- 日本国憲法無効論
132 :名無しさん@3周年[]:2011/11/12(土) 10:43:57.76 ID:t1MjXdw7 - >>123
>>124 主権の定義と言えるかは分かりませんが、国家が国家として独立・自立した状態で、 且つその国が存続する為に必要な権利の総称の事だと理解しています。 国の存続に必要な権利ですからその効力は国内は勿論、 国外(外交)に対しても有効でなくては意味がいないと思います。 「主権国家」という言葉は外交等で対外的な意味で使われる事が多いです。 国内向けに発信する言葉として使うケースはそれ程多くは無いと思います。 この事からも主権とは国家が自立する為の基本的権利と考えても差し支えは無いと思います。 一方、国権とは国を統治する為に国家(政府)が使う国内向けの権力と理解しています。 「国権を発動する」と言った場合、それは国内(国民)に向けた言葉になりますが、 外国に向けた言葉として使われる例は無いと思います。 逆に「主権を発動する」とは普通は言いませんし、仮に言ったとしても意味が曖昧です。 これらの事を併せ考えれば、 ・主権 = 独立・自立した国家が持つ、国際社会でも認識された国家の基本的権利 ・国権 = 独立・自立した国家が国内を統治(支配)する為の権利 であると言えると思います。
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- 日本国憲法無効論
133 :名無しさん@3周年[]:2011/11/12(土) 11:10:10.14 ID:t1MjXdw7 - >>125
かなりの誤解をされているようです。 まず、私は学者が基準とは一言も述べてはいません。 私が例に出した自衛隊の合憲・違憲判断は学者だけが気付く問題ではありません。 日本国憲法の第9条を習った事のある者なら、誰もが気付く可能性のある問題です。 恐らくは日本国民の大多数がこの自衛隊の問題は認識しているものと思われます。 このように不特定多数の国民が疑問に思うような条項が不備であり欠陥であると述べているのです。 加えて日本国憲法では国民主権を謳っています。 主権者たる国民が疑問に思う条項は、国家の指針たる憲法として不備があるとは思いませんか? 次に、私は日本国憲法が無効であると述べていますが、 そのまま直ちに大日本帝国憲法を有効・再施行せよとは述べていません。 その事は>>121でも述べています。 色々な意見を述べてくれる事は有り難い事なのですが、 もう少し私の論点を理解し、整理して頂けると助かります。
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- 天皇制廃止
164 :名無しさん@3周年[]:2011/11/12(土) 11:33:52.55 ID:t1MjXdw7 - 自己責任を伴わなければ自由とは言いません。
それは単なる自己中心の我儘です。 現在の日本は自由すぎると言うより、我儘が横行しているだけと言えるでしょう。
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- 日本国憲法無効論
137 :名無しさん@3周年[]:2011/11/12(土) 14:09:46.27 ID:t1MjXdw7 - >>134
まったく以って仰る通りです。 そもそも私が日本国憲法無効論を推すようになったのは、 占領憲法という言葉を知った事に端を発します。 それまでの私は日本国憲法に疑問を持った事はありませんでした。 しかし、占領憲法という考え方を調べていくうちに幾つもの疑問が湧いてきました。 その中の1つが日本国憲法第9条に関する部分です。 話の流れで第9条を持ってきましたが、恐らくこの問題が無効論を考える上で 比較的分かり易い例えだと思ったからです。 特に第9条だけに拘るものでは無い事をお断りさせて頂きます。 それと私自身の考えとしては、結果的に大日本帝国憲法の一部が復活する形になったとしても、 それは結果に過ぎず、本来の目的は今一度日本の将来と国体を見つめ直す事にあります。 ですから、大日本帝国憲法に拘ると言うより新憲法の樹立を目指すと言う方が近いです。 特に近年はAUの成立に始まり、APECや昨今のTPP加入問題、 対日・対米に於ける中国の貿易摩擦や中東諸国の民主化運動、 更には沖縄米軍基地問題や尖閣問題に見られる国土防衛や領有権等の諸問題、 国内に於いても小泉内閣以降は約1年で首相がコロコロと変わる体たらく等々… 日本国憲法が作成された当時と比べて明らかに世界状況も国内の現状も、 日本人の考え方も、経済や技術レベルも、あらゆるものが激変しています。 そうした変化を踏まえ、日本が国家として少しでもより良くある為には、 今一度、国の行く末を真剣に考えるべきだと思っています。 その為には日本が進むべき指針が必要となります。 その指針こそが国体であり、国体を肉付けするものが憲法であると考えます。 その憲法が成立時点から疑問だらけであるならば論外です。 故に日本国憲法無効論を推す事によって、国体や憲法を考えてみたいと思っています。
