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しじみ ★
【天文学】天の川銀河の重さは太陽1.5兆個分[03/15]
【ロボット工学】〈動画〉折り紙参考にしたロボットハンド、MITが開発 ワイングラスも割らずに持てる[03/15]
【考古学】ストーンヘンジ期のブタ宴会、全島イベント「汎ブリテン島」集会と判明[03/15]
【医学】睡眠時間のバラツキが血糖値に悪影響をおよぼし深刻な健康問題を引き起こす可能性[03/15]
【話題】女子高生AI「りんな」高校卒業へ 活動は続ける 日本マイクロソフト[03/15]
【生殖医療】東京慈恵会医科大学など、良好精子の判別をアシストするAIの開発を開始[03/15]
【地質学】滝はどうやってできるのか、形成メカニズムに新説[03/16]
【天文学】大質量ブラックホールから放たれるサーチライトの様な光速ジェット ハッブル宇宙望遠鏡[03/15]
【再生医療】ブタ体内で人の膵臓、研究申請へ=解禁受け、国内初−東大など[03/01]
【医療】 5分で効果得られる塗るED治療薬を開発[03/04]

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書き込みレス一覧

【天文学】天の川銀河の重さは太陽1.5兆個分[03/15]
1 :しじみ ★[sage]:2019/03/16(土) 00:12:11.68 ID:CAP_USER
私たちの住む天の川銀河について、意外にもその正確な質量ははっきりとわかっていない。これまで数十年にわたりさまざまな研究から求められた数値は太陽の5000億倍〜3兆倍と広い範囲にわたり、年々精度が上がるにしたがってこの範囲の中間付近に収束しつつある。
http://www.astroarts.co.jp/article/assets/2019/03/16111_globular_clusters_around_milkyway.jpg

これほど数値がばらついている理由は、銀河の質量の9割を占める「ダークマター」の分布の計測方法の違いにある。「ダークマターを直接検出することはできません。見えないものを正確に計測することはできないので、天の川銀河の質量の値もこれまで曖昧なままでした」(ヨーロッパ南天天文台 Laura Watkinsさん)。

天の川銀河と、研究に使用された球状星団の位置を示すイラスト
天の川銀河の円盤部をとりまく球状星団(黄色い点)の動きから、銀河全体の質量が求められた(提供:ESA/Hubble, NASA, L. Calcada)

Watkinsさんたちの研究チームでは、銀河の円盤部から遠く離れてその周囲を回る「球状星団」に着目した。位置天文衛星「ガイア」がとらえた、6万5000光年彼方までの球状星団34個と、ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた、13万光年までの遠方の球状星団12個の速度データから天の川銀河の質量を割り出すことにしたのだ。

「銀河の質量が大きいほど、その重力で星団の移動速度は速くなります。これまでに行われた観測のほとんどでは、星団が地球から離れたり近づいたりする速度(視線速度)が得られるにとどまっていましたが、わたしたちが星団の横方向への動きを計測することができました。それらのデータを総合して、より信頼度の高い速度(重力による加速)から、銀河の質量を計算することができます」(英・ケンブリッジ大学 N. Wyn Evansさん)。

球状星団「NGC 5466」
ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた、およそ5万2000光年彼方の球状星団「NGC 5466」(左)と、枠内の星々の10年間での動き(右)(提供:NASA, ESA and S.T. Sohn and J. DePasquale(STScI))

Watkinsさんらの研究の結果、天の川銀河の質量の値は太陽質量の約1.5兆倍と求められた。天の川銀河を輝かせる2000億個の恒星、および銀河中心の巨大ブラックホール(太陽の400万倍の質量)は銀河の全質量の数パーセントを占めるにすぎず、残りは全て目に見えないダークマターだ。

銀河内に含まれるダークマターの量とその分布は、宇宙の様々な構造の形成とその成長に深く結びついている。今回、天の川銀河の質量が正確に決定されたことで、この銀河が宇宙においてどのような存在なのかがよりはっきりするだろう。

■ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた、およそ5万2000光年彼方の球状星団「NGC 5466」(左)と、枠内の星々の10年間での動き(右)
http://www.astroarts.co.jp/article/assets/2019/03/16112_ngc5466.gif
http://www.astroarts.co.jp/article/assets/2019/03/16112_ngc5466.gif

アストロアーツ
http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/10536_milkyway
【ロボット工学】〈動画〉折り紙参考にしたロボットハンド、MITが開発 ワイングラスも割らずに持てる[03/15]
1 :しじみ ★[sage]:2019/03/16(土) 00:15:58.18 ID:CAP_USER
■動画
Origami Robot Gripper https://youtu.be/byqGFH6AZuk

米マサチューセッツ工科大学(MIT)のコンピュータ科学・人工知能研究所(CSAIL)は3月14日(現地時間)、つかむ物に合わせて円すい形のグリップ部分が伸縮する「Origami Robot Gripper」を発表した。「マジックボール」と呼ばれるボール状の折り紙の構造を参考に開発したロボットハンドで、りんごやワイングラス、南京錠、スマートフォンなど、さまざまな形状の物体をつかめる。
https://image.itmedia.co.jp/news/articles/1903/15/am1535_magicball.jpg

