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しじみ ★
【宇宙】探査機メッセンジャーが遺した「水星」の内部構造に迫る[04/18]
【AI】ヤフー、分散表現の学習時間を短縮するAI技術「yskip」をオープンソース化[04/18]
【古生物】ホッキョクグマより巨大? 新種の古代ライオン、ケニアで骨と歯を発見[04/19]
【宇宙開発】中国、小惑星探査計画を発表 提携相手を募集[04/19]
【医学】5つの「睡眠神話」があなたの健康を損なう=米研究[04/19]
【古生物】4万2千年前の子馬から血液を発見、目標はクローン作成 ロシア極東シベリア[04/19]
【話題】ノーベル賞の本庶さん、対価めぐり小野薬品工業と対立 がん免疫治療薬「オプジーボ」[04/18]
【動画】タリバン破壊の仏像群を修復、7000個の欠片から アフガニスタン[04/19]
【LED】高効率な緑色発光を実現 東京工業大学が次世代緑色LEDの新材料開発[04/18]
【動物】ホッキョクグマが餌を求めて700キロ移動、温暖化の影響か ロシア[04/19]

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【宇宙】探査機メッセンジャーが遺した「水星」の内部構造に迫る[04/18]
1 :しじみ ★[sage]:2019/04/19(金) 02:48:52.42 ID:CAP_USER
こちらの画像は、NASAの水星探査機「メッセンジャー」が撮影した「水星」の写真です。とてもカラフルに見えるのは、水星表面の物質や性質に応じて色が強調されているから。肉眼でこのような色合いに見えるわけではありません。

今回、NASAのゴダード宇宙飛行センターの研究チームは、2011年3月から2015年4月までの4年間に渡り水星を観測したメッセンジャーのデータをもとに、水星の内部構造を調査。その結果、最も内側にある「内核」が固体であることがわかりました。

水星の内部構造は地球に似ていて、表面を覆う「地殻」の内側には「マントル」が、さらにその奥には金属でできた「核」が存在すると考えられています。2007年に実施されたゴールドストーン深宇宙通信施設からのレーダー探査によって、水星の核は少なくともその一部が液体であると判明していましたが、核のすべてが液体なのか、それとも地球ように液体の「外核」と固体の「内核」に分かれているのかは、まだはっきりとはわかっていませんでした。

研究チームは水星の内部を調べるために、最終的に高度65マイル(およそ105km)という低高度で水星を観測したメッセンジャーの速度変化に着目しました。記録された速度変化をもたらし得る内部構造をシミュレーションによって解析したところ、直径およそ2,000kmの固体の内核が存在することがわかったのです。

下の画像は、今回の研究をもとにした水星内部の模式図。一番内側の「Solid Inner Core」が、今回その存在が確認された内核を示しています。ちなみに、液体の外核(Outer Molten Core)も含めた核全体の直径はおよそ4,000km。核の体積は水星全体の85パーセントを占めています。

水星の核が地球と同じように内核と外核に分かれていることは、地球の磁場について理解を深める上での手がかりになるかもしれません。研究を率いたAntonio Genova氏は「地球よりも速いペースで核が冷えている水星は、地球の磁場が将来どのように変化するのかを予測するのに役立つ可能性がある」とコメントしています。

水星の内核は、メッセンジャーが観測を行ったことで初めて存在を確認することができました。NASAに限らず、予算の問題などから探査計画が縮小・キャンセルされることはありますが、虎穴に入らずんば虎子を得ず、実際に探査機を派遣しなければ知り得ないこともあるのだと改めて気付かされました。

https://sorae.info/wp-content/uploads/2019/04/mercurysliced-1018x1024.png
https://sorae.info/wp-content/uploads/2019/04/pia16853-1024x576.jpg

https://sorae.info/030201/2019_4_18_mercury.html
【AI】ヤフー、分散表現の学習時間を短縮するAI技術「yskip」をオープンソース化[04/18]
1 :しじみ ★[sage]:2019/04/19(金) 03:33:19.32 ID:CAP_USER
ヤフーは4月18日、AI(人工知能)の機械学習における自然言語処理技術の1つである分散表現の学習時間を短縮する技術「yskip」をGitHubで公開した。

https://image.itmedia.co.jp/news/articles/1904/18/mm_yahoo_aioss_01.jpg

 分散表現は、単語をベクトルで表現する自然言語処理技術の1つ。大量のテキストデータからさまざまな単語の関係性を機械学習することで、単語同士の意味の違いを機械的に推定できる。同社ではユーザーの興味関心と、記事や広告をマッチングするための技術として活用している。