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- 日本国憲法無効論
150 :名無しさん@3周年[]:2011/11/12(土) 20:47:28.84 ID:t1MjXdw7 - >>138
仰っている事は分からなくもないのですが、 日本国憲法を有効とすると、それはそれで齟齬も出てくる部分があるのです。 それは国体です。 日本国憲法を有効としてしまうと戦後に国体とされたものの肯定に繋がります。 それは私の考えている事から見ると甚だ具合の悪い状況を招いてしまうのです。 ここで誤解をされないように予め断っておきたいのですが、 私は天皇親政については慎重に検討すべきとの考えを持っていますので、 大日本帝国憲法で謳われた天皇の大権が必ずしも必要不可欠であるとは考えてはいません。 しかし、国体を考えるという事は即ち天皇について考える事でもあります。 先程の話に戻しますと、日本国憲法を有効と認めてしまうと、 現在の象徴という立場が、殆ど議論にならないまま追認されてしまう可能性があるのです。 それでは国体をも考えるという私の提案自体が意味を無くす可能性があるのです。 日本国憲法の下では、天皇は日本の国家元首と解釈する事も可能との説がありますが、 一方では天皇は元首とは言えないとする説もあります。 これも又、国家元首を定義していない日本国憲法の不備の1つと言えるでしょう。 元首の問題に限らず、天皇とはどういう立場なのか? 或いは、どういう立場である事が国内外問わず、又、将来的にも望ましい形なのか? 歴史や伝統を踏まえた上で、日本国や政治との関わりや、国民との関わりや、 更には諸外国との関わりも含めて、どのような在り方が天皇として相応しいのか? そうした事を議論し、考えて行く為には日本国憲法を肯定する訳にはいかないのです。
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- 日本国憲法無効論
152 :名無しさん@3周年[]:2011/11/12(土) 21:05:59.73 ID:t1MjXdw7 - >>138
補足になりますが、無効な政府の可能性についての私見を述べます。 仰る通り、憲法を無効とした場合にその国の政府の正当性にも疑問符が付くのは分かります。 多少、苦しい解釈とは自覚していますが、終戦から現在に至るまでの日本政府を、 敗戦処理から日本の復興までを担ってきた「臨時政府」と位置付ける事を提唱します。 そうする事によって、日本国憲法を戦後の混乱期を統治し、 復興の一助にもなった暫定国内規範であったとする事も可能になります。 場合によっては各種法令も暫定処置として有効であったとする事も可能かと考えます。 いずれにせよ暫定のものですので、その役目はある時点で終了となります。 加えて暫定のものを憲法と偽り、今尚有効としている事にも大きな問題があります。 このように考えれば日本国憲法無効論と言っても大きな間違いでは無いかと思います。 或いは、日本国憲法”失効論”と言った方が良いかもしれませんが(笑 しかし日本国憲法と言われているものは、その成立背景からして曖昧なものですから、 やはり無効論と言った方が私としてはしっくりくるのです。
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- 日本国憲法無効論
154 :名無しさん@3周年[]:2011/11/12(土) 21:24:59.63 ID:t1MjXdw7 - >>149
多少、違う部分はあるかも知れませんが、 終戦から現在まで暫定政府が統治してきたと解釈すれば、 確かに閣議決定を行うだけで日本国憲法を無効とする事は可能かも知れません。 これは非常に示唆に富んだご意見だと思います。
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