- 阿久根市のことを語るスレ3
21 :名無しさん@3周年[]:2011/01/11(火) 00:13:49 ID:WbHQ76a6 - ★ブログ市長激白「議会と役所に癒着するメディアは許せん」 1
※週刊ポスト2010年9月24日号 人口約2万4000人の漁業の町・鹿児島県阿久根市。その名を全国に知らしめた「ブログ市長」 こと竹原信一市長(51)は、市議会の決議を受けずに条例を定める「専決処分」を次々に発して 過疎の町を立て直そうとした。 だが、途中から「係長解雇」「マスコミ締め出し事件」などが報じられるなど、竹原市長は、 なぜ市政の混乱を招くことを承知の上で過激な手段を続けたのか。これまで沈黙を守ってきた 竹原氏が口を開き、「議会、行政とスクラムを組んだ記者クラブメディアという第3の既得権益」 との闘いを初めて語った。 なぜ私が記者クラブと対立するようになったのか。それは、メディアが市民ではなく、議会や 役所を向いて報道をしているからです。そのことに気付いたのは、私がまだ市議だった06年、 医療費の受給資格証の申請について市民から相談を受けたことがきっかけでした。 その女性は何度も市役所の担当課に足を運んだが、窓口の女性職員から「私は忙しいのよ。 申請者も一杯いるんだから」と邪険にされ、一向に資格証が発行されないという。そこで私が 直接調査をしたところ、女性職員が職務怠慢で事務処理をサボっていたことがわかった。 ところが、鹿児島の県紙・南日本新聞はそのことを「ファイルに保管したまま交付していない ことに気づいた」と、職員のうっかりミスだったかのように報じた。私は議会でもこの問題を 指摘したので、南日本新聞が女性職員の怠慢を知らないはずがない。新聞記者は、市民よりも 役人を大切にするんです。信じられないけど、これが現実だった。 その後、私は何度もブログの中で、南日本新聞が役所や議会とベッタリの「御用マスコミ」 だと指摘した。例えば、前市長が、市の職員の退職金を勝手に増額して問題になったことがあった。 市民が前市長や元総務課長を鹿児島地検に告発したので、全国紙はこの問題を取り上げた けれど、南日本新聞は全く触れない。 竹原市長と南日本新聞の確執が他のメディアにも拡がった背景を、市長派市議が説明する。
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22 :名無しさん@3周年[]:2011/01/11(火) 00:15:49 ID:WbHQ76a6 - ★ブログ市長激白「議会と役所に癒着するメディアは許せん」 2
「記者クラブメディアの中で唯一、阿久根に記者が常駐しているのが南日本新聞。鹿児島市や 薩摩川内市に拠点を置く全国紙の記者は、南日本新聞から阿久根市関連の情報をもらうため、 論調も追従する。それが、南日本新聞の市長批判が他紙にも波及した原因でしょう。 県紙である南日本新聞と県知事や県庁との親密な関係も一因だと思う。改革派として注目を 集める竹原さんが、今後、知事選にでも打って出れば脅威となると感じた現知事周辺の意向が あったと聞いています」 今年3月の議会で、私は市民を欺く記者クラブではなく、市民の権利こそ尊重すべきだと 考えました。前述の鹿児島市長や大牟田高校の件などでウソを報じた朝日、毎日、読売、 南日本新聞、南日本放送のメディア5社のカメラを議場に入れないことを議長に申し入れ、 その代わりに、禁じられていた市民による議会の録音や撮影を許可するように要求した。 ところが議長2つとも拒否。議長が市民よりもマスコミのカメラを選んだのです。翌日は、 「マスコミがいるから」という理由で私が議会出席を拒否した、というバッシング報道でした。 議会は、マスコミだけに撮影、録音を許すことで無責任で背信的な議員たちの生態を隠している。 そして、この利権を共有するマスコミが私を攻撃した、という構図です。 記者クラブと議会の蜜月関係を示すいい例がある。阿久根には南日本新聞しか常駐して いないので、市役所内に「記者クラブ室」を設けていない。しかし、議長の管轄下にある 市役所3階の一室が、記事などを書くためのクラブ室として提供されているのです。 メディアは、取材に応じない私とは対照的に、情報をくれて、さらにお茶付きの部屋まで 使わせてくれる議会が大切なのでしょう。 聞き手■白石義行 ※週刊ポスト2010年9月24日号 http://www.news-postseven.com/archives/20100927_1239.html