 AIの精度を向上させるために、日々増えていく検索キーワードやSNSの投稿などを活用する場合は、分散表現の学習モデルを頻繁に更新する必要がある。これまでは、新しいデータだけでなく、学習済みのデータも合わせていちから学習し直す必要があり、非効率的だった。

 yskipを使えば、新しいデータのみの学習で済むため学習時間を短縮でき、全データを学習する場合と同等の精度を維持できるとしている。同社は、Twitterへの投稿を検索できる「リアルタイム検索」でyskipを活用し、サービスの質の向上に役立てているという。

https://image.itmedia.co.jp/news/articles/1904/18/mm_yahoo_aioss_02.jpg

yskipは代表的な分散表現学習法である「skip-gram model with negative sampling」を拡張した技術。ヤフーは同技術の特許権を取得しており、研究と商業用途それぞれでライセンスを無償提供する形でオープンソース化した。

 「本技術のさらなる利便性向上を図り、データサイエンス領域の研究者・エンジニアコミュニティーへ貢献したい」(ヤフー)

ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1904/18/news120.html
【古生物】ホッキョクグマより巨大? 新種の古代ライオン、ケニアで骨と歯を発見[04/19]
1 :しじみ ★[sage]:2019/04/19(金) 19:31:48.79 ID:CAP_USER
【4月19日 AFP】約2300万年前にアフリカ大陸に生息していた巨大な牙を持つ「超大型ライオン」の歯と下顎などの骨を、ケニアのサバンナで発見したとする研究論文が、学会誌「古脊椎動物ジャーナル(Journal of Vertebrate Paleontology)」に発表された。

 研究チームによると、見つかったのは史上最大級の肉食哺乳類の新種。スワヒリ語で「アフリカの大きなライオン」を意味する「シンバクブワ・クトカアフリカ(Simbakubwa kutokaafrik)」と名付けられた。

 シンバクブワの体重は最大1500キロにもなり、ゾウの祖先などを捕食していたと考えられるという。

 この研究は、米デューク大学(Duke University)とオハイオ大学(Ohio University)が共同で行った。研究を主導したデューク大のマシュー・ボース(Matthew Borths)氏は、「歯の巨大さからみて、シンバクブワは肉食に非常に特化した生物だ。現代のライオンよりもはるかに大きく、もしかしたらホッキョクグマより巨大だったかもしれない」と述べた。

 研究チームによると、シンバクブワの生息していた時代は肉食哺乳類の進化の過程で重要な時期に当たる。今回の発見は、古第三紀(Paleogene Epoch)の末期に哺乳類が小型齧歯(げっし)類から多様な種へと枝分かれした際、超大型捕食動物と被食動物が数百万年かけてどのような進化をとげたのかを解明する手掛かりになり得るという。(c)AFP

https://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/e/5/-/img_e5ecd252e13306fc41fef7a459c42f42287620.jpg
https://www.afpbb.com/articles/-/3221581
【宇宙開発】中国、小惑星探査計画を発表 提携相手を募集[04/19]
1 :しじみ ★[sage]:2019/04/19(金) 19:46:07.63 ID:CAP_USER
【4月19日 AFP】
中国の宇宙開発当局は18日、野心的な小惑星探査計画を発表し、各種実験を共同実施するパートナーを募集すると表明した。

 同計画では、探査機を地球接近小惑星「2016 HO3」に向けて打ち上げ、試料を採取。探査機はその後、地球の軌道に戻って2機に分離し、試料を搭載した機体は地上に戻り、もう一方の機体は彗星(すいせい)「133P」に接近してその軌道を周回する。計画は10年間かけて実施される予定だが、具体的な日程は明らかにされていない。

