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しじみ ◆fbtBqopam767 しじみ ★
【新型コロナ】「武漢の封鎖措置解除が早すぎると第二の流行が来るかもしれない」英研究
【新型コロナ】韓国・イタリアで医療“崩壊”地獄 無防備なPCR検査で医療従事者の感染招く 医師・村中璃子氏寄稿
【生物】『ホビット』の巨竜の子孫?南アで「スマウグ・トカゲ」の新種が発見される
【宇宙】水星にはかつて「生命を創造する物質」が大量に存在した可能性
【研究】「温かさを感じる神経細胞は存在しない」という衝撃的な事実が判明
【新型コロナ】「まん延のおそれ高い」専門家会議が報告書を了承[03/26]
【新型コロナ】新型コロナ対策、なぜ各国政府は自宅待機を呼びかけるのか?
【新型コロナ】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)2万4000本以上の論文データセット、AI2などが公開
【新型コロナ】徹底したシンガポールの新型コロナ対策はお手本となるか?

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【新型コロナ】「武漢の封鎖措置解除が早すぎると第二の流行が来るかもしれない」英研究
1 :しじみ ◆fbtBqopam767 しじみ ★[sage]:2020/03/26(木) 14:02:56.95 ID:CAP_USER
世界的流行が続く新型コロナウイルスについて、中国・湖北省政府は、流行のピークが過ぎたとして、25日から省内の封鎖措置を解除し、感染拡大のきっかけとなった武漢市についても来月8日に解除する方針を発表している。

 しかし、英ロンドン大学の公衆衛生と熱帯医学研究機関のグループは「武漢市の規制解除が早すぎると、場合によっては第二の流行につながる可能性がある」として、規制解除は段階を踏んで行うべきだとする研究成果を発表した。

■武漢市で感染拡大したシナリオ


 医学誌『ランセット』に今月25日付で掲載された報告によると、ロンドン・スクール・オブ・ハイジーン&トロピカル・メディスンのキーシャ・プレム医学博士らのグループは、「数学的モデリング」という手法を使って、あらゆる状況を想定して武漢市で感染が拡大するシナリオについて検討した。

 それらのシナリオは、春節休暇に学校や職場が休みになるシナリオや、武漢市の出入りを封鎖する措置など、現実にあったことを反映している。さらに、年齢や世代別に、市民がどんな場所でどのくらいの頻度で会話するかというデータを加えてシミュレーションを実施。

■接近、接触を避ける

 その結果、春節期間中に学校と職場が休みになっても集団感染の流行にはほとんど影響を及ぼさなかった代わりに、他者との接近や接触を避ける対策は、流行のピークを先延ばしにし、感染者の数を減少させるのに効果があることを確認した。

 しかし、人と人との「社会的距離」を確保する措置を3月上旬に解除した場合、流行の第二波が8月に発生する可能性が高くなることが予測されている。反対に、この措置を4月上旬まで伸ばし、その後は、段階を踏みながら徐々に平常の生活に戻すことで、極端なピークを作らずに、流行曲線をなだらかなに保つことも可能だとしている。この場合、感染者数の中央値は24%減少すると予想されている。

 研究者によると、シミュレーションでは1人の感染者が多数に集団感染させる「スーパー・スプレッダー(中国語で毒王)」の存在を考慮に入れていないため、予測には限界があるとしているが、この研究成果が中国以外の国でも役立つと話している。

https://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/3/3/33601.html
【新型コロナ】韓国・イタリアで医療“崩壊”地獄 無防備なPCR検査で医療従事者の感染招く 医師・村中璃子氏寄稿
1 :しじみ ◆fbtBqopam767 しじみ ★[sage]:2020/03/26(木) 14:12:31.47 ID:CAP_USER
世界保健機関(WHO)もようやく認めた新型コロナウイルス感染症の「パンデミック(世界的大流行)」。韓国ではソウルでも集団感染が発生、11日時点で感染者7755人、死者63人となった。イタリアも感染者1万149人、死者631人と深刻だ。発生元の中国を含めて共通しているのが、無症状や軽症の患者も積極的に検査した結果、「医療崩壊」を招いた点だ。対照的に重症者に医療資源を集中させた日本は持ちこたえられるのか。WHOで新興感染症対策に携わった医師でジャーナリストの村中璃子氏が緊急寄稿第3弾で分析した。



