- 今こそ憲法改正が絶対必要だ!
74 :名無しさん@3周年[]:2018/11/09(金) 14:35:51.55 ID:CIACHtvp - スレッドを投稿した者です。荒れていますね…
このスレッドは、政治の議論をしてほしくて投稿したわけではありません。 付随的違憲審査制という制度が人権侵害の法令等を無効にしづらい制度だということを周知させる目的で投稿しました。 5ちゃんねるは、すぐに荒れるし、良識のある者、専門的知識や常識がある者が少ないという認識(自分の専門とする分野の掲示板も内容は低レベルでした)なので普段は5ちゃんねるなど見ないのですが、 憲法改正の議論が国会でもされるようになり、国民の憲法への興味が少しは出てきているだろうと察して、現代的でない違憲審査制というものについて知ってもらいたくて投稿したのです。 聞いた話によると専用のアプリがあって簡単に投稿したり見たりできるんだとか…俺はいまWebブラウザで投稿しています。 上記の投稿内容をやや引用すると、個人主義が重んじられ人権を尊重するという思想(法の支配)では、これを侵害する法令等は、そもそも立法されてはいけないし、 立法された場合はただちに無効にできなければいけないという立憲主義という考え方が近代国家の常識です。 ドイツなどでは、日本より発展しており、人権を侵害するだろう法令等が立法されたら、どこの誰だろうと具体的な事件が起きていなくても、誰も迷惑を被っていなくても、憲法裁判所等に訴えを起こして無効にすることができます。 これを抽象的違憲審査制といいます。 しかし、日本やアメリカが採用している付随的違憲審査制は、具体的な事件が実際に起きて、その当事者にならなければ、法令等に違憲を主張する当事者適格が得られません。 人権侵害の法令等が立法されてしまったら、具体的な事件が起きて、誰かが当事者になって最高裁まで争って、最高裁判事を納得させて違憲の判決を得るまでは、有効に国民に影響を与えます。
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75 :名無しさん@3周年[]:2018/11/09(金) 14:43:21.75 ID:CIACHtvp - 違反したら罰せられてしまう法令、たとえば、「カフェインには覚醒作用がある!お茶も覚せい剤だ!お茶禁止法を制定する!」といって国会で、お茶を飲んだら懲役5年」みたいなお茶禁止法が立法されてしまった場合は、
懲役刑を受けるのはみんな恐ろしいため、お茶を飲む人はいなくなるでしょう。 そうすると、心のうちでは「お茶禁止法なんて憲法違反なのになあ」と思っていても、お茶禁止法に違反して、逮捕され起訴され刑事裁判にかけられ、かつ、「わたしはお茶を飲みました。罪を認めます。反省しています」 などと自白せずに、逮捕時から罪を認めずに無罪を主張して最高裁判所まで争って、最高裁で違憲判決を得る… ということをしないかぎりは、いつまでもお茶禁止法は存在し続けてしまうことになります。いまの日本がこのような状態にあります。 日本国憲法では、人権尊重を厳重に規定し、これでもかというほど人権を侵害するなと述べています。自由主義(新自由主義ではない)・個人主義を明確にかかげ、憲法に違反する法令等は効力を持たないと。 だとすると、そもそも人権侵害の法令等ははじめから無効であり、憲法は最高法規だと明記されており、そのような人権侵害の法令等は立法さえされてはいけないのに、 (最高裁まで争って無効になるまでは有効にしてしまうなど)1日でも有効に効力を働かせることになる事態になるのは、論理的におかしいですよね。 しかし、付随的違憲審査制を採用していると判断した日本では、憲法の趣旨に反した、このような状況を社会に生み出すことになってしまっています。 そもそも、付随的違憲審査制が採用されていると判断される根拠となった警察予備隊違憲訴訟の最高裁判決も、当時はアメリカGHQからの要請が強く、 警察予備隊を憲法第9条に違反するという判決を最高裁が下すことは現実的ではありませんでした。 アメリカや日本の政治家からの強い圧力等もあったのでしょうが、警察予備隊に違憲判決を出すことが事実上できなかったこともあり、抽象的違憲審査制は排除されました。 最高裁の判例(レイシオ・デシデンダイ)を読んでみるとわかりますが、付随的違憲審査制を日本国憲法が採用していると結論づけるには無理があると感じます。 付随的違憲審査制は、当時の社会情勢から鑑みて、最高裁がその立場をとったのは「仕方がなかった」と考えています。
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76 :名無しさん@3周年[]:2018/11/09(金) 14:57:59.35 ID:CIACHtvp - 俺はみなさんにこの制度を、まず知ってもらうことで、海外の抽象的違憲審査制と比べてもらうなどして、この制度はおかしいよなと思ってほしかったため記事を投稿しました。
