- 【政治】慰安婦問題で「おわびの手紙」拒否 安倍首相を河野洋平氏が批判 ©2ch.net
238 :あなたの1票は無駄になりました@無断転載は禁止[]:2016/11/26(土) 00:22:56.36 ID:fizRxpE/0 - 皆さん、河野洋平さんをあんまり責めないでくださいな。
ワタシはいわゆるネトウヨですが、ちょっと可哀想な感じもしています。 1993年に河野談話が発表された直後に「ケシカラン」と言った人はいませんでした。 河野談話に対する疑問や批判は、その後の事実関係整理作業の進展に伴い、徐々に高まっていったものです。 慰安婦強制連行の有無について学術的な決着が付き、強制連行は無かったと断定的に言えるようになったのは2000年頃のことです。 それまではネトウヨのワタシを含め、多くの保守派の人々も「ホントはどうだったのだろう?」と半信半疑の状態だったのです。 1992年頃、保守派論客の代表格、渡部昇一氏も「慰安婦強制連行があったのかも知れないが・・・」という主旨の発言をしてました。 河野談話は、事実確認が不十分で、結果として不適切であった、というのはその通りです。 その場を取り繕うために見切り発車してしまったのでしょう。しかし、現在、河野氏に向けられているのは、「後智恵批判」であると思われます。 1993年当時は、加害者側証言(後に嘘と判明した吉田証言)と被害者側証言(後に信憑性に疑問が持たれる慰安婦証言)が一致しており、 河野氏が見切り発車的な強制連行発言をしたとしても無理もない状況でした。 石原官房副長官(当時)などの話によると、韓国政府から「認めれば、今後、問題にしない。」と持ちかけられ、それを信じてしまったようです。 結果としては韓国にだまされた形です。政治家として軽率であったかもしれませんが、当時の河野氏は、これで問題解決になると考えたのでしょう。 冤罪事件などで自白を強要されるパターンに良く似ています。「犯行を認めれば刑を軽くする」と言われて、ウソの自白をしたようなものです。 もしワタシがその立場にいたら、事実無根の内容でも認めてしまうかも知れません。ある意味、河野氏は自白強要冤罪事件の被害者とも言えます。 談話を発表した時、河野氏は独裁的な権力を持っていたのでしょうか?いいえ、近現代の日本では独裁者なんていません。 河野氏も、当然、各方面に根回しをして事を進めたのです。周りの人々(自民党の保守派を含む)もそれを了解していたのです。 もし、当時の官房長官が河野氏ではなく、他の自民党の人でも同じような経緯になったことでしょう。 河野氏ひとりを非難するのは不当です。特に宮沢総理を差し置いて河野氏のみを批判するのはまったく理解できません。
|
- 【政治】慰安婦問題で「おわびの手紙」拒否 安倍首相を河野洋平氏が批判 ©2ch.net
239 :あなたの1票は無駄になりました@無断転載は禁止[]:2016/11/26(土) 00:23:25.18 ID:fizRxpE/0 - 皆さん、河野洋平さんをあんまり責めないでくださいな。
ワタシはいわゆるネトウヨですが、ちょっと可哀想な感じもしています。 談話が発表された1993年は、冷戦終結直後で当時の政治状況や人々の意識にはまだ冷戦構造の名残がありました。 河野氏の所属していた自民党は、共産主義に対抗するため韓国との協力関係維持が重要という認識を持っていました。 1990年代には依然として北朝鮮を支持する勢力が日本国内に少なからず存在していたのです。北朝鮮支持派が激減したのは2002年頃です。 1993年時点では韓国から多少の理不尽な要求があったとしても大目にみてあげるのが保守派として「大人の対応」と考えられていたのです。 ネトウヨのワタシもそう考えていました。(当時はネットはありませんでしたが) 今日の観点からすればおかしいように思えるかもしれませんが、1993年には1993年の価値基準があったのです。 当時は共産主義を封じ込める大目的のため、細かいことは気にしないという風潮があったのです。 韓国のワガママな主張にお付き合いしたのは河野談話が初めてではありません。 今日の感覚からすれば異常とも思えるほどですが、当時は韓国に配慮するのが当然と考えられていたのです。 1995年、当時の江藤総務庁長官は「植民地時代に日本は悪いこともしたが、良いこともした」という発言で長官を辞めました。 1986年、当時の藤尾文部大臣は「日韓併合は日本だけでなく韓国側にも責任がある」と発言し大臣を罷免されました。 当時は、政府内・自民党内も含め全般的に韓国の主張する歴史観への迎合を強要するような空気が支配的だったのです。 さらに冷戦状況下として時間軸を広げてみれば、 1980年の光州事件は、民主化運動弾圧・市民大量殺害事件でしたが、保守派はほとんど非難の声をあげませんでした。 1973年の金大中氏拉致事件は、日本の主権を侵害する国家犯罪でしたが、保守派はあまり強く抗議しませんでした。 当時の保守派の対応は「確かに問題ではあるが、あまり騒がないようにしよう」というものでした。 問題を大きくすれば、北朝鮮・共産勢力を利することになったからです。ワタシもそれに納得していました。 このような状況の中で河野談話が出されたということを、ぜひ、忘れないでいただきたいものです。 ワタシと同じ中高年のネトウヨ・保守派のみなさん、自分自身が当時どうだったか思い出してください。 若いネトウヨ・保守派のみなさん、昔には昔の事情があったのですよ。
|
- 【政治】慰安婦問題で「おわびの手紙」拒否 安倍首相を河野洋平氏が批判 ©2ch.net
240 :あなたの1票は無駄になりました@無断転載は禁止[]:2016/11/26(土) 00:23:47.87 ID:fizRxpE/0 - 皆さん、河野洋平さんをあんまり責めないでくださいな。
ワタシはいわゆるネトウヨですが、ちょっと可哀想な感じもしています。 河野談話の内容についても、いろいろ批判があるようですが、 一般論として売買春は不道徳なことであり、また人権侵害を伴うものです。 これに日本が組織的に関与したという点に反省の意を示すことは必要だと思います。 韓国や米国も軍による組織的買春を行いましたが、反省の意は示されていません。 反省しない米韓両国に比べ、河野談話は日本の高い道徳性を示していると言えます。 河野談話の「官憲等が直接これに加担したこともあった」という文言も、 白馬事件のような個別事象を指していると解釈するのであれば間違っていません。 河野談話には強制連行の認否について誤解を招きやすい部分があり、この点が不適切でしたが、 現在では「旧日本軍が朝鮮において組織的な慰安婦強制連行を行った事実は確認されていない」 というのが既に日本政府の公式見解となっています。 2007年の第一次安倍内閣の閣議決定と国会答弁で表明されており、現在も有効なものです。 慰安婦強制連行については、国際的に誤解が広まってしまった状況ですが、これをどのように解消するかが今後の課題になっています。 このためには河野談話を単純に否定するのではなく、売買春の不道徳性・人権侵害性に関する反省表明部分は継承しつつ、 事実として強制連行は行われなかった点を、冷静に継続的に情報発信するのがよいものと考えます。 強制連行事件の資料が存在しない点、事件現場の町や村が特定されていない点、被害者家族がいない点などの事実が広く知られれば、誤解は解消されるものと思います。
|