 中国の外に新型コロナウイルスの感染が拡大している。

 「アンダーコントロール」を豪語していたが、ここ数日各地で緊急事態宣言が出され始めた米国を除けば、目立つのはイタリア、韓国、イランだろう。日本も3月2日、WHOから「深刻な懸念のある国」として、イタリア、韓国、イランと並んで名を挙げられたが、翌日、菅義偉官房長官はこれに抗議。3月9日、今度はシンガポール、中国、韓国と並び、その努力と経験から学ぶことが「パンデミック抑止の鍵」となる国として改めて名を挙げられた。

 中国のような監視社会とイタリアのような民主主義国家ではできることが異なる。中国は、個人情報を脅かすほどの徹底した感染者の追跡、治療・隔離のための巨大病院の建設、マスクやガウンなどの医療物資の緊急大量生産といった対策を行った。中国メディアではこれを、「WHOは他国が行ったことのない公衆衛生学的介入を成し遂げたと絶賛している」と報じたが、どの国でも同じことを実施できるわけではない。

 そこで、注目されるのは日本と同じく民主主義国家である韓国とイタリアだ。

 韓国では、感染者を徹底的に洗い出すことを目的に無症状・軽症の患者まで広くPCR検査を実施した。日本では「韓国にできるのになぜ日本でできないのか」とPCRの全員検査を主張する識者まで現れたが、結果、韓国では軽症者が病床を占拠して重症者の医療を奪い、重症患者の救命にあたる医療スタッフが手薄となるなど医療崩壊が始まった。

 韓国ではMERS(中東呼吸器症候群)の経験から、大量のPCR検査を行うキャパシティを持っていたが、そのことがかえって災いした結果となった。

 イタリアでは、欧州で初めて中国人観光客2人を含む3人の感染が確認された1月31日時点で、「欧州一厳しい監視体制を取る」として、広く浅いPCR検査で徹底した水際対策をとることを宣言した。しかし、新型コロナウイルスはすでにイタリア国内に広がっていた。防護服を着るなどの体制を整えず、どこの病院でも無防備にPCR検査を行った結果、多くの医療従事者の感染を招いた。

 ■日本方式、有効か

  新型コロナウイルスは、症状だけではインフルエンザなど他の呼吸器感染症と区別がつかない。また、発熱は入院時で約半数、入院の全期間を通じても約90%しかないなど、インフルエンザとは似ていない部分もある。無症状の人も多いようだ。既知の感染症と「似ているのに似ていない」新型コロナウイルスは、探せば探すだけ感染者は見つかるが、無防備に探せば、医療関係者の感染という悪循環を招く。皆保険のイタリアではそもそも医療予算が手薄いが、医療スタッフという肝心の医療資源が損なわれるなか、急激な感染拡大の防止に失敗。人工呼吸器が不足するなど深刻な医療崩壊が起きているという。

日本には中国のように、ひいては韓国やイタリアのようにPCR検査を広範囲に行う体制は整っていない。そのため、最初から医療資源を重症患者の救命に集中させることを目的として、武漢への渡航歴のある人、濃厚接触者、重症肺炎など「新型コロナの可能性の高い人」に限定してPCR検査を行ってきた。

 そんな中、日本では無症候者による目に見えない感染が広がっているという強い不安感がある。死者数は3月11日現在15人とあまり増えていないが、医療関係者の感染の報告が増えていることは非常に気がかりだ。

 目に見えない感染まで追わない代わりに、医療資源を効率よく使うことを目指した日本の対策が本当に有効かどうかは分からない。しかし、今後は、医療従事者の保護をより充実させながら流行を乗り越えたい。

続きはソースで

https://www.zakzak.co.jp/images/news/200312/for2003120006-m1.jpg
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/200312/for2003120006-n3.html
【生物】『ホビット』の巨竜の子孫?南アで「スマウグ・トカゲ」の新種が発見される
1 :しじみ ◆fbtBqopam767 しじみ ★[sage]:2020/03/26(木) 14:14:14.20 ID:CAP_USER
→『ホビットの冒険』に登場する巨竜スマウグにちなんだ「スマウグトカゲ」の新種が発見される
→スマウグトカゲの生息域は、南アフリカの高山地帯のみで、数も少ないため、保護の必要性がある