折り紙構造のロボットハンド
 マジックボールは、長方形の紙に細かい折り目をたくさん付けてたたむことで、伸縮可能な球体を作る折り紙の作品。ロボットハンドのグリップ部分にマジックボールの構造を参考にした骨格を取り付け、ゴム風船や薄い布で覆った。
https://image.itmedia.co.jp/news/articles/1903/15/am1535_magicball2.jpg
https://image.itmedia.co.jp/news/articles/1903/15/am1535_magicball3.jpg

グリップ部分の構造(YouTubeで公開している動画より)

 つかみたいものにグリップ部分をかぶせ、内蔵した真空装置で内部の空気を抜くことで、吸うように持ち上げられる。実験では、4ポンド(約1.81キロ)以上のボトルを傷つけることなく拾えたという。


YouTubeで公開している動画
 Origami Robot Gripperは米ハーバード大学のヴィース研究所との共同研究。同大学のロバート・ウッド教授は「ロボットハンドの構造の特徴は単純であること。必要に応じて新しいグリップをすぐに試作できる」とコメントしている。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1903/15/news127.html
【考古学】ストーンヘンジ期のブタ宴会、全島イベント「汎ブリテン島」集会と判明[03/15]
1 :しじみ ★[sage]:2019/03/16(土) 01:00:32.97 ID:CAP_USER
■全域から人が集まる初の「汎ブリテン島」集会と判明、英国

4500年前の宴の食べ残しであるブタの研究から、意外なことが明らかになった。ストーンヘンジ周辺にある先史時代の祭祀場に、ブリテン島全域から人々が集まっていたのだ。この論文は学術誌「Science Advances」誌に3月13日付けで掲載された。

 新石器時代後期(紀元前2800年〜前2400年頃)には、ブリテン島南部のダーリントン・ウォールズ(ストーンヘンジを築いた人々が住んでいたと考えられている場所)やマーデン(ブリテン島最大の環状遺跡)などの祭祀場で大規模な宴会が開かれていた。

 ダーリントン・ウォールズの発掘調査では、冬の間に大規模な宴が開かれ、大量の豚肉と少しの牛肉を焼いて食べていたことが分かっている。発掘された8500点の骨を分析した結果、ブタとウシの割合は10:1だった。

 この地域のほかの祭祀場遺跡からもブタの骨が大量に出土していることは、新石器時代後期のブリテン島南部で、ブタ宴会の習慣が広まっていたことを強く裏付けている。こうした宴の目的が、(コミュニティーのバーベキューパーティーのように)地元の人々の親睦を深めることにあったのか、あるいは、近隣との同盟関係を強化することにあったのかはまだ分かっていない。

 そこで今回、ブタの骨を新たに分析したところ、予想外の結果が判明した。祭祀場とそこで振る舞われたごちそうが、ブリテン島の巨大な交流網のかなめになっていたのだ。ここまで交流が深く、社会が複雑だったとは、誰も予想していなかった。

続きはソースで

https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/031500165/ph_thumb.jpg

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/031500165/
【医学】睡眠時間のバラツキが血糖値に悪影響をおよぼし深刻な健康問題を引き起こす可能性[03/15]
1 :しじみ ★[sage]:2019/03/16(土) 01:08:56.75 ID:CAP_USER
忙しい平日に十分な睡眠時間を確保できず、週末にまとめて「寝だめ」するという人も少なくないかと思いますが、そのような睡眠時間のバラツキが体内時計をリセットできなくして、血糖値に悪影響をおよぼし深刻な健康問題につながる可能性が最新の研究により示唆されています。
https://i.gzn.jp/img/2019/03/15/sleep-imbalance-blood-sugar-regulation/00_m.jpg

Ad libitum Weekend Recovery Sleep Fails to Prevent Metabolic Dysregulation during a Repeating Pattern of Insufficient Sleep and Weekend Recovery Sleep: Current Biology
https://www.cell.com/current-biology/fulltext/S0960-9822(19)30098-3

Weekday–Weekend Sleep Imbalance Bad for Blood Sugar Regulation - Scientific American
https://www.scientificamerican.com/podcast/episode/weekday-weekend-sleep-imbalance-bad-for-blood-sugar-regulation/
https://i.gzn.jp/img/2019/03/15/sleep-imbalance-blood-sugar-regulation/01.png


「睡眠不足はさまざまな生理学的システムに影響をおよぼします。心血管疾患のリスクが高まり、体重が増加し、インスリン感受性が低下するため、糖尿病のリスクも高まります。たった1晩か2晩十分に眠れなかっただけで、人は簡単に睡眠不足になります」と語るのは、コロラド大学ボルダー校の統合生理学部で助教授を務めるクリストファー・デプナー氏。

多くの人々が平日の睡眠不足を補うために休みの日に目覚まし時計のアラームを止めますが、平日が始まるとまた寝不足の日々がスタートするというケースが多いものです。「このように、平日に睡眠不足を積み重ね、週末に多く眠るというような不規則な睡眠サイクルを繰り返すと、肥満や代謝性疾患のリスクにどのように影響を与えるのか、この疑問に我々は興味を持っています」とデプナー氏は語っています。

睡眠時間のバラツキが身体におよぼす影響について興味を持ったデプナー氏とその同僚は、被験者を集めて9日間におよぶ居眠りイベントを開催しました。被験者のうち1つのグループは一晩中眠ることが許されており、もう1つのグループは毎晩5時間しか睡眠が許されませんでした。そして、3つ目のグループには平日は5時間、休日は無制限という「平日に睡眠不足を経験し休日に寝だめする人々」を再現した睡眠パターンを取ってもらったそうです。