 宇宙開発大国を目指す中国は1月3日、月の裏側に探査機を着陸させることに世界で初めて成功し、その目標に大きく近づいた。中国の文民・軍事宇宙開発予算は現在、ロシアと日本を上回り、米国に次ぐ世界2位の規模となっている。正確な額は不明だが、経済協力開発機構(OECD)は中国の2017年宇宙開発予算を84億ドル(約9400億円)と推定している。(c)AFP

https://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/f/a/-/img_fadfe68963a6278c3f06d2ae8d3bb03a169873.jpg

https://www.afpbb.com/articles/-/3221523
【医学】5つの「睡眠神話」があなたの健康を損なう=米研究[04/19]
1 :しじみ ★[sage]:2019/04/19(金) 19:56:03.36 ID:CAP_USER
睡眠について広く浸透している「神話」が健康や精神に悪影響をもたらし、寿命を縮めていると、研究者たちが指摘している。

アメリカ・ニューヨーク大学の研究チームはこのほど、夜間の睡眠について最もよくみられる悩みをインターネットで探した。

そしてその結果を、最も信頼できる科学的根拠に照らし合わせ、睡眠に関する米専門誌「スリープ・ヘルス」に掲載した。

研究チームは、「睡眠神話」の呪いを解くことが、肉体的にも精神的にも健康を促進するとしている。

さて、あなたはいくつの神話に縛られている?

■神話1 ― 睡眠時間は5時間未満で大丈夫

この神話はとても根強い。

イギリスのマーガレット・サッチャー元首相が4時間しか眠らなかったことは、よく知られている。ドイツのアンゲラ・メルケル首相も同じようなことを言っているし、ビジネスや起業の成功話においては、睡眠時間を削って仕事に精を出すといったエピソードは珍しくない。

しかし研究者たちによれば、5時間未満の睡眠でも健康でいられるという考えは、最も健康にダメージを及ぼす神話の一つだという。

「いつも睡眠が5時間以下だと健康悪化のリスクがとても大きくなることが、広く証明されている」と研究チームの一人、レベッカ・ロビンス博士は話す。

健康への悪影響としては、心臓発作など心臓血管の病気や脳卒中、寿命が短くなることなどが挙げられるという。

ロビンス博士は、コンスタントに夜7〜8時間の睡眠を取るよう勧めている。

■神話2 ― 寝る前の一杯が眠りを良くする


ワインだろうがウィスキーだろうが、はたまたビールだろうが、寝る前にリラックスして一杯飲むのがいいというのは神話である。


「眠りに落ちやくなるかもしれないが、その後の眠りの質を大幅に低下させる」とロビンス博士は話す。

とくに、記憶や学習にとって大事なレム睡眠を妨げるという。

そう、確かに簡単に眠りにつけたかもしれないが、睡眠の効果の一部は失われているのだ。

アルコールは利尿効果があるので、夜中に尿意をもよおすことにもつながりかねない。

■神話3 ― 寝床でテレビを見るとリラックスできる

「寝る前にリラックスしたいからテレビを見よう」と考えたことはあるだろうか。

夜10時のBBCニュースでブレグジットの最新の展開を知るのは、睡眠には悪いことかもしれない。

ロビンス博士は言う。「夜見ることが多いニュース番組は、肩の力を抜いてリラックスしたい就寝直前に、不眠やストレスを引き起こしてしまう」

ニュースだけではない。ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」について言えば、レッド・ウェディング(虐殺のエピソード)がリラックスさせてくれるとは言い難い。

テレビの別の問題は(スマートフォンやタブレットも同じだが)、青色光線を発するため、体内で睡眠ホルモンのメラトニンが生じるのを遅らせる恐れがあることだ。

■神話4 ― 寝られなくても、ともかく寝床にいた方がいい

なかなか寝付けず、ニュージーランドにいる羊すべて(約2800万頭)を数えてしまった――。

そんなとき、次は何をしたらいいのか。答えは、「寝ようとしないこと」だ。

「そうしないと、ベッドと不眠を結び付けて考えるようになってしまう」とロビンス博士は話す。

「健康的な睡眠が取れている人でも、眠りに落ちるまで約15分かかる。それよりもかなり多く時間がかかるようなら、寝床から出て、環境を変え、頭を使わずにできることをした方がいい」。