現生する「オオヨロイトカゲ(学名:スマウグ・ギガンテウス)」の名前は、トールキンのファンタジー小説『ホビットの冒険』に登場する、黄金を守る巨竜・スマウグに由来します。

実際、頭部や体表を覆う骨ばったトゲは、さながらスマウグがまとう鎧のようです。

スマウグ属のトカゲは、これまでにわずか8種類しか確認されておらず、生息域も南アフリカの高山地帯に限られています。

しかし今回、南アフリカ博物館のマイケル・ベイツ氏とフロリダ自然史博物館のエドワード・スタンリー氏により、記念すべき9種目のスマウグトカゲが発見されました。

研究の詳細は、3月25日付けで「PeerJ」に掲載されています。

A taxonomic revision of the south-eastern dragon lizards of the Smaug warreni (Boulenger) species complex in southern Africa, with the description of a new species (Squamata: Cordylidae)
https://peerj.com/articles/8526/

続きはソースで

https://nazology.net/wp-content/uploads/2020/03/herebedragon.jpg
https://nazology.net/archives/55032
【宇宙】水星にはかつて「生命を創造する物質」が大量に存在した可能性
1 :しじみ ◆fbtBqopam767 しじみ ★[sage]:2020/03/26(木) 14:23:07.65 ID:CAP_USER
→水星の地表には、大きく陥没した窪みがよく見られる
→窪みにはかつて揮発性の物質が存在し、加熱により気化することで地表が陥没した可能性も
→揮発性物質は、液体状に変化することもあり、生命の誕生に必要なものでもある

近年、専門家たちは生命のヒントを求め、遠い太陽系外惑星を探すようになっています。

しかし新たな研究で、地球外生命体は予想よりずっと身近な場所にいる可能性が示唆されました。

その場所は太陽に最も近い惑星の「水星」です。

研究によると、水星の地表下にはかつて、生命の誕生に必要な化合物が存在した可能性が高いとのこと。

論文の詳細は、3月16日付けで「Scientific Reports」に掲載されました。

The Chaotic Terrains of Mercury Reveal a History of Planetary Volatile Retention and Loss in the Innermost Solar System
https://www.nature.com/articles/s41598-020-59885-5

https://nazology.net/wp-content/uploads/2020/03/8497942353_900c30db02_o.png

■地球外生命体は「水星」に⁈

水星の地表面は、太陽系惑星の中でもかなり混沌としたもので、無数のクレーターや急峻な岩山、地面の亀裂が見られます。

この荒れた地形の原因は、従来の研究では、水星の誕生初期に大きな小惑星が衝突したことだとされていました。

しかし、NASAの水星探査機・メッセンジャーにより、2011〜2015年にかけて収集されたデータから新たな仮説が浮上しています。

つまり、水星の地表下にはかつて、「揮発性の化合物」が大量に存在したという説です。
https://nazology.net/wp-content/uploads/2020/03/bc33f1968abb173ffea6223ba6e2e051.png

データは確かに、水星初期の小惑星衝突を示唆しましたが、地形は、その後も数十億年にわたり変化し続けていることが判明しました。地表の変化は、小惑星だけが原因ではないということです。

中でも特に多く見られたのが、水星の内部に向かって崩れ落ちたかのような大きな窪みでした。まるで、屋根を支えていた柱が急に抜け落ちたかのような形を示していました。

この現象を説明するものとして、揮発性物質の存在が挙げられます。

揮発性とは、気体になりやすい液体の性質のことで、そこには水も含まれます。

水星の地表下に固体状で存在していた揮発性物質が、マグマや太陽光により加熱されることでガス状に気化。それらが、地中から急速に逃げ出したことで、地表が陥没したと考えれば、すべて辻褄が合います。

また、水星の誕生初期には、地表面が太陽光によく晒されていたと思われるため、気化のプロセスが促進されたことも納得できます。
https://nazology.net/wp-content/uploads/2020/03/ce1715c2e578c0c0437074da337738b9.png