実験の結果についてデプナー氏は、「仕事や学校のある日に不十分な睡眠時間しか確保できない状態を続けると、人々は必要以上に食事をするようになり、体重増加につながることがわかりました」と語っています。

研究に参加したコロラド大学ボルダー校で統合生理学の教授を務めるケン・ライト氏は、睡眠不足がおやつの増加につながると指摘。さらに驚くべきことに、週末の寝だめがそれほど助けにはならず、事態を悪化させる可能性すらあると語っています。

ライト氏は「週末にたくさん寝たあと、仕事や学校のある日に不十分な睡眠時間しか取れない状態に戻った場合、肝臓と筋肉のインスリン感受性もしくは血糖調整レベルが下がることを発見しました。慢性的に不十分な睡眠しか取れず、体内時計が正しくリセットできない人の場合、週末以降に特定の組織の血糖値を調整する能力が低下する可能性があります」と語っています。

睡眠時間のバラツキにより生じる肉体への悪影響をなくすには、「枕とデートし、おやつを素敵な夢と交換すること」が必要だとScientific Americanは挙げています。

https://gigazine.net/news/20190315-sleep-imbalance-blood-sugar-regulation/
【話題】女子高生AI「りんな」高校卒業へ 活動は続ける 日本マイクロソフト[03/15]
1 :しじみ ★[sage]:2019/03/16(土) 01:11:11.41 ID:CAP_USER
 日本マイクロソフトの女子高生AI「りんな」が3月20日、高校を卒業する。特設サイトで発表された。
https://image.itmedia.co.jp/news/articles/1903/15/yx_rina.jpg

 りんなは、ソーシャルAIチャットボット。LINEやTwitterの公式アカウントに話しかけると女子高生らしい返事をしてくれる。

 マイクロソフトはりんなの進路を明らかにしていないが、高校卒業後も活動は続くとしており、TwitterやLINEも続くようだ。

ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1903/15/news120.html
【生殖医療】東京慈恵会医科大学など、良好精子の判別をアシストするAIの開発を開始[03/15]
1 :しじみ ★[sage]:2019/03/16(土) 02:07:10.13 ID:CAP_USER
 近年の晩婚化、晩産化を背景に、不妊治療が必要となる患者の数は増加の一途を辿っている。体外受精をはじめとする生殖補助医療へのニーズも年々高まっており、2016年に日本国内で実施された生殖補助医療の治療数は、約45万周期と世界最多レベルとなった。

 顕微鏡下で卵子に精子を直接注入する「顕微授精」では、良質な精子を選択することが受精率を高める重要なポイントのひとつだ。しかし現在、判別における明確な基準はなく、作業を実施する生殖補助医療胚培養士(以下、胚培養士)の知識と経験に依存しているという。卵子へのストレスを最小限に抑えるためには、たくさんの精子の中から最適と思われる精子を判別する作業を迅速に行わねばならず、胚培養士の作業負担が大きいことに加え、胚培養士間の判別精度や作業時間の差が課題となっている。

 こうした課題を解決すべく、東京慈恵会医科大学は、オリンパス株式会社および敬愛生殖医療医院と共同で、精子判別補助AI開発のための共同研究を開始したことを発表した。

 この共同研究では、1000件の症例から最大1万件の教師データを作成し、精子の頭部形態や運動性を総合的に評価して精子を判別する基準をAIに学習させるという。2020年12月までに精子判別補助AIを開発し、それを搭載した顕微鏡の確立を目指す計画だ。

 これにより、良好な精子をリアルタイムで認識・表示して胚培養士の判別作業をアシストし、顕微授精の作業負荷を軽減できるだけでなく、作業の均質化の実現、選別技術の向上が期待できるとしている。

参考:【オリンパス株式会社】東京慈恵会医科大学と顕微授精に関する共同研究を開始 精子判別補助AIの開発により顕微授精作業の負荷軽減と均質化を目指す
https://www.olympus.co.jp/news/2019/nr01167.html

https://univ-journal.jp/25121/
【地質学】滝はどうやってできるのか、形成メカニズムに新説[03/16]
1 :しじみ ★[sage]:2019/03/16(土) 14:17:11.67 ID:CAP_USER
■流れさえあれば自然にできる、初めて実証

滝はどうやってできるのか?

 これまで多くの科学者は、滝の形成には何らかの外部要因が必要と考えてきた。例えば、水が落ちる段差は、地震でできたのかもしれない。これは速いプロセスだ。一方、海面の上下や、異なる種類の岩が異なる速度で浸食されるなど、非常に遅いプロセスもあるとされてきた。

 しかし、3月13日付けで学術誌「ネイチャー」に発表された論文によると、そうした劇的な変化や外からの力は必ずしも必要ないのだという。川の流れさえあれば、川底が1種類の岩でできていたとしても、岩盤が削られて急勾配ができ、自然に滝が形成されることが示唆された。

■「ひとりでに出来ることもあるんだ」

「これまでは地質や滝の情報から地球史上の変化を読み解けるとされてきましたが、新たな形成メカニズムによってそう考えるのは難しくなります」と、今回の論文の著者ジョエル・シャイングロス氏は話す。同氏は現在、米ネバダ大学リノ校の助教を務めている。

 今回の研究はまだ予備段階で、研究室レベルでのシミュレーションに過ぎないと同氏は注意をうながす。ただし、科学者が地形の浸食の要因を解釈する際には、これまでのやり方を見直す必要があると同氏は言う。