政治議論をしてほしくて投稿したわけではありません。 民主主義の話が出ていますが、自民党や公明党が当選してるのは、民主政治が実現しているというよりも、政治に無関心な若者、政治の知識がない成人などが増えて、どこに投票していいのかわからない、という者が増えたためでしょう。 多くの者がこう言います…「政治家がわかりにくいから投票する所を選べないんだ」と…しかし、政治家が政治をわかりやすく説明してくれることはありません。 政治家に政治をわかりやすく説明させる義務を負っているのは国民です。 福沢諭吉は、学問のすすめでこう言っています… 「愚かな民の上には厳しい政府があるとするなら、良い国民の上には良い政府がある、という理屈になる。 今この日本においても、このレベルの国民だから、このレベルの政府があるのだ」と。 今の日本が投票率が低く、国民がみな幸せではないのは、国民のレベルが現在のようなレベルだからといえます。 現在は自民党や公明党が与党で勢力が強く、彼らは新自由主義という小さな政府化を目指す政党ですから、このような社会であれば、 国民を幸せにするための法令等が作られる可能性は低く、不幸にする法令等は容易に立法されてしまいます。 そうなると、それを一部の良識ある国民でもいいので、無効にしたり、逆に、こういう法律を作らないのはおかしい!(立法不作為)と社会をより良くして国民の幸福のために訴えていかなくてはなりません。 付随的違憲審査制では、それは困難です。具体的な事件の当事者にならなければ、それを訴えていく適格(当事者適格)がないと門前払いされてしまうからです。 国会は、法令等を廃止する廃止法案によって法令等を廃止することができます。 政権交代等で国会議員が廃止法案によって法令等を廃止することはできますが、立憲主義と民主主義の性質は相容れないものなので、あまり現実的ではありません。 上記に書かれてますがマーヴェリー対マディソン事件で、権力分立の重要性を明らかにし、司法によって他の権力を監視、是正しなければいけないと確かに述べています。 これが違憲審査制の発祥です。
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77 :名無しさん@3周年[]:2018/11/09(金) 15:10:55.96 ID:CIACHtvp - アメリカは厳格な三権分立です。日本は違います。立法をする国会議員と行政をおこなう内閣の議員はほぼ共通です。
ざっくり言ってしまうと「グル」ですよね。 そんな中、その権力の暴走を食い止めることができるのは、「司法」だけです。 ですから、司法はこれらの権力を牽制し、是正できるほどの力を持っていなければバランスを欠くことになります。 現在の付随的違憲審査制、すなわち司法消極主義では、立法と行政があきらかに肥大化しており、権力分立が正しく実現しているとは言い難いわけですね。 アメリカも付随的違憲申請を採用していますが、国民の人権は守られることが多く、人権侵害の法令等も無効にする手段が豊富です。 アメリカは、日本と違って、いくつも「州」があり、州によって法律が違うことが多くあります。 国民投票なども実施されています。 州によって、法令等の違憲を主張できるし、また、日本と違って、公共訴訟のルートが豊富なため、付随的違憲審査制でも、そちらのルートを駆使することで、人権侵害の法令等に憲法違反を訴えていくことが可能です。 日本と違って、確認訴訟という種類の訴えも当事者適格が認められる範囲が広いです。 アメリカ最高裁の判断は、三段階に分かれており、最厳格の審査では大抵の場合、政府側が敗訴、つまり法令の違憲性が決定し原告が報われることがほとんどです。(strict scrutiny・intermediate scrutiny・rational basis) 日本はそのように豊富な手段や裁判所の基準等が用意されていないし、まったくアメリカとは違うんです。 このような日本の状況では、国民は幸せになれないと感じます。 未来の日本人のことを考え、未来の日本のことを思えば、付随的違憲審査制は「時代遅れの古い制度」だと思えてなりません。 憲法を改正する議論が政治家でおこなわれていますが、このような根本的な部分を改善するような改正が、日本の未来のために必要ではないのか?ということをみなさんに伝えたくて投稿したのです。 政治の議論をして、誹謗中傷をしあったりしてほしいわけではありません。 政治の議論がしたいなら、政治の議論をするスレッドで思う存分してください(笑) では、失礼します。たぶん、またしばらくここには来ません。 みなさんにこの国の未来のことを真剣に考えてもらえれば幸いです。憲法制度はとても重要ですよ!