一方で、揮発性物質の出所はいまだ謎です。

一部では、小惑星の衝突時に持ち込まれたとする説もありますが、いずれにせよ、揮発性物質(特に液体状)は、生命の誕生に寄与することは間違いありません。

他にも、水星の北極地点には氷化した水が発見されており、生命の誕生に必要な物質がかつて存在したことを裏付けます。

水星の表面温度は、平均180〜430度と生命が生きるにはあまりにも過酷です。しかし、地下は比較的穏やかな温度が保たれているとされており、その存在はまったく否定できない状態です。

実は「灯台下暗し」で、地球外生命体は太陽系の外ではなく水星にいるのかもしれませんね。

https://nazology.net/archives/54997
【研究】「温かさを感じる神経細胞は存在しない」という衝撃的な事実が判明
1 :しじみ ◆fbtBqopam767 しじみ ★[sage]:2020/03/26(木) 14:25:59.09 ID:CAP_USER
→温かさを感じる神経は存在しない
→存在するのは、どれだけ冷たいかを感じる神経と、火傷レベルの熱を感知する神経だった
→対になる感覚を片方の神経に任せることは理にかなっている

古くから、人間の手足が寒暖を感じるのは、温かさを感じる神経と冷たさを感じる神経の2つがあるからだと信じられてきました。

近年の研究でもこの説は支持されていましたが、一部の研究者はこの平穏な結果に不満でした。

というのも、手足における冷たさを感じる神経の感度があまりにも強すぎて、温かさを感じる神経をほぼ圧倒していたからです。

保守的な研究者はそれでも、氷河期を何度も経験した哺乳類にとって、冷たさを感じる神経が優勢なのは仕方がない、と考えていました。

しかし今回、前衛的なドイツの研究者たちによって「手足では、冷たさを感じる神経が優勢なのではなく、そもそも冷たさを感じる神経しか存在しない」とする研究結果が提示されました。

実験結果が本物なら、これまで私たちが感じてきた「暖かさ」や「温もり」とは何だったのでしょうか?

研究内容はマックスデルブリュック分子医学センターのリカルド・パリシオ・モンテシノス氏らによってまとめられ、3月23日に神経学分野において権威ある学術雑誌「Neuron」に掲載されました。

The Sensory Coding of Warm Perception
https://www.cell.com/neuron/fulltext/S0896-6273(20)30186-0#

続きはソースで

https://nazology.net/archives/54971
【新型コロナ】「まん延のおそれ高い」専門家会議が報告書を了承[03/26]
1 :しじみ ◆fbtBqopam767 しじみ ★[sage]:2020/03/26(木) 14:39:02.15 ID:CAP_USER
新型コロナウイルスをめぐる政府の専門家会議は、国内の感染状況について「まん延のおそれが高いと認められる」とする報告書を了承しました。これを受けて加藤厚生労働大臣が、安倍総理大臣に報告し、特別措置法に基づく「政府対策本部」を26日にも設置する方向で調整が進む見通しです。

新型コロナウイルスをめぐっては、東京都で25日、41人の感染が新たに確認されるなど国内でも感染拡大が続いていて、25日夜の時点で日本で感染が確認された人は1300人を超えています。

こうした中政府の専門家会議は26日朝、持ち回りで会議を行い、現在の国内の状況について「まん延のおそれが高いと認められる」とする報告書を了承しました。

先に成立した新型コロナウイルス対策の特別措置法では、厚生労働大臣が「まん延のおそれが高い」と認めた場合に総理大臣に報告し、それを受けて総理大臣が対策本部を設置するとしています。

加藤厚生労働大臣は、26日にも安倍総理大臣に国内の感染状況について「まん延のおそれが高い」と報告し、法律に基づく「政府対策本部」を設置する方向で、調整が進む見通しです。

