておくことは、再発の予後を推定する 上で有用である。わが国では初感染例でHSV-1が 検出されることが多いが、再発の殆どはHSV-2が検出される。 HSV-2に感染した例は、HSV-1に感染した例に比べて再発の頻度が高い。
|
- 上野クリニックってどうなのよ
10 :名無しさん@Before→After[sage]:2013/04/03(水) 23:14:43.90 ID:d97ZXq2R - @性行為のパートナー数が多いほど感染機会が多くなるが、
HSVに対する抗体を保有していれば、発症する頻度は低い。 また、アトピー性皮膚炎患者などのバリアー機能が 低下している者や、外陰部に皮膚炎などの病変を持つも者は、 感染しやすい。固定したカップル間での感染率は、 1年間に約10%といわれている。男性が性器ヘルペスにかかって、 女性にHSV抗体がない場合は、約30%に感染するといわれている。 A性器ヘルペスの患者は、パートナーをも含めて、 抑制療法中であっても、コンドームの使用が進められている。 しかし、再発は、肛門、殿部、大腿部などにも起こりうるので、 コンドームの使用だけでは完全に防止できない。 B難治性の場合は、エイズなどの免疫抑制状態を考慮する。 まれにアシクロビル耐性のHSVの報告があり、この場合は、 作用機序の異なるフォスカルネットで治療すると良いという報告がある。 C初発における初感染と非初感染初発の鑑別は、急性期にHSVに対する IgG抗体が、前者では陰性で、後者では陽性であることによって行う。 D血清抗体により、感染しているHSVの型を決めることは、 抗原としてHSVのエンベロープのglycoprotein Gを用いることにより 可能となったが、感度や検出効率に問題がある。ELISA法では、 約3週間で95%の者が陽性化する
|