「この論文は、まるで『ちょっと待つんだ、みんな。これらの地形は、必ずしも何かの外部要因や局所的要因で作られたわけじゃない。ひとりでに出来上がることもあり得るんだ』と言っているようです」と、今回の研究には関わっていない米アイダホ州立大学の地形学者ベン・クロスビー氏は話す。

続きはソースで

https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/031500162/02.jpg

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/031500162/
【天文学】大質量ブラックホールから放たれるサーチライトの様な光速ジェット ハッブル宇宙望遠鏡[03/15]
1 :しじみ ★[sage]:2019/03/16(土) 14:25:35.96 ID:CAP_USER
暗い闇夜に放ったサーチライトの様なこの天体は、おとめ座の方向約5500万光年先に位置する巨大楕円銀河「M87」です。直径が約12万光年あると推測されており、数兆個の星と約13000個もの球状星団を含んでいます。

この銀河の中心から長く伸びる青白い物体は、「M87」の中心にある太陽の数十億倍の質量を持つ超大質量ブラックホールから放出されたジェットです。活動銀河核のブラックホールは周囲の物質を飲み込むと同時に、光速に近い速度でジェットを放っています。

また、2016年3月には国立天文台水沢VLBI観測所の秦和弘助教を中心とした研究チームが、「M87」から放たれるジェットの運動の観測に成功した研究結果を発表しており、噴出口付近におけるジェットの「超光速運動」(見かけ上、光速を上回る速度)が確認されています。

この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡の広域惑星カメラ2「WFPC2」の紫外線、可視光、赤外線波長を利用して撮影し、2000年6月に公開されたものです。
https://sorae.info/wp-content/uploads/2019/03/opo0020a.jpg

https://www.spacetelescope.org/images/opo0020a/
https://sorae.info/030201/2019_3_15_m87.html
【再生医療】ブタ体内で人の膵臓、研究申請へ=解禁受け、国内初−東大など[03/01]
1 :しじみ ★[sage]:2019/03/16(土) 14:31:37.20 ID:CAP_USER
動物の体内で人間の臓器を作る研究が1日、解禁された。これを受け、中内啓光・東京大特任教授らのチームは、ブタの体内で膵臓(すいぞう)などを作る国内初の研究計画を今春にも東大の倫理審査委員会に申請する方針を明らかにした。
 移植用の臓器提供は不足しており、チームは将来、作製した臓器を移植に利用することを目指している。膵臓のほか肝臓や腎臓の作製も検討する。
 チームによると、膵臓などの臓器を作れないよう改変したブタの受精卵に人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)を入れ、ブタの子宮に戻すと、胎児の臓器はブタと人の細胞が混ざったものになる。当面は出産させずに胎児を取り出し、人の細胞の割合などを検証する。(2019/03/01-15:21)

時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019030100928&g=soc
【医療】 5分で効果得られる塗るED治療薬を開発[03/04]
1 :しじみ ★[sage]:2019/03/16(土) 14:36:38.71 ID:CAP_USER
性生活を充実させるうえでは、「故きを温ねる」だけでなく「新しきを知る」ことも大切だ。現代を生きる中高年男性にとって心強い味方ともいえるのが「ED(勃起不全)治療薬」である。

 現在、主に処方されているのは「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」の3種類。いずれも“飲み薬”で服用してから効果が現われるまで15分〜1時間程度かかる。そうしたなか、「使用してから5分で効果が得られる新薬」が新たに登場しようとしている。英国の製薬メーカーであるフューチュラメディカル社が開発した「eroxon」(エロクソン)だ。6月の最終治験終了が間近に迫り、今年に入って現地・英国のメディアで同薬を特集する報道が相次いでいる。

 この新薬の特徴は“塗り薬”である点だ。ED治療に詳しい渋谷三丁目クリニックの古市昌之院長がこう話す。

「『ペニスにクリームを塗る』という使い方をします。血管を拡張させる作用から狭心症などに用いられる『ニトログリセリン』が有効成分として含まれて、ペニスの皮膚から吸収されることで血流を改善し、勃起を促すメカニズムです。

 従来の薬は『セックスする時刻』を予想し、逆算して飲む必要がありましたが、こちらはセックスの直前、前戯の前に塗れば良いという点で画期的でしょう」

塗る場所が場所だけに、パートナーの女性への影響がないかも気になるが、同社HPでの公表資料によれば「有効成分は塗って5分後にはほとんど全てがペニス内に浸透している。1003例の試験のうちパートナーに軽度副作用が報告されたのはわずか4例だけ」とある。また、短時間で効果が得られるということに加え、ペニスにのみ塗布するので飲み薬である従来のED治療薬と比べて副作用が少ないと同社は説明している。

「バイアグラなどのED治療薬は、重い狭心症などの心疾患を持っている患者は服用できないといった禁忌があります。しかし、この薬は塗り薬であることからペニスのみに作用し心臓に負担をかけにくいため、これらの持病がある人でも使用できるでしょう」(古市氏)

 ただし、効果の持続時間は30分程度と他の薬と比べて短い。発売時期や価格はまだ公表されていない。日本上陸が待たれる。

https://www.news-postseven.com/wp-content/uploads/2019/03/eroxon.jpg
https://www.news-postseven.com/archives/20190304_878908.html
【気象学】データ公開 観測開始(1909年ごろ)からの気温データセットが完成しました 気象庁[03/06]
1 :しじみ ★[sage]:2019/03/16(土) 14:45:09.92 ID:CAP_USER
■〜より高い精度の気温長期変化傾向の解析が可能となります〜