対策本部が設置されたあとは、全国的かつ急速なまん延によって国民生活と経済に甚大な影響を及ぼすおそれがある場合など2つの要件を満たせば、総理大臣が「緊急事態宣言」を行うことが可能になります。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200326/K10012350921_2003261041_2003261042_01_02.jpg
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200326/k10012350921000.html
【新型コロナ】新型コロナ対策、なぜ各国政府は自宅待機を呼びかけるのか?
1 :しじみ ◆fbtBqopam767 しじみ ★[sage]:2020/03/26(木) 14:48:56.41 ID:CAP_USER
WHOがついに新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を宣言した。多くの感染者を出しているイタリアの事例から、感染拡大に不可欠な対策を理解する必要がある。

最悪、感染者数はどの程度まで増えるのか? ワシントン州のジェイ・インスリー知事は3月10日、ワシントン州だけで今後2カ月の間に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者が6万4000人にのぼる可能性があると言い切った。現在の中国の感染者数に迫る数値だ。ワシントン州の人口は中国の約200分の1にすぎない。

インスリー知事がこの発言をしたとき、感染者が162人しか確認されていなかったワシントン州では、彼の予測はあまりにも悲観的で非現実的に思えたかもしれない。しかし、3月14日にはワシントン州で確認された感染者は642人に達し、確認症例数が指数関数的に急増する可能性を明らかにした。

今後、米国でどのような状況が起こり得るのかを理解するため、感染者数が2万1000人を超え、中国に次いで世界で2番目に感染者数の多い国となっているイタリアのこれまでの経過を検証してみよう。

イタリア人のダニエル・マッキーニ医師は3月8日、ブログへの投稿で初期の落ち着いた空気を物語っている。緊急治療の必要がない患者を徐々に退院させて準備を整えていた病院は「沈黙と空虚の非現実的な雰囲気」が漂い、「私たちは現実をまだ理解していませんでした」とマッキーニ医師は振り返る。病院は戦闘態勢を整えていたが、マッキーニ医師はその戦争が起きることを確信していなかった。

しかし、その後、患者が次々と到着し始めた。どの患者も診断結果は両肺の間質性肺炎(IP:interstitial pneumonia)だった。IPは肺が攻撃され、呼吸困難になる疾患だ。集中治療室(ICU)の病床はすぐに埋まった。「文字通り戦争が勃発し、戦闘は昼夜を問わず絶え間なく続いています」とマッキーニ医師は状況を書き残している。「もう外科医だ、泌尿器科医だ、整形外科医だと言っていられません。私たちは突然発生した巨大な津波を前に、医師一丸となって戦っています。患者は倍増し続け、対応しきれません。同じ診断結果の入院患者は1日に15〜20人にのぼります。次々と届くPCR検査の結果は陽性、陽性、すべて陽性です。あっという間に、緊急治療室では医療崩壊が進行しています」。

世界保健機関(WHO)によると、新型コロナウイルスの全体的な致死率は約3.5%だが、一部感染者には無症状の可能性があるため、実際の致死率は不明だ。しかし、イタリアでは6%を超えるかもしれない。これは、イタリアにおける高齢者の人口比率の高さが一因だ。80歳以上の人の感染者の致死率は、20歳未満の感染者の約1000倍だ。

中国からのある報告によると、80歳以上の感染者の致死率は18%だという。

マッキーニ医師は投稿の最後で、新型コロナウイルス感染症の拡大を遅らせるために、人との距離を保ち、人混みに出ないように懇願している。「このメッセージを多くの人と共有してください。現在のイタリアの状況を回避するため、広く伝える必要があります」。

以上が、この数週間にわたるイタリアの状況だ。これが、今後数週間の米国の状況になるのか?

ハーバード大学の疫学者マーク・リップスティッチ博士は、1年以内に世界人口の約半数が新型コロナウイルスに感染する可能性があると予測している。米国疾病予防管理センター(CDC)の最悪の想定によると、米国では高齢者を中心に170万人が死亡する可能性がある。

これまでのところ、新型コロナウイルスが最も感染しやすいのは、感染者と同居する家族といった「濃厚接触者」だと医師の間では考えられている。濃厚接触とは、感染者から咳などで放出されたウイルスを含んだ飛沫が、口、鼻、目に付着したり、その飛沫が付いた物体表面を触ったりすることを指す。新型コロナウイルスは排泄物中にも存在し、それが別の感染経路である可能性もある。