博士のお勧めは――靴下をたたむことだ。

■神話5 ― 「スヌーズ」ボタンは便利

もう6分寝たらだいぶん違う……と思いながら、携帯電話のアラームで「スヌーズ」ボタンを押したことがある人は多いだろう。

だが研究チームは、アラームが鳴ったら起き上がるべきだと忠告する。


「少しふらふらしても、二度寝の誘惑には抵抗すべきだ」とロビンス博士は言う。

「体は睡眠状態に戻るだろうが、その眠りはとても浅く、質も低い」

アラームが鳴ったらカーテンを開け、できるだけ明るい光に触れるのがお勧めだという。
https://ichef.bbci.co.uk/news/624/cpsprodpb/13173/production/_106459187_gettyimages-486135868.jpg


https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-47986878
続く)
【医学】5つの「睡眠神話」があなたの健康を損なう=米研究[04/19]
2 :しじみ ★[sage]:2019/04/19(金) 19:56:25.83 ID:CAP_USER
続き)>>1
■神話6 ― いびきに害はない

いびきは無害のこともあるが、睡眠時無呼吸症候群のサインとなっている場合もある。

この障害は、睡眠中にのどの壁が弛緩して気道が狭められ、短期間、呼吸が止まるものだ。

この症状がみられる人は、高血圧や不整脈、心臓発作や脳卒中になりやすい。大きないびきは、その警告の一つだ。

ロビンス博士は、「睡眠は、誰もが今夜、心身の健康と幸せ、長生きのためにできる大切な行為だ」と結論付けている。

(英語記事 Sleep myths 'damaging your health')

https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-47986878
【古生物】4万2千年前の子馬から血液を発見、目標はクローン作成 ロシア極東シベリア[04/19]
1 :しじみ ★[sage]:2019/04/19(金) 20:06:42.57 ID:CAP_USER
■動画
Liquid Blood And Urine Have Been Found Inside A Prehistoric 42,000-Year-...
https://youtu.be/OudlrFgYYLg

(CNN) ロシアの研究グループはこのほど、極東シベリアのベルホヤンスク地域で4万2000年前に死んだ子馬から、液体の血液と尿が見つかったと明らかにした。

北東連邦大学(NEFU)マンモス博物館のセミヨン・グリゴリエフ館長によると、体液は検視の過程で採取したもので、クローン作成に向けた検査も行ったという。この馬は絶滅種。

死骸は昨年夏、マンモスの牙を探していた集団がバタガイカ・クレーターの永久凍土で発見した。この日の気温はマイナス67.8度まで下がっていた。

グリゴリエフ氏はメールでCNNに、死んだ時の子馬は生後2週間程度だったとみられると説明。泥にのみ込まれ、その泥が永久凍土の一部になった可能性が高いとの見方を示した。

さらに「検視の結果、死骸は保存状態が極めて良好で、体の変形すらないことが判明した」とも明かした。頭や脚を中心に体毛も残っていたという。

体毛が保存されているのは極めてまれだといい、「更新世に絶滅した馬の体毛がどんな色だったのか、これで特定可能になった」としている。

液体の血液と尿が見つかるのはさらに珍しい。グリゴリエフ氏が把握している限り、更新世の動物から液体の血液が見つかったのは他に1件だけで、同氏のチームが2013年5月にリャーホフスキー諸島で発見したマンモスのものだという。

NEFUのチームは現在、韓国のスアム生命工学研究院と共同で、クローン作成に向け子馬の細胞を培養する取り組みを進めている。

スアムを率いる黄禹錫(ファンウソク)氏は04年、クローン技術によるヒト胚性幹細胞の作成に成功したと発表したものの、後にねつ造だったと認めた。

https://pressfrom.info/upload/images/real/2019/04/18/liquid-blood-and-urine-have-been-found-inside-a-prehistoric-42-000-year-old-foal__581661_.jpg
https://www.cnn.co.jp/fringe/35136037.html?ref=rss
【話題】ノーベル賞の本庶さん、対価めぐり小野薬品工業と対立 がん免疫治療薬「オプジーボ」[04/18]
1 :しじみ ★[sage]:2019/04/19(金) 20:22:46.00 ID:CAP_USER
 がん免疫治療薬「オプジーボ」につながる研究で2018年にノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑(ほんじょたすく)・京都大特別教授と、薬を販売する小野薬品工業が、特許の対価をめぐって対立している。隔たりはなぜ生まれたのか。