■報道発表日

平成31年3月6日
概要
 全国の気象台等における気温のデータセット(日平均気温、日最高気温、日最低気温)が完成しました。これにより、気温については、観測開始から全てのデータをご利用いただくことで、より高い精度の気温長期変化傾向の解析が可能となります。

■本文
気象庁では、全国の気象台等における過去の観測データについて、順次デジタル化と品質管理を実施して公開を進めてきました。今般、気温のデータセットが完成しましたので、以下のデータを公開します。


■新たに公開するデータ

 全国の気象台等における気温データ(日平均気温、日最高気温、日最低気温)について、観測開始から1909年までを中心に未公開だった全てのデータを新たに公開します。また、デジタル化と品質管理が済んだその他の要素(雲仙岳と西表島の降水量、一部官署における日最大風速や降雪の深さの日合計等)についても公開します。さらに、これらのデータを基に、月別値・年別値・極値等を再計算しました。
 これらのデータは、気象庁HP「過去の気象データ検索」で平成31年3月7日(木)以降にご利用いただけます。


■想定されるデータ利用

 月最高気温、月最低気温、真夏日日数や猛暑日日数などのデータが観測開始まで作成されたため、より長期間の気温変動の解析が可能となり、地球温暖化を含む気候変動の監視や調査研究、気候変動の影響評価等への利用が期待できます。
問い合わせ先
 観測部 計画課情報管理室

■資料全文

観測開始からの気温データセットが完成しました〜より高い精度の気温長期変化傾向の解析が可能となります〜 [PDF形式:475kB]
http://www.jma.go.jp/jma/press/1903/06a/20190306_digdata.pdf

http://www.jma.go.jp/jma/press/1903/06a/20190306_digdata.html
【宇宙】衝突シミュレーション 爆破回避は困難?、小惑星は思ったより硬かった 米研究[03/08]
1 :しじみ ★[sage]:2019/03/16(土) 14:50:44.14 ID:CAP_USER
(CNN) 地球に接近してくる小惑星を爆破して衝突を回避する――。そんなSF映画に出てくるような筋書きは、現実的には難しいかもしれないという研究結果がこのほど発表された。

ジョンズ・ホプキンズ大学とメリーランド大学の研究チームによると、小惑星はこれまで考えられていたよりもずっと頑丈で、破壊しようと思えばはるかに強大なエネルギーを必要とすることが分かった。

研究チームは2つの小惑星が衝突するシミュレーションを実施。直径25キロの小惑星に、直径1.6キロに満たない小型の小惑星を秒速4.8キロの速度で衝突させる実験を行った。

過去の実験では、この衝突によって大型の小惑星が砕け散ると予想していた。しかし今回の実験によって、大型の小惑星はあまりダメージを受けないことが分かったという。

「われわれはこれまで、大型の小惑星ほど容易に粉砕できると考えていた。大きい小惑星の方が亀裂が生じやすいと見込んでいたからだ」「だが今回の実験の結果、小惑星は我々が思っていたよりも頑丈で、完全に粉砕するためにはもっと多くのエネルギーを要することが分かった」。論文を執筆したジョンズ・ホプキンズ大学のチャールズ・エル・ミール氏はそう述べている。

「アルマゲドン」や「ディープ・インパクト」といったハリウッド映画では、地球に向かってくる小惑星や彗星を破壊して人類を守る。実際に、地球への衝突が予想される小惑星を破壊したり針路を変えさせたりすることを想定した研究も進められている。

ジョンズ・ホプキンズ大学のK・T・ラメシュ氏は、「そうした重大な脅威に対して我々が対策を立案しなければならなくなるのは時間の問題だ」と述べ、「その時が来れば、どうすべきかについて優れたアイデアが求められる。今回のような科学的取り組みは、我々がそうした判断を下すための重要な助けになる」と指摘している。

https://www.cnn.co.jp/storage/2019/03/08/2c5bbd2996e952216ec2a6701799758d/t/768/432/d/asteroid-1-super-169.jpg

https://www.cnn.co.jp/fringe/35133916.html
【生物学】「どんな動物でも一生の心拍数8億回」の謎[03/08]
1 :しじみ ★[sage]:2019/03/16(土) 14:56:47.02 ID:CAP_USER
■早く死ぬように進化した動物たちも

■体が大きい動物ほど長生き

人は誰しも長生きしたいと思う。不老不死は、秦の始皇帝にかぎらず、はるかな昔に人が死を意識したときからの永遠の願いだろう。

長寿の確実な記録としては、フランス人のジャンヌ・カルマン氏(女性、1997年没)が122歳まで生きたのが最高とされている。不確実な記録も入れれば、最高齢は170歳以上に跳ね上がるし、伝説も入れれば200歳以上になるけれど、いくらなんでもそれはないだろう。

目を転じて動物界を見渡せば、100歳以上まで生きるものとして、クジラがいる。最高齢としては、ナガスクジラの116歳という記録がある。ちなみに、最大種であるシロナガスクジラの記録は110歳だ。

このようなクジラは大きすぎて、水族館で飼うことができない。そのため、何年生きるのか長いあいだわからなかった。しかし、1955年にPurvesが、クジラの耳垢(じこう)に記録された年輪によって、年齢を推定できることを発見した。

