- 日本無条件降伏なら、北方領土返還を口にするな!
111 :だつお ◆t0moyVbEXw []:2011/10/14(金) 20:09:58.81 ID:LTOrEqKU - 結局のところ無条件降伏論に立脚している限り、日露和解は未来永劫にわたって不可能となる。
無条件降伏論に立脚するのなら北方領土返還論は法的根拠が全く無いただの民族的主張となり、 百万言を費やして叫び続けても1ミリの領土も返っては来ず、日露関係を悪くするだけとなる。 かといって北方領土の放棄を宣言することもできず、看板だけを掲げた状態が延々と続く。 >>109 >国際法上の上では日本は無条件降伏しているんだから 『吾等ノ決定スル諸小島ニ局限セラルベシ』 ロシア流無条件降伏論では「国後、択捉、歯舞、色丹は、いずれも現在すでにソ連領の一部となって おるもの」と解釈され、アメリカ流無条件降伏論では「択捉、国後両島は、常に固有の日本領土の一部」 と解釈される。だがいずれにしてもわれらの北方領土は、日本のわれらの北方領土に非ずということ。 『吾等ノ決定スル諸小島ニ局限セラルベシ』 カイロ宣言に無条件降伏と書いてある、だから無条件降伏論でずっと通すのだということなら、 国後、択捉、歯舞、色丹いずれの島も『吾等ノ決定スル諸小島』であり、それらに関しては、 日本の側からの異論を一切受け付けられないということになる。『吾等ノ決定スル諸小島』に対し、 日本の側からの異議申し立てが通ってしまったら、それは無条件降伏では無くなってしまう。 だから無条件降伏をしたということなら、直ちに北方領土返還論を取り下げろ! 逆に北方領土返還に拘るなら、まず日本は無条件降伏をしていないことを内外へ向けて示せ!
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- 日本無条件降伏なら、北方領土返還を口にするな!
115 :だつお ◆t0moyVbEXw []:2011/10/14(金) 20:31:55.49 ID:LTOrEqKU - 『無条件降伏論』を再掲しておく。
>>3 >>4 カイロ宣言に『無条件降伏』と書いてあるが、その具体内容は全くなにも記述されておらず、 そのままでは何の意味も成さない。従ってアメリカなり日本なりロシアなりの政府機関が、 公式声明または公式見解としてその具体内容を述べたものを『無条件降伏論』と定義する。 『同宣言の条項中その合意を前提としないものについても我方の協力を約束した』、 これは無条件降伏論としてわかりやすい典型例だ。だがもしそうだとすると、 『吾等ノ決定スル諸小島ニ局限セラルベシ』 国後、択捉、歯舞、色丹いずれの島も、「われらの北方領土」は『吾等ノ決定スル諸小島』であって、 日本のわれらの合意を前提とする日本のわれらの北方領土では無いのだ、と。
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117 :だつお ◆t0moyVbEXw []:2011/10/14(金) 20:44:23.46 ID:LTOrEqKU - 外務省も馬鹿ではないから、無条件降伏論に立脚する限り「われらの北方領土」は、
いつまで経っても『吾等ノ決定スル諸小島』なことは理解できているはずだ。 アメリカの外圧で、仕方なしに看板だけの「われらの北方領土」を掲げているにすぎない。 看板を掲げているだけで何もしない、これでは無責任な民族的主張にしかならない。 アメリカとしてはこれからも無条件降伏論と北方領土返還論をセットで政治的にゴリ押しして、 日本とロシアを永遠に和解させないつもりでいるのかもしれない。 日本が条件付き降伏だの2島で和解だの言い出すなら、それこそアメリカは沖縄を併合してやるぞ、と。
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118 :だつお ◆t0moyVbEXw []:2011/10/14(金) 20:57:03.85 ID:LTOrEqKU - >>67
>理由は、サンフランシスコ条約で日本ははっきりと主権を放棄してしまったからだ。 それもアメリカの仕組んだ政治的謀略で、日本とソ連を和解させないようにするためだ。 その証拠にサンフランシスコ条約ではソ連を排除しているが、ソ連代表が判事として参加 した東京裁判は『受諾』したということになっている。 北方四島はもとより千島列島の南部で、その当時は「南千島」と日本でもそう呼ばれていた。 だからいったんそれらをまとめて切り離して「放棄」ということにしておいて、日ソ交渉が始まると、 今度は日ソ和解を妨害するために「固有の日本領土」なるものをゴリ押ししてくるわけだ。
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119 :だつお ◆t0moyVbEXw []:2011/10/14(金) 21:22:36.66 ID:LTOrEqKU - 歯舞・色丹の2島で妥協するにしても、『日本は無条件降伏をしていない』という前提が必要。
「われらの北方領土」が『吾等ノ決定スル諸小島』では、択捉・国後の割譲は不可となってしまう。 択捉・国後は『吾等ノ決定スル諸小島』でありロシアへの割譲は認めない、ではどうにもならない。 (これがいわゆる“ダレス恫喝”というやつなんですね。これまでの方針を180度転換し、沖縄返還を盾に取り、 ソ連が承知するはずのない4島返還を迫らせた。目的は、日本とソ連との間を仲違い状態にさせておくため。 この時期は冷戦だったし) (では、今後どうすればよいか?グレゴリー氏はつづけて以下のように、当時、述べていた。これは今でも 十分通じることではないかな) 「日本の切り札は、まずサンフランシスコ条約が不平等条約だったということを米国に対し主張し、 領土問題を原点にもどすことです。米国は現在、北方領土は日本固有の領土だと認めているわけですから、 第2条C項は誤りだと米国に認めてもらうのです。私はこの件で日本の外務省の人と何度も議論しようと しましたが、吉田首相や西村条約局長の国会答弁は『間違いだった』などといったり、口をつぐんで話を したがらない。実に不思議なことです。不可解なのは1983年に日本政府が公表した1953年までの 秘密外交文書に、北方領土をめぐる日米間の交渉に関するものが入っていなかったことです。私の推測は、 この中に米国が日本に強引に全千島を棄てさせた過程が記録されているに違いないということです」 「なぜ米国を批判し、真実を訴えることができないのですか。外交は国益を守るためのものです。 米国の白を黒と言い換える外交のすごさをごらんなさい。私はソ連に外交官としていましたが、 親ソではありません。でも、北方領土問題でソ連だけを悪者にして、非を責め続ける日本外交の やり方から、領土の喪失に第一義的責任を負うべきは、ソ連ではなく米国だと公に宣言することで、 ソ連との交渉もやりやすくなるはず」 「こうした経緯をひた隠しにしている、日本政府のやり方を見ていると、本当に日ソ関係を改善したいと 思っているのかと疑いたくさえなります」 http://blogs.yahoo.co.jp/ff6988m/60728908.html
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