 本庶さんは10日、京都大で会見を開き、対価をめぐる交渉の詳細を初めて明らかにした。「公正な産学連携のモデルをつくらないと日本のライフサイエンスがだめになる。若い研究者がやる気を失ってしまう」

 本庶さんは1992年、免疫のブレーキ役となる分子「PD―1」を突き止め、その後、がん免疫治療に応用できる可能性を示した。この成果を元に03年、小野薬品と共同で特許出願した。

 その後、同社は米製薬大手ブリストル・マイヤーズスクイブとオプジーボを共同開発。米調査会社によると、同様の薬も含めた市場規模は世界で17年に1・2兆円まで成長。24年に4・5兆円と予測されるほど、がん治療を大きく変えた。

 だが、本庶さんは当初の契約の説明が不十分だったとし、対価を受け取っていない。代理人弁護士によると、小野薬品は06年の契約に基づき、本庶さんへの対価約26億円を法務局に供託したが、宙に浮いたままだ。

 代理人は@小野薬品の売り上げAブリストルから入る権利使用料B同様の薬を開発した別企業から入る使用料、の3種類のお金の一部を本庶さんが受け取るべきだと主張。本庶さんへの対価を仮に試算すると、現時点で約830億円になるとし、「今後さらに増える」と強調する。対価の一部は若手研究者を支援する基金に投じる予定だ。

 本庶さんは当初の契約に自ら署名しており、「裁判で契約を覆すのは難しい」(特許法の専門家)とみられる。そのため、代理人は「社会の声を聞きながら進めたい」と話し、世論を味方につけたい考えだ。

 だが、小野薬品も、がん免疫治療の有効性が確立していなかった段階で、オプジーボ製品化に数百億円を投資。契約にないお金を支払うことを株主に説明するのは難しい状況にある。広報担当者は「(本庶さんの主張と)乖離(かいり)が大きく、話し合いを続けていく」という。

 一方、巨額の対価を得た研究者もいる。15年にノーベル医学生理学賞を受賞した大村智・北里大特別栄誉教授は、家畜用に普及した抗寄生虫薬イベルメクチンの開発に貢献。得た対価は200億円以上になる。

 12年にiPS細胞でノーベル医学生理学賞を受賞した京都大の山中伸弥教授は大学の支援で、iPS細胞作製法の多くをカバーする特許を成立させた。山中さんはiPS細胞普及のため料金は安くする方針だが、権利使用料の一部を受け取る決まりになっている。

https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190415001569_commL.jpg

朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASM4F0BRCM4DPLBJ00M.html
【動画】タリバン破壊の仏像群を修復、7000個の欠片から アフガニスタン[04/19]
1 :しじみ ★[sage]:2019/04/19(金) 20:32:16.40 ID:CAP_USER
■動画
https://youtu.be/8kQIXCSPUMw

1996年に武装勢力タリバンがアフガニスタンを支配した際、最も過激なイスラム法を国内に敷いた。

タリバンはイスラム教が入ってくる以前の歴史を排除しようとし、古代の仏像などを破壊するよう指示した。

これには、バーミヤンの仏教遺跡群にあった世界最大の大仏も含まれていた。

首都カブールの国立美術館では現在、7000個の欠片から仏像群を修復する作業が行われている。

https://www.bbc.com/japanese/video-47986198
【LED】高効率な緑色発光を実現 東京工業大学が次世代緑色LEDの新材料開発[04/18]
1 :しじみ ★[sage]:2019/04/19(金) 20:42:25.76 ID:CAP_USER
高輝度、長寿命、低消費電力で光を発するLEDは、信号機やフラットパネルディスプレイ、照明などの生活に欠かせない光源として幅広く用いられている。