クジラの耳も、私たちの耳と同じように、外耳(鼓膜の外側)と中耳(鼓膜の振動を耳小骨によって内耳に伝える)と内耳(振動を電気信号に変えて神経に伝える)に分けられる。私たちは音(空気の振動)によって鼓膜を振動させ、その振動を中耳を経由して内耳に伝える。しかし、クジラは水中に棲んでいるため、鼓膜ではなく下顎の骨で音(水の振動)を感じ、その振動を内耳に伝える。

そのため、クジラは外耳と中耳をほとんど使っておらず、耳の穴もふさがっている。だから、鯨は耳垢を外に捨てることができず、生涯にわたって耳垢が溜まり続ける。その耳垢にできる年輪によって、年齢がわかるのだ。

クジラはこのように長生きだが、カバやサイは約50年、ウマは約30年、イヌは約20年生きることが知られている。マウスは短命で、3年ほどしか生きない。もちろん同じ種でも、個体によって寿命はずいぶん違う。それでも大雑把にいえば、体の大きい種のほうが、寿命が長い傾向はありそうだ。

■体が大きいほどゆっくり生きる?

体が大きい動物ほど、たくさん食べなくてはならない。その理由の1つは、大きい動物ほど、生きていくために多くのエネルギーを使うからだ。この、生きていくために使うエネルギー量を、代謝量と言う。

体の大きい動物ほど代謝量は大きい。しかし、たとえば体重が10倍重いからといって、代謝量も10倍になるわけではない。

1960年代のアメリカで、動物園のゾウに薬を飲ませることになった。だが、どのくらいの量を飲ませたらよいのだろう? その薬を、サルやネコに飲ませる量はわかっていた。そこで、体重(ゾウは3トンだった)に比例させた量をゾウに飲ませたところ、可哀想なことに、そのゾウは、2時間も経たずに死んでしまったという。

たしかに、体の大きい動物ほど代謝量は大きい。しかし、たとえば体重が10倍重いからといって、代謝量も10倍になるわけではない。だいたい5〜6倍にしかならない。代謝量は、体重ほどは増えないのである(逆にいえば、体重当たりの代謝量は、体の小さい動物のほうが大きくなる)。

実は、この現象は、100年以上前の19世紀から知られていた。そして、さまざまな哺乳類について代謝量が調べられ、ほぼ体重の3/4乗に比例すると結論されていた。

その後、心拍時間(心臓が打つ間隔)や寿命も、体重に対して同じように変化すると言われるようになった。つまり、どの哺乳類でも、寿命を心拍時間で割れば、同じ値になるということだ。

その値は(文献によって違うが)だいたい8億である。

ネズミのように小さな動物は、心臓が速く打つ。一方、ゾウのように大きな動物は、心臓がゆっくり打つ。しかし、ネズミでもゾウでも、一生のあいだに心臓が打つ回数は、同じ8億回だと言うのである。

続きはソースで

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/60283?media=bb
【日本海溝】東日本大震災 超巨大地震で土砂100万トンがプレート境界に![03/08]
1 :しじみ ★[sage]:2019/03/16(土) 15:03:35.53 ID:CAP_USER
2011年3月11日に東北地方の太平洋側を襲った東日本大震災から8年。海洋研究開発機構(JAMSTEC)などの国際共同チームは、地震発生にともなって、土砂など100万トンを超える有機物が日本海溝に流れ込んでいた事実を突き止めた。

 巨大地震によって超深海へ流れ込んだ有機物の量を解析したのは、今回の研究が初めてで、海底環境に相当なインパクトを与えた可能性が高い。

■日本海溝沿いの超深海を探査

 英学術誌『サイエンティフィック・リポーツ』に2月7日付で掲載された論文によると、JAMSTECやオーストリア・インスブルック大学、ニューヨーク市立大学などのチームは、2012〜2016年にかけて6回にわたり、青森県から茨城県沖に南北にひろがる日本海溝沿いの超深海で、堆積物の採取や地形調査などを実施。

 日本海溝は、北米プレートの下に太平洋プレートが沈み込んでできた水深7000メートル以上の溝状の地形で、2011年3月に起こった地震は、牡鹿半島から約130キロ離れた三陸沖の海底を震源として発生した。地震の規模を示すマグニチュードはM9.0で、国内観測史上最大であるとともに、世界を見回しても2004年のスマトラ島沖地震以来の規模で、1900年以降では4番目に大きな超巨大地震だった。

■海盆にたまった堆積物を分析

 そこで研究グループは、日本海溝沿いの「海盆(かいぼん)」と呼ばれる複数の凹地の堆積物を採取して表面積を算出した結果、日本海溝の最南部にあたる茨城県沖では29平方kmにのぼることが判明。さらに日本海溝にあるすべての海盆では、東日本大震災によって、合計で東京ドーム約150個分に相当する堆積物が流れ込んだことがわかった。

 さらに、本震から約30分後に最大余震が発生した茨城県沖の海底では、震源付近を上回る大量の有機物(有機炭素)が流れ込んでいることも明らかになった。海盆の堆積物に含まれる有機炭素の合計は、少なくとも100万トンにのぼると考えられるという。

■有機炭素の循環とは?

