トップページ > 政治 > 2011年09月08日 > jqVq8+bQ

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名無しさん@3周年
靖国の背景を考える★127

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靖国の背景を考える★127
601 :名無しさん@3周年[sage]:2011/09/08(木) 18:46:13.86 ID:jqVq8+bQ

フーコーにおける生政治は、人間の概念は権力が作り出した想像物だと指摘する一方で、
そうした人間が、一体どのように権力に対峙することができるのかまでは具体的に踏み込んでない。
自明に思われていた背景について、暴き出したに過ぎない。
また、そうした状況に対する転換を求める側からすれば、対峙することの難しさを連呼してるだけに留まることになり、
むしろ、近代社会の再生産につながることにもなる。

こうした哲学における息ぐるしい状況からの脱皮に対する試みは、ポスト構造主義に引き継がれることになったが袋小路の有様だ。
これといった考えがある訳でもない。
いまだに、フーコーの指摘によって自分を省みながら、謙虚でいることが求められることが精一杯の抵抗で、
無自覚な人間よりは、マシなのかもしれないといった程度と言える。

哲学君と呼ばれてる俺以外に、哲学から考察することに興味がある人も居るだね。



靖国の背景を考える★127
604 :名無しさん@3周年[sage]:2011/09/08(木) 19:21:42.18 ID:jqVq8+bQ

>>603

>フロムのいうところの自由からの逃走者

フロムが指摘してる「自由から逃走」とは、人間は社会的なファクターからは切り離して存在することできないとする必然性から考察であって、
一部だけに見られるような弱い人間に対する指摘じゃないです。
上から目線で語れるような指摘ではないことには注意した方がいいでしょう。

>靖国神社はそのものたちを顕彰しテロ行為にお墨付きを与えているからである.

そもそも革命は、テロ行為によって大方始まり、革命が成功した暁には、犠牲になった人間は顕彰もされる。
顕彰されるのは、現政府を生み出すことに貢献したことに対するものであって、テロという行為はそれに付随した形で、
容認されたに過ぎない。よって、単にテロ行為にお墨付きを与えたと捉えるのは短絡的なように思える。

またテロとよばる行為は、何も宗教に付随するだけでなく、
極左のように狭義における宗教とは異なる政治的イデオロギーからも引き起こされる事にもなる。

靖国という個別的な存在よりも、より根深い部分での理由を探した方が、
テロを引き起こす十全たる理由を見つけることにつながると思います。
靖国の背景を考える★127
620 :名無しさん@3周年[sage]:2011/09/08(木) 22:15:54.39 ID:jqVq8+bQ
>>615

ヨコから付け加えるなら、マゾヒズムというのは、外在する力に拠り沿うことで、
自分自身が何もであるかとする悩みから解放するようなこと指し、
サディズムというのは、

「私がお前を支配するのは、お前にとって何が最善か、私が知ってるからだ」

とするような感情。またこうした権威を称え、同時に自分が権威にたろうとする願いを抱える
正常な人間に向けて、権威主義的な性格であると指摘した上で、
こうした人間が抱える普遍性を表ざたにすることで、
心理学のみならず、政治学や社会学、政治思想や哲学云々と、強い影響を与えることになった。

サディズム的な性格は、俺の中も含めて、みなさんにも見つけることはできませんか?w


靖国の背景を考える★127
623 :名無しさん@3周年[sage]:2011/09/08(木) 22:32:41.96 ID:jqVq8+bQ
>>621

ファシズムとは、多元的社会を一元的にしたうえで、すべての共通項としての人間の情動に訴えかけるで、
一つの大衆として絡めとり、そうした大衆の永続的な基盤にするために、
権力の流動性低下と日常的に行われる少数者に対する弾圧がされるような社会の事を指すように俺は考える。

つい最近、他の人も指摘していたことだけど、国家神道”それ自体”に、
大衆が組みし、多元的な社会を一元的な方向に誘導するような影響力があったのかは、
慎重に考えることは必要だと思いますね。