 現在、青色と赤色のLEDには、窒化物半導体およびリン化物半導体が用いられている。しかし、これらは人間の視感度が最も高い緑色域において光変換効率が大きく低下してしまう、通称「グリーンギャップ問題」を抱えており、小型で高効率、高輝度、高精細が要求される次世代テレビやプロジェクターを実現するためには、高効率に緑色発光する全く新しい半導体材料が求められている。

 今回、東京工業大学の研究グループは、電気特性の制御ができ、かつ室温で緑色発光する新しい半導体“SrHfS3”の開発に成功した。LEDは、電子の穴(正孔)が動くp型半導体と、電子が動くn型半導体を接合した構造を持っており、ここに電圧を印加し正孔と電子を再結合させることで発光を得ているが、SrHfS3はp型とn型両方の電気伝導性を持つという。

 本研究グループは、新材料でp型/n型の電気伝導性と高効率な緑色発光という2つの機能を両立するために、(1)高対称性結晶中の非結合性軌道の利用と、(2)バンドの折り畳みを利用した直接遷移型バンドギャップを有する結晶構造の選定という2つの化学設計指針を提案した。これをもとに候補材料のスクリーニングを行った結果、ペロブスカイト型硫化物であるSrHfS3に辿り着いた。

 新半導体SrHfS3は、適切に元素置換することでp型およびn型の電気伝導性を制御できるうえ、室温においても目視可能なほど明るい緑色発光が可能である。グリーンギャップ問題を解決する次世代緑色LEDとして、今後の応用が大きく期待されている。

論文情報:【Journal of the American Chemical Society】Material Design of Green-Light-Emitting Semiconductors: Perovskite-Type Sulfide SrHfS3
https://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/jacs.8b13622

https://univ-journal.jp/25549/
【動物】ホッキョクグマが餌を求めて700キロ移動、温暖化の影響か ロシア[04/19]
1 :しじみ ★[sage]:2019/04/19(金) 20:47:45.15 ID:CAP_USER
(CNN) ロシア極東に生息するホッキョクグマが、餌を求めて生息地から約700キロも離れた集落に迷い込み、当局が警戒を強めている。

ホッキョクグマはカムチャッカ半島にあるチリチキの町で、過去5日間にわたって何度も目撃され、地元住民が写真と動画を撮影してソーシャルメディアに投稿した。住民によると、疲れ切った姿だったが人を襲うような様子は見せなかったという。

ロシアのリアノーボスチ通信によると、ホッキョクグマは約700キロ北部のチュクチから、ベーリング海の流氷に乗ってカムチャッカ半島にたどり着いた。

北極圏では気候変動の影響で海氷が急激に縮小し、ホッキョクグマが餌を求めて長距離を移動するようになっている。

16日にチリチキ市内でホッキョクグマを見かけて撮影した女性はCNNの取材に対し、「クマは2歳くらいだった」と話し、「単独で生きることにはまだあまり慣れていない。普通は3歳くらいまで母親と一緒にいる」と指摘した。

「疲れ切っていたけれど攻撃的ではなく、地元の人が魚を与えると食べていた。今日は元気になった様子で獲物を探しに行った」という。

リアノーボスチ通信によると、カムチャッカ半島の当局は、ホッキョクグマを麻酔で眠らせ、空路チュクチに戻すことを計画している。

気候変動が原因と見られるホッキョクグマの長距離移動が伝えられたのは今回が初めてではない。今年2月にはロシア領のノバヤゼムリャ列島で、飢えたホッキョクグマ数十頭が出没して非常事態宣言が出されていた。

https://www.cnn.co.jp/storage/2019/04/19/82bb06e436777c833fa886480c6346e4/t/768/432/d/polar-bear-russian-village-super-169.jpg

https://www.cnn.co.jp/fringe/35136025.html
【動物】希少な「飛べないオウム」カカポに記録的な繁殖期、NZ[04/19]
1 :しじみ ★[sage]:2019/04/19(金) 21:25:28.77 ID:CAP_USER
【4月19日 AFP】
世界一重いオウムで絶滅危惧種のカカポ(和名フクロウオウム)が記録的な繁殖期を迎えていると、ニュージーランドの科学者チームが18日、発表した。夜行性の飛べない鳥カカポの独特な繁殖行動は、気候変動が助けとなって活発化している可能性があるという。