グループによると、これは、ヒマラヤ山脈で生まれたガンジス川とブラマプトラ川が合流して1年間に海に運ぶ有機物量の4分の1以上が、たった1回の地震で超深海に流れ込んだことを意味している。

 では超深海に運びこまれた有機物は、その先どこへ行くのか?炭素の循環システムや、海底の生物環境に与える影響については、今後の課題だが、インスブルック大学の地質学者によると、日本海溝のようなプレートの沈み込み帯では、地球内部に入り込んだ有機炭素が、火山の噴火で二酸化炭素として大気中に放出される可能性もあるという。

 日本海溝は中心部分の水深が7400〜7700メートル、最も深い南端では8030メートルにもなる超深海だ。地球上で「超深海」と言われる水深6000メートル以上の海域は、海洋面積の2%しか占めておらず、月や火星を探査するより困難だと言われている。

日本も参加する国際的な深海探索プロジェクト(IODP)では、2020年に日本海溝での研究航海を実施し、海溝全域で堆積物を採取し、東北沖で過去に起きた巨大地震の歴史解明を目指すとともに、炭素循環のシステムの研究が進むと期待されている。

■日本海溝の海底にある「海盆」で堆積物を採取し、その量を推測した。✩印は2011年の地震の震源で、ピンクは余震範囲。(b)〜(d)の□は海盆の位置を示す(JAMSTEC)
https://www.hazardlab.jp/contents/post_info/2/8/2/28289/20190212_01.jpg

■上:日本海溝の凹地に流れ込んだ堆積物の体積量。下:堆積物中に含まれる有機炭素量のグラフ。震源付近より日本海溝最南端の茨城県沖で多い(JAMSTEC)
https://www.hazardlab.jp/contents/post_info/2/8/2/28289/20190212_02-1.jpg
https://www.hazardlab.jp/contents/post_info/2/8/2/28289/rvsonne.jpg


ハザードラボ
https://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/8/28289.html
【生物】フンを出すときだけ肛門を作る。一時的な肛門を形成するクシクラゲの仲間を発見(米研究)[03/11]
1 :しじみ ★[sage]:2019/03/16(土) 15:09:42.25 ID:CAP_USER
肛門は、体に備わったほかの器官に比べて軽視されがちだ。

 しかし、排泄物を体外に排出するというその役割なくしては、それまでなされてきた消化プロセスが完結しない大切な器官である。

 今回、史上初めてある有櫛動物のクシクラゲに一時的に作られる肛門が発見され、その進化についての理解が深まったそうだ。

■もよおしてきたら肛門を形成
http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/d/4/d475ad2c.jpg

 『Invertebrate Biology』に掲載されたレポートによると、ムネミオプシス・レイディ(有櫛動物:クシクラゲ類の仲間で、厳密なクラゲが属する刺胞動物ではない)には、はっきり視認できる肛門がない。

 ところが、その体の調査から、フンを出さねばならないときにだけ、肛門を形成することが判明したのである。

 フンが体内に溜まると、腸(胃層)が外層である上皮に到達するまで伸長する。

 すると腸と上皮が融合して、それまでなかった開口部が形成。この穴からフンが排出され、用が済むと、再び穴は閉じて、腸と上皮は別々に分かれる。

 これら2つの部分は単細胞層で構成されているために、肛門の形成は速やかだ。

 成長したムネミオプシス・レイディでも1時間ごとに新しい肛門を形成できるし、幼生ならば10分間隔で作り出すことができるという。

American comb jelly (Mnemiopsis leidyi) Гребневик мнемиопсис https://youtu.be/QaG-FAqu9_4


■神経系や消化管システムの進化のヒントに

 クラゲやクシクラゲは単純な生物で、複雑な内臓システムはなく、体内に菅が1本備わるのみだ。そして中には、胃層に1つしか開口部がなく、それで食事・排泄・生殖物質の交換を全部まかなってしまう種すらいる。

 だがムネミオプシス・レイディの即席肛門システムからは、単管しか持たなかったクラゲが大昔に常設の肛門を進化させた仕組みを窺うことができる。

 クシクラゲは地球上でも一番古い部類の生物で、その祖先は7億年ほど前に誕生した。

 これを研究すれば、神経系や消化管といった今日の複雑な生物にとっては欠かすことのできないシステムの、進化基盤を知る手がかりが得られるだろうとのことだ。

BIGLOBEニュース
https://news.biglobe.ne.jp/trend/0311/kpa_190311_5480673396.html
【AI】中国がAI分野で間もなく米国を超える、米シンクタンク[03/14]
1 :しじみ ★[sage]:2019/03/16(土) 15:12:28.31 ID:CAP_USER
【3月14日 AFP】
米アレン人工知能研究所(Allen Institute for Artificial Intelligence)は13日、AI(人工知能)に関して中国の学術論文が急増しており、米国は間もなくAI分野で中国に追い抜かれるとの分析結果を公表した。

 同研究所の分析によると、AI関連論文の発表数で、既に中国は米国を上回っているが、多くは質の面で中レベルか低レベルのもの。それでも、最も引用された回数の論文ランキングで、中国は2019年中に上位50%、来年は上位10%で、2025年までに上位1%に入る見通しで、米国を上回るという。

 分析結果は、自動運転車、仮想現実(VR)、第5世代(5G)移動通信網などの主要技術分野で中国に先を行かれているとの米政府やIT業界の懸念を浮き彫りにした。

 中国は2030年を目標にAI分野で世界のトップを目指すと2017年に公表しているが、アレン研究所の研究員、フィールド・キャディー(Field Cady)氏とオレン・エツィオーニ(Oren Etzioni)氏によると、中国はその10年以上前から既にAI分野への投資を急増させていた。