靖国の背景を考える★127
625 :名無しさん@3周年[sage]:2011/09/08(木) 22:42:25.00 ID:jqVq8+bQ

>>624

戦前の日本を相対的に捉えるなら、少なくともアメリカよりはファシズム的傾向を抱えた社会だと言えるし、
フロムが指摘した人間が抱える側面の影響を見て取れるような気はしてますよ。
但し、フロムが注目されたのは、ファシズムとはある得意な人間に見られる現象ではなく、
誰しもが抱える人間な性格(権威主義的性格)に拠るものだと指摘したことにもあります。

靖国の背景を考える★127
627 :名無しさん@3周年[sage]:2011/09/08(木) 23:03:07.22 ID:jqVq8+bQ
>>626

フロムが指摘した普遍的人間像(サドマゾ的権威主義)が逃げ込む先は、なにもファシズムだけではなく、
民主主義国家における機械的画一化にも見て取ることになってる。
要するに、フロムが示した処方箋というのは、フロイト理論を援用した上で、
無意識に隠されることになってるような性格を、表象することで意識下に置く事で、
抑制を図ることの重要性を説いたことにある。

靖国の背景を考える★127
629 :名無しさん@3周年[sage]:2011/09/08(木) 23:08:41.13 ID:jqVq8+bQ

ちなみに倭人はどのように考えてるのだろう?
日本の思想にお詳しいと思われる眼差しからも、西洋人のフロムが指摘した人間的性格(>620)というのは、
日本人にも当てはまるものになるのだろうか?


靖国の背景を考える★127
633 :名無しさん@3周年[sage]:2011/09/08(木) 23:15:12.28 ID:jqVq8+bQ

>>630

必要性を向けたのは、近代社会に属する多くの人間です。

靖国の背景を考える★127
635 :名無しさん@3周年[sage]:2011/09/08(木) 23:21:43.55 ID:jqVq8+bQ
>>634

そうした心理傾向を、フロムはファシズム的社会のみならず、近代社会に属する人間に認めたうえで、
進歩主義的な観点から、近代社会に属するすべての人間に対し警笛を示すことなった。
靖国の背景を考える★127
637 :名無しさん@3周年[sage]:2011/09/08(木) 23:28:42.09 ID:jqVq8+bQ

ちなみに倭人はどのように考えてるのだろう?
日本の思想にお詳しいと思われる眼差しからも、西洋人のフロムが指摘した人間的性格(>620)というのは、
日本人にも当てはまるものになるのだろうか?

朝鮮人を罵るほどには、思いつくことは無いということでしょうか?

靖国の背景を考える★127
640 :名無しさん@3周年[sage]:2011/09/08(木) 23:40:12.44 ID:jqVq8+bQ
>>639

フロムが指摘した人間的性格を掘り起こす過程は、そもそも論としてファシズムそれ自体からみつけてるのではなく、
資本主義の発達による伝統的な社会の崩壊といった歴史の中です。
近代社会はそうした共通項を抱えた存在であるが故に、フロムは人間が抱えることになったサドマゾ的性格を、
ファシズムのみならず、広く認識するようになりました。

靖国の背景を考える★127
643 :名無しさん@3周年[sage]:2011/09/08(木) 23:51:10.33 ID:jqVq8+bQ

正直、俺には即答するときは教科書的なことしか言えない。そんなことをしても自分はつまらない。

倭人のようになにか強烈な個性を持つ人の捉え方という物を知りえる上での踏み台になればいいかなー
程度に書いてるだけである。

ということで、ちなみに倭人はどのように考えてるのだろう?
日本の思想にお詳しいと思われる眼差しからも、西洋人のフロムが指摘した人間的性格(>620)というのは、
日本人にも当てはまるものになるのだろうか?

朝鮮人を罵るほどには、思いつくことは無いということでしょうか?



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