 緑色、黄色、黒色の羽を持ち、丸々と太ったカカポは50年足らず前、すでに絶滅したとみなされていた。1970年に少数の個体が発見されて以来、成鳥の個体数は147羽にまで増加している。

 ニュージーランドが進めているカカポの個体数回復活動の科学顧問、アンドリュー・ディグビー(Andrew Digby)氏がAFPに語ったところによると、雌の成鳥50羽のうちの49羽が249個の卵を産み、うち89個がすでにふ化しており、75羽のひなが成鳥までたどり着くと見込まれるという。これは、3年前の前回の繁殖期に比べて成功率が2倍以上に上昇している。

 ディグビー氏の表現によれば「変わった」オウムのカカポは、雌が繁殖過程の主導権を握り、ニュージーランド固有のリムノキに果実が豊富に実る2〜4年おきにしか雄と交尾しないという。

「この要因が何なのかははっきり分かっていないが、注目している点の一つは、ビタミンDを非常に多く含む、基本的にはスーパーフードのリムノキの実が、生殖力と健康に関連していることだ」と、ディグビー氏は述べた。今年はリムノキの大豊作の年であり、一説によれば、気候変動と気温の揺らぎがリムノキの実の当たり年を後押しした可能性があると、ディグビー氏は指摘している。

 マオリ(Maori)語で「夜のオウム」を意味する名前を持つカカポの残存する個体群は、ニュージーランド沖にある、天敵のいない四つの島に隔離されている。体重が4キロほどになる雄たちは、繁殖期が始まると求愛の誇示行動を取り、雌たちはそれを見て交尾相手を選ぶ。雌は交尾後につがいの関係を終わらせ、抱卵と子育ての過程から雄を締め出してしまう。

 繁殖計画は綿密に監視されており、カカポは野生の状態を保っているが、各個体には電波発信機が取り付けられ、巣には監視システムが埋め込まれている。

「カカポは世界で最も集中的に管理された生物の一種だろう」と話すディグビー氏は、回復活動の集中度の緩和を検討するのは、個体数を少なくとも500羽にしてからにしたいと考えている。(c)AFP

https://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/0/1/-/img_015cf72b486b493ebb7f247e80aa15da287744.jpg
https://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/9/5/-/img_95b8c0024d348a3daa12ab310274f87b293962.jpg

https://www.afpbb.com/articles/-/3221599
【解説】死んだブタの脳を回復、脳死の定義ゆるがす研究 人間にも応用可能だが、倫理面に課題も[04/19]
1 :しじみ ★[sage]:2019/04/19(金) 23:13:02.34 ID:CAP_USER
 死んだブタの脳の細胞機能を回復させることに、研究者が成功した。これは、脳疾患の治療に新しい可能性を拓くと同時に、現在の脳死の定義を根底から揺るがす研究だ。

 米エール大学医科大学院の研究チームは4月17日付けで学術誌『ネイチャー』に論文を発表し、人工透析装置に似た「BrainEx」というシステムを開発したと報告した。BrainExは、死んだ脳に血流と酸素の流れを復活させる装置だ。

 最初に断っておくと、研究チームは、この実験のためにブタを殺すことはしていない。彼らは、近隣の食肉処理場から、食用に解体されたブタの頭部を譲り受けたからだ。また、ブタの脳は生き返ったわけではない。意識を生み出すほど組織立った神経活動の兆候は見られなかったし、わざとそうなるように実験したからである。

■細胞機能を最大6時間復活

「臨床的な定義から言えば、これは生きた脳ではありません」とエール大学医科大学院の神経科学者ネナド・セスタン氏は言う。

 BrainExが達成したのは、放っておいたら腐敗してしまう死んだ脳を、それなりに良い状態に保つことだ。ブドウ糖と酸素をとり込むといった細胞機能を、最大6時間復活させることができた。研究者たちは、脳の障害や疾患を研究するのにこの技術が役立つと期待している。