 両氏はブログへの投稿で、中国は多くの観点から投稿・掲載された論文のみならず、多大な影響力のある論文作成においても米国を追い抜きつつあると指摘。さらに 「最近の米国の対策はが留学生や外国人研究者の採用や雇用にとって障害となり、AI研究の分野において中国が覇権を握りつつあるという傾向がさらに悪化するだろう」と述べ、新たな移民引き締め対策のために米国が首位を維持することは困難になるだろうと指摘した。

 米国のシンクタンクや研究者らは、官民両部門がAI技術開発により取り組めるよう、AIに関する国家戦略の策定を政府に求めており、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は先月、米国におけるAIの技術革新を促進する目的で「連邦政府のリソースを最大限につぎ込む」とした大統領令「米国AIイニシアチブ(American AI Initiative)」に署名した。だが、アナリストらによると、包括的戦略と呼ぶにはほど遠いという。(c)AFP

https://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/8/c/320x280/img_8c93552f3426395b94832e4d90791cd8155391.jpg

https://www.afpbb.com/articles/-/3215770
◆スレッド作成依頼スレッド★62◆
186 :しじみ ★[sage]:2019/03/16(土) 15:13:00.56 ID:CAP_USER
>>167
【再生医療】ブタ体内で人の膵臓、研究申請へ=解禁受け、国内初−東大など[03/01]
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1552714297/
>>168
【宇宙開発】中国、火星探査機を来年打ち上げへ 国家宇宙局の科学者が明言[03/04]
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1551671201/
>>170
【医療】 5分で効果得られる塗るED治療薬を開発[03/04]
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1552714598/
>>171
【気象学】データ公開 観測開始(1909年ごろ)からの気温データセットが完成しました 気象庁[03/06]
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1552715109/
>>177
【天文学】暗黒物質(ダークマター)の重量を含む銀河系の質量、高精度で算出 天文学者チーム[03/08]
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1552104580/
>>178
【宇宙】衝突シミュレーション 爆破回避は困難?、小惑星は思ったより硬かった 米研究[03/08]
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1552715444/
>>179
【生物学】「どんな動物でも一生の心拍数8億回」の謎[03/08]
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1552715807/
>>180
【生理学】アメーバに感染し休眠状態にさせる性質が「メドゥーサ」を連想させる「メドゥーサウイルス」の発見 京大など[02/15]
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1550213708/
【日本海溝】東日本大震災 超巨大地震で土砂100万トンがプレート境界に![03/08]
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1552716215/
>>182
【古生物】マンモスの細胞核、死んでなかった 近大「復活」に前進[03/11]
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1552365864/
>>183
【生物】フンを出すときだけ肛門を作る。一時的な肛門を形成するクシクラゲの仲間を発見(米研究)[03/11]
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1552716582/
>>184
【数学】Google、円周率計算31兆桁達成 世界記録更新[03/14]
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1552590166/
>>185
【AI】中国がAI分野で間もなく米国を超える、米シンクタンク[03/14]
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1552716748/
◆自治議論@科学+★61
70 :しじみ ★[sage]:2019/03/16(土) 17:24:41.92 ID:CAP_USER
>>69
(´・ω・`)まじめなスレも立てるから
たまには許して
【環境】世界で大幅増、海でも海洋熱波が生物を苦しめている[03/07]
1 :しじみ ★[sage]:2019/03/16(土) 23:54:58.62 ID:CAP_USER
■「海洋熱波」が生物多様性を脅かす、経済や災害に影響も、最新研究

 強烈な熱波は人間の健康を脅かし、場合によっては致命的な脱水症状や脳卒中を引き起こす。そして、地上での極端な高温と同様に、海の熱波もそこで暮らす生きものに多大な影響を及ぼす。

 学術誌「Nature Climate Change」に3月4日付けで発表された論文によると、過去30年の間に、海洋熱波が発生する回数が大幅に増加しており、生物多様性に与える打撃の大きさが明らかになりつつあるという。
 海洋熱波とは、特定の海域の表面水温が極めて高い日が続く現象だ。過去30年間に世界で海洋熱波が発生した日数は、以前の同期間と比べて54パーセント増え、この傾向が海の生きものの減少と重なることがわかった。

 2014〜2016年にかけて米西海岸沖に居座った「ブロブ(The Blob)」をはじめ、世間の注目を集めた有名な熱波も、今回の研究の対象となっている。無脊椎動物から海洋哺乳類まで、ブロブはたくさんの生きものを死に至らしめた巨大な熱波だった。

■地球規模での影響は

 海洋熱波が世界の海の生きものをどのように変えているのかを地球規模で把握するために、論文の著者で生態学者のダニエル・スメール氏らは、過去に発表された論文116本を調べ、1000を超える生態系の記録からデータを収集した。先行研究をなぞり、海洋熱波は5日間以上にわたって海水温が異常に高くなる現象と定義された。

 チームは次に、既存のデータを利用して、特定の海域における生物多様性の総量を測定した。とくに気がかりだったのは、生物多様性が極めて高い海域で、過去に熱波が発生したケースだった。そうした海域では、生物が被害を受けたり、死滅したりして、周辺の生態系に被害が加速度的に広がるリスクが高いからだ。

続きはソースで

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ナショナルジオグラフィック日本版サイト
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