新型コロナウイルスの拡大スピードは、ウイルス固有の性質に依存するが、社会がウイルスにどのような伝染ルートを提供するかにもよる。すべてのウイルスには「基本再生産数(R0、アールノート)」がある。これは、感染者1人が平均して何人に感染させるかを示す指標だ。

続きはソースで

https://www.technologyreview.jp/s/193094/how-bad-can-coronavirus-get-in-the-us-were-about-to-find-out/
【新型コロナ】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)2万4000本以上の論文データセット、AI2などが公開
1 :しじみ ◆fbtBqopam767 しじみ ★[sage]:2020/03/26(木) 14:52:07.86 ID:CAP_USER
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と戦う科学者を支援するため、関連する2万4000本以上の論文をまとめたデータセットが公開された。

複数の組織を横断して協力する研究者たちが、「CORD-19(COVID-19オープン・リサーチ・データセット)」を3月16日、公開した。査読済論文を掲載する学術誌と、バイオアーカイブ(bioRxiv)やメドアーカイブ(medRxiv)といったプレプリント(査読前論文)を投稿できるWebサイトなどを情報源とする、2万4000本以上の論文が含まれたデータセットだ(日本版編注:2万4000本はメタ情報。全文1万3000本以上)。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)や新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、コロナウイルス属に関する研究を対象とする。現在進行中のパンデミック(世界的な流行)に関する科学文献を集めたものとして最大規模を誇り、新たな研究が発表されれば随時更新される。

同データセットは、米国科学技術政策局(Office of Science and Technology Policy:OSTP)の要請で3つの組織が協力してまとめた。米国立衛生研究所(National Institutes of Health:NIH)の国立医学図書館(National Library of Medicine:NLM)が既存の科学出版物へのアクセスを提供し、マイクロソフトは自社の文献キュレーション・アルゴリズムを使って文献を収集。非営利のアレン人工知能研究所(AI2)が、WebページやPDFの関連記事を、アルゴリズムで処理できる構造化された形式に変換した。同データセットは現在、AI2のWebサイト「セマンティック・スカラー(Semantic Scholar)」で利用可能だ。

AI2のセマンティック・スカラー・サービスは科学コミュニティが学術文献を簡単に検索できるようにするサービスである。AI2は同サービスの一環としてすでに、すべての新たな研究に適用しているものと同じ情報抽出・分析の手法でCORD-19の新たなコーパスを処理している。論文の著者や研究手法、データ、抜粋といった主な情報を抽出し、それぞれの論文が既存の研究に追加している部分をすばやく判断できるようにしている。

またセマンティック・スカラーは「エルモ(ELMo)」や「バート(BERT)」といった最新の自然言語モデルを使い、複数の論文間の類似性をマッピングする。それによって、研究者が自分の関心に基づく個人用研究フィードの作成を実現する。

科学界は今、新型コロナウイルスの拡大を防ぐため、ウイルスの性質に関する差し迫った問題に答えを出そうと寸暇を惜しんで研究に取り組んでいる。今回のデータセットは既存の研究を一か所に集めるだけでなく、自然言語処理アルゴリズムで文献の本文を検索し、知見を得やすくするのに役立つ。米国科学技術政策局はAI研究者に対し、医療コミュニティが大量の情報をすばやく検索できるようなテキストマイニングおよびデータマイニングの新手法を開発するよう広く呼びかけている。

■AI2のWebサイト「セマンティック・スカラー(Semantic Scholar)」
https://pages.semanticscholar.org/coronavirus-research

https://www.technologyreview.jp/s/193145/over-24000-coronavirus-research-papers-are-now-available-in-one-place/
【新型コロナ】徹底したシンガポールの新型コロナ対策はお手本となるか?
1 :しじみ ◆fbtBqopam767 しじみ ★[sage]:2020/03/26(木) 14:55:59.70 ID:CAP_USER
新型コロナウイルスの感染において、シンガポールは中国の主要な貿易相手国の1つとして早くから打撃を受けた。しかし、国内で症例が発生した後のシンガポールの迅速かつ徹底した対応は、他の国々のお手本ともなるかもしれない。