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81 :名無しさん@3周年[]:2018/11/09(金) 19:37:03.02 ID:CIACHtvp - ブラウザ入れると見やすいよと言われて入れてみたら、すごい見やすいですね。あ、スレッド立てた者です。
投稿すると上に表示される仕組みなんですねえ >>78 法の不遡及の原則は、主に刑罰法規についていわれているものです。 実行時に適法だった行為を、遡って適用して罰することを禁ずることと、違憲審査制の問題点はまったく関係ありません。 >>みなさんへ あ、それと、俺は、みなさんとこのような(政治的)議論は極力しません。 みなさんは、こういう発言を見ると、自分の思想や価値観に基づいて発言したくなるかもしれません。 つまり、投稿した者とコミュニケーションを交わそうとしていますが、俺はみなさんとコミュニケーションを交わしたいと思っていません。 とても失礼な言い方ですが、みなさんは俺とコミュニケーションを交わせば、得るもの、気づくものがたくさんあるでしょう。 しかし、俺はみなさんとコミュニケーションをどれだけ交わしても、得るものなどないのです。 こうした話をしたいときは、友達や知り合い、憲法学者、弁護士や社会学者の知り合い、市議会議員など、会話を交わすことで 明らかに双方見聞を深め合い、得るものがある者達と真剣に議論をしています。 こうした場でいくら口論や議論をしても時間のムダです。 そのような時間を無駄に浪費するのであれば、その時間で興味関心のある本を読んで知的好奇心を満たしていた方が、はるかに自分を成長させることができる。 したがって、俺の発言や誰かの投稿に対して、それは違うとか、それはおかしいとか投稿することは無意義です。 やめてください。正直言うと、それに対して反論あるいは論証するのが面倒くさいです。 その投稿が間違っていた場合、それを放置すれば、読む人がそれを真に受けるというのは大いに有り得る話です。 ましてや、5ちゃんねるには、バカしかいないと言われていて、少し覗いてみても、どうやら誹謗中傷し合ったり口論にすぐ発展したり、そういう人だらけのようだ、 と感じたものの、それでも、これはみんなに知ってもらいたいと思って付随的違憲審査制に対する問題提起を投稿したのです。 いつまでもこんな制度を採用しているのは問題だぞ、とみんなにわかってほしかったわけですね。 一方的に情報発信しただけなんです(笑)
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82 :名無しさん@3周年[]:2018/11/09(金) 19:53:55.66 ID:CIACHtvp - 俺も30代なので、そこそこの年齢ですが、多くの者が20代後半から頭が固くなり、新しい発想や思想、考え方などを受け入れることが難しくなります。
30代以降であれば、その者の常識や価値観などは、はるか昔の10代の学生時代に身に着けた知識に依存するところも大きいでしょう。 就職の為に受験勉強をしてきたような者であれば、もうそうした知識など忘れている者もかなりいるはずです。 常日頃から、読書を重ね、成長し続けているような者であれば、柔軟な思考が維持できますが、多くの者がそうではありません。 ましてや、このような掲示板で言い合いをしたり、ずっと画面とにらめっこしていたりする者が、想像力豊かで論理力も磨かれているとは到底思えません。 実を言うと俺は、どちらかと言えば理系です。 しかし、自然科学のほか、司法試験に合格する程度ではないものの、法学部卒業程度レベルの法学の教養はあり、その他、政治思想や社会科学の教養も備え、 いまでも20代の頃から、とある大学に在籍していて、常に学び続け自分を成長させているところです。 