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31 :名無しさん@3周年[]:2011/01/11(火) 21:05:26 ID:WbHQ76a6 - ★独裁者 “ブログ市長”の革命 32頁「市議会議員に立候補」より 1/2
竹原 信一 (著) 価格: ¥ 1,575 単行本: 255ページ 発売日: 2010/2/16 市議会議員に立候補 「わかるだろ。あんたも大人になりなさい」 そもそも私が政治の世界に入ることになったのは、斉藤洋三前阿久根市長のこのひと言が きっかけでした。 私は父親が細々と営んでいた地元の建設業を引き継ぎ、会社の経営にタッチしていました。 経営者といっても地方によくある地付きの小さな土建屋です。斉藤前市長から「大人になれ」 との”助言”を賜ったのは、ちょうどその頃に遡ります。 当時の私は議員でもなく、阿久根の一市民でした。 市から受注した駐車場工事に取り掛かっていたときのことです。市側が設計した図面を見ると、 建物の外側を通る道路の勾配がきつく住民にとって使い勝手がいいとはとても言えない代物でした。 そこで「これでは住んでいる人が困りますよ。自分が住むならどうしますか?」と市の担当職員に 尋ねたところ、あろうことかその職員は「私はそんなとこ住まないから」と言い放ったのです。 職員にすれば、道路の勾配を直すには新たに図面を引き直さなくてはならない。ようするに、 お役所仕事にありがちな「事務手続きの手間もかかり面倒だから」ということなのでしょう。 そこに住む市民が不便を強いられようとも、工事を請け負ったアンタたち業者さんには代金が 支払われるのだし誰も困らないだろう・・・・・・とうことを暗に言いたかったのかもしれません。 ただ、こうした誰も喜ばない無駄な行政サービスを、何も考えずにのらりくらりとこなしている 無責任な地方公務員は、地方の行政の現場には掃いて捨てるほど溢れています。それまでも、 市役所窓口での職員の横柄な態度や融通の利かない対応には腹を立てていましたが、住民の 存在を無視した一官吏としてあまりに無責任な発言に、もう看過できないという思いから私は 役所のトップである斉藤市長本人に、「こんな職員がいるのだが、どうなっているのだ」と 直接問い質しに行ったのです。しかしながら、目の前に立つ斉藤市長の口から臆面もなく 出てきたのは、謝罪の言葉どころか、冒頭の「あんたも大人になりなさい」という暴言 だったのです。
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32 :名無しさん@3周年[]:2011/01/11(火) 21:06:57 ID:WbHQ76a6 - ★独裁者 “ブログ市長”の革命 32頁「市議会議員に立候補」より 2/2
怒りを通り越し、呆れて物が言えなくなった私に彼はこうも言い放ちました。 「そんなことを私に言われても困る」 職員が無責任なら行政の長たる市長も無責任。 公務員の仕事ぶりはしばしば民間企業と比較され、その非効率さが批判の的となることが 最近とみに増えましたが、そんな生易しいレベルではありません。どうしても納得がいかなかった 私は、この年から市職員や市議会議員、市長など無責任極まる阿久根市行政の実態を市民に 少しでも知ってもらおうと、『阿久根時事報』と題したチラシを刷り、自らバイクを駆って 阿久根市のほぼ全世帯の家々に届ける活動を始めました。およそ2年半で配ったチラシの数は 実に7万部以上。もちろん、かかる費用はすべて「持ち出し」でしたし、仕事に支障をきたす ときもあるほどかなりの時間と労力も要しました。黙々と活動を続けたというより、理不尽で 不条理極まりない行政に対する怒りに任せて・・・・・・というのが本当のところだったのかもしれません。 独裁者 “ブログ市長”の革命 (単行本) 竹原 信一 (著) 価格: ¥ 1,575 単行本: 255ページ 発売日: 2010/2/16 出版社: 扶桑社 (2010/2/16) ISBN-10: 4594061443 ISBN-13: 978-4594061449 Amazon.co.jp http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4594061443/ 楽天Books http://books.rakuten.co.jp/rb/item/6381425/
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