「非常にわくわくしています。この技術を使えば、心臓発作により脳への血流に問題が生じた患者をどのように治療すべきかについて、理解が進む可能性があります」。米国立神経疾患・脳卒中研究所の神経倫理プログラムのディレクター、カーラ・ラモス氏はそう話す。「脳の細胞を、複雑につながった状態のまま調べることができます」

 とはいえ、今回の研究結果は、いくつかの倫理的に重要な問題を投げかける。研究者たち自身は、議論を歓迎している。

「心と脳の疾患に苦しむ人がこれだけ大勢いる現在、ヒトの脳を研究するための良いモデルを提供する今回の研究は、非常に重要で有望なのです」と、今回の研究について『ネイチャー』誌に論評を寄せた米デューク大学法科大学院の生命倫理学者ニタ・ファラハニー氏は説明する。

 同氏はまた、「今回の研究は、神経科学の根本的な仮定の多くに疑問を投げかけるものでもあります」と言う。「例えば、いったん脳に酸素が行かなくなると、生物としての死が不可逆的に進行する、という仮定は正しくないことがわかりました。そうなると、倫理的・法律的に非常に深刻な問題が提起されることになります」

関連スレ
【医学】死後4時間たったブタの脳、合成血液を含んだ特別な液体一部再生に成功=米研究[04/18]
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続き)
【解説】死んだブタの脳を回復、脳死の定義ゆるがす研究 人間にも応用可能だが、倫理面に課題も[04/19]
2 :しじみ ★[sage]:2019/04/19(金) 23:13:34.52 ID:CAP_USER
続く)>>1
■どこまで回復したのか

 研究チームは、哺乳類の複雑な脳の回復力をテストしようと考えた。そこで考案されたのが、BrainExだ。

 BrainExはコンピューター制御されたポンプとフィルターからなり、生体の血液循環と同じように拍動する流れで、死んだ脳に栄養液を送り込む。栄養液は、赤血球中の酸素運搬タンパク質であるヘモグロビンを主成分とし、超音波スキャンで脳内での流れを追跡できるようになっている。BrainExの特許をエール大学は出願しているが、非営利または学術研究目的ならば無償で使用可能になる予定だ。

 実験に際し、脳が「覚醒」したり苦痛を感じたりしないよう研究チームは配慮した。実際にそうした兆候が見られることはなかったものの、研究者らは万が一に備えて、麻酔を投与したり脳の温度を下げたりする準備をしていた。さらに、栄養液には神経活動を阻害する化合物を加えてあった(これには、脳細胞を休ませて回復の可能性を高めるという意味もある)。

「この研究の目的は、意識を回復させることではありません。むしろ、目的は正反対と言ってもよいほどです」と論文の共著者でエール大学生命倫理学学際センターのスティーブン・レイサム所長は言う。

 研究チームはまず、BrainExが脳の血液循環を復活させることができるかどうかを、細かい血管に至るまでチェックした。実際に、血液は再び循環した。また、脳の血管が良好な状態に保たれていることも確認した。次に、BrainExが脳組織の全体構造をどこまで保存できたかをチェックした。BrainExで処置した脳は、生きている動物の脳や、死後1時間が経過した未処理の脳と遜色なく、死後10時間が経過した未処理の脳よりはるかに良好な状態に見えた。

 海馬のように、酸欠に特に敏感な脳領域も、BrainExの下では個々の神経細胞の構造までよく保存されていた。そして、脳に流入する栄養液と流出する栄養液を比較したところ、脳はブドウ糖と酸素を消費し、二酸化炭素を産生していることがわかった。これは、脳全体で代謝が再開したことを示している。

 前述のとおり、研究者たちは、実験に使った脳が大規模な活動をしないよう配慮していたが、小規模な神経活動を観察するため、海馬を使って実験を行った。海馬の組織を切り取って個々の神経細胞が処置後もインパルスを「発火」できるかどうかを調べたところ、まだ発火できることがわかった。

「神経科学者である私にとって最も意外だったのは、この点でした」と米アレン脳科学研究所のクリストフ・コッホ所長は言う。「普遍的な神経細胞の電気信号といえるスパイク状の波形が見られました。つまり、これらの死んだブタの神経細胞が、原理的には神経活動を行えることを意味しているように思われます」。

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