したがって、このような、相手がどの程度の教養や知性を備えているかわからない場で議論するのは無意義です。 みなさんも、このような場でいくら相手と口論をして、仮に相手を言い負かしたとしても、それは勝ったことにはなりません。 意見や考え方が対立したら、その時点で、もう双方が和睦して同じ思想に行き着くことは、まず少ないでしょう。 高齢になればなるほど、頭が固くなっていき、自分の価値観や知識を否定するような知識や考えに対しては、それを認めてしまうと、それまでの自分を否定することになるので、 どうあっても反発する気持ちが生まれ、そこで正しいことが語られていても受け入れることができなくなります。 心理学では認知的不協和の解消といいます。 年をとると、ようするに保守的になるんですね。 そのような人達がここにはたくさんいるんでしょうから、それは間違いだー!戦争法案はダメだー!国防軍が必要だー!などと議論しても、まず無駄です。 そうした自分の声を社会に届けたいのであれば、相応の手続きをするべきです。 議員を通して国会で議論をしてもらうように請願するとか、請願のための署名に参加するとか… よって、こうした場で政治的議論をすることは、避けるべきです。無益です。
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83 :名無しさん@3周年[]:2018/11/09(金) 20:13:40.78 ID:CIACHtvp - あと、俺の発言、特に付随的違憲審査制がどのような弊害を社会に与えているか、本当にこの人の言うような状態に今日本はなっているのか等、
そういう事に疑問を持ったのであれば、ここに投稿して反論するのではなく、図書館に行って調査研究するとか、憲法学者に会って話を聞くとかしてください。 このような場にいる者は、おそらく多くの者が、そうした教養のない者です。 他のスレッドを少し見るかぎりでも、右翼死ねとか左翼は売国野郎だとか、そのような低レベルな論争ばかりですから。 そのような者達とどれだけコミュニケーションをしても自分は成長しないどころか、どんどん自分がバカになっていきますよ。 俺は、憲法改正が必要だ!と言っていますが、それは日本国民みんなが、未来の日本国民さえも幸せにするような改正が必要だという意味です。 9条を改正して戦争が起きてしまうなら改正しない方がいいし、9条は触れずに他を改正することだってできるはずです。 憲法に軍隊を明記して軍事力を強化するにしても、それで戦争が起きてしまうのではないか?政治家が勝手に戦争をはじめてしまうのではないか? と国民が不安なのであれば、海外での軍事行使については国民投票をおこない等いくらでも方法はあるはずです。 9条は特に思想が分かれるところなので、熱く口論しあっても無駄です。 俺は新自由主義には反対だけど、小さな政府を目指し、果ては夜警国家にして税金は福祉や教育や医療、社会問題の是正のためなどには当てずに全て軍事に使えという思想の人もいるでしょうね。 しかし、近代ヨーロッパ等の先進国が目指している国家像、彼ら国民が理想とする国は、社会民主主義であり、フランス革命等を経て、それらを実現したスウェーデンやデンマーク等の北欧諸国やベネルクス等の 政治体制の国ができあがり、世界一幸せな国と呼ばれるにまで至っています。 だとすれば、やはり個人主義は大切。 個人主義を実現するために、国民は国家と社会的に契約を結び、国家に権力を譲渡しているのだから、 国民は、国家に積極的に司法からも人権擁護や自由、平等などの実現を訴えていく制度は充実していなければいけないと考えます。 このあたりを、みなさんに深く考えてほしくて、「法律作っちゃえば、無効にされるまでずっと有効になる現状ってどうよ?」と言ったわけですね。 では失礼。
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