- ●日本型国家社会主義から市場競争社会へ●
386 :名無しさん@3周年[]:2011/12/07(水) 21:53:50.38 ID:WdApjlpJ - ★医師会はなぜ混合診療をいやがるのか 1
池田信夫blog part2 2011年11月09日 02:28 経済 TPPについては、あす野田首相が参加表明する方向で固まったようだ。農協が反対するのは「またか」 という感じだが、わからないのは医師会が入り込んできたことだ。きのうの報道ステーションで、 日本医師会の原中会長が「TPPで混合診療を認めたら国民皆保険が崩壊する」と言っていたが、 いったいこれはどういう因果関係なのか。 混合診療とは「保険診療に自由診療を併用すること」だが、厚生労働省はこれを禁止している。 患者が希望して保険外の高度医療を受ける場合には、保険診療の分もすべて自己負担になるのだ。 この規制は健康保険法にも定められておらず、違法の疑いがあったが、先月26日、最高裁は厚労省の 主張を認める判決を出した。 何のために、こんな世界にも類のない規制をしているのだろうか。医師会は「混合診療を認めたら、 金のある人だけが高度医療を受けられるようになって格差が広がる」と主張しているが、そんなことは ありえない。必要な高度医療の多くは保険でカバーされており、自由診療で受けるのは海外で 開発されたばかりの技術など特殊なものに限られる。自分の意思で保険外のサービスを受けることを 禁止する理由はない。 医師会のもともとの理由は、混合診療で高度医療が認められると、開業医の市場が奪われることを 恐れたためだった。しかし開業医のほとんどは保険外の高度医療なんかできないのだから、混合診療を 解禁しても彼らのビジネスに影響はない。農産物の関税と同じで、影響のない規制改革を恐れる 被害妄想なのだ。
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