シンガポールの英国植民地時代の輝かしい白い頂点であるラッフルズホテルで、私はこの記事を書き始めた。2年半かけて完全に改装されたラッフルズホテルは、世界有数の豪華なホテルの1つだ。このホテルは多くの点において、1965年に独立した都市国家としての地位を確立して以来のシンガポールのあり方を象徴するものだ。

シンガポールの初代首相であるリー・クアンユーは先見の明のある政治家で、有力者でありテクノクラートでもあった。当地では創立者、指導者、真実の語り手、若い国の象徴として称賛され、現代のシンガポールの戦略を作った。とりわけ透明性へのコミットメント、迷信ではなく理性の力への信念、清廉な政治などを提唱した。これらすべてが組み合わされて生まれたのが、昨年末に中国で発生し、過去2か月で世界中に急速に広がった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する、シンガポールの世界をリードする対応だ。

シンガポールは中国の主要な貿易相手国の1つとして早くから打撃を受けた。「武漢インフルエンザ」の最初の公式通知から数週間以内に、12件の症例が発生した。 しかし、これが季節性インフルエンザ以上のものであることにすぐに気付き、迅速な行動を取った。2002年から2003年のSARS(重症急性呼吸器症候群)ウイルスの経験に基づき、シンガポールは症例を注意深く追跡し始め、それらをつなげる共通点を見つけた。

新しい症例が検出されてから1日、時には2日以内に、当局はある人から別の人への感染の複雑な連鎖を、データベースを備えたシャーロックホームズのようにまとめることができた。2月には、シンガポールの政府または企業の建物に入るすべての人に連絡先の詳細の提供を義務付け、そのプロセスを迅速化した。

シンガポールが新型コロナウイルス感染症対応のお手本になるのは、単に症例を検出し、それらが発生した理由を説明できるからだけではない。シンガポール当局は核酸検査キットを迅速に開発し、出入国港に配備した。現場で検疫される人々に対しては、ウイルスに感染しているかどうかを職員が3時間以内に確認し、入国を許可するかどうかを判断する。

米国の対応は基本的にこの逆だった。早い段階では、ほとんどの人はこれが「中国」または「アジア」の問題だと思っていたようだ。パンデミックは米国では起こらないという思い上がった無頓着により、公衆衛生当局はガードを甘くしてしまった。 数十人、あるいはそれ以上の感染した人々が米国への入国を許可され、病気でも出勤することを許可あるいは奨励されてウイルスの拡散を速めた。

ウイルスに感染して発症した一部の人々は検査の実施を訴えたものの、中国への渡航歴がないか、病状が十分ではないとして拒否された。もっとも、この点については議論にも値しない。米国疾病予防管理センター(CDC)が開発・配布した初期の検査キットには欠陥があり、使用できなかったからだ。 この不当な検査の遅れは、米国人労働者の25%に病気休暇(sick leave)が与えられていないとの事実と相まって、病気の人々を職場に戻すことを強いて感染をさらに拡大させた。

この記事を書き終えつつある今、私はボルネオ南部の川のはるか上流、キャンプ・リーキーの近く、ビルーテ・ガルディカス博士の設立50年になるオランウータン研究センターにいる。私はこのところ2日間「オフ・グリッド(インターネットや電話がつながらない状態)」で、この記事を衛星経由で投稿する。私が出発したとき、状況は米国にとって良いものでなく、(予想どおり)ウイルスはすでに深く分裂している私たちの国をさらに二極化した。 このウイルスについて言えることは、政党、国境や純資産はお構いなしだということだ。彼らが気にするのは繁殖することだけで、ことさらそれが得意なようだ。

私が東南アジアへの旅行計画を進めると決めたとき、多くの人は頭がおかしいのではないかと言った。 数週間前の感染数を見た人は、「あなたは嵐の目の中に飛び込んで行くのですよ」と言った。今、私は故郷である米国で起きていることに対し、同じ驚きと恐怖の感覚を感じずにはいられない。米国と欧州が現在、嵐の中心となっている。私たちすべてが幸運であらんことを祈るばかりだ。

https://www.technologyreview.jp/s/192467/singapore-is-the-model-for-how-to-handle-the-coronavirus/


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