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しじみ ★
野良ハムスター ★
【福島第一原発事故】福島のエセ科学者による科学信仰の罪
【動物】鳥の雌、パートナー選びの基準は「頭の良さ」か 研究
【医学】肥満と脳の萎縮に相関関係があった──認知症対策に使えるかも?[01/10]
【ハイパーループ】イーロン・マスクが地下トンネルで広げた新たな大風呂敷[01/05]
【動物】殺処分されているオスのヒヨコ60億羽が助かる!?──孵化前の性別判断可能に
【天文学】板垣さん、こじし座の銀河に超新星を発見、140個目[01/11]
【考古学】寄り添って埋葬された男女の人骨、紀元前4500〜2500年の古代遺跡で発掘 インド[01/12]
ツルツルとフサフサの違いを生むカギは・・・毛が生えていない場所にも発毛タンパク質は存在する?新研究が明らかにする「希望の光」

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【福島第一原発事故】福島のエセ科学者による科学信仰の罪
1 :しじみ ★[sage]:2019/01/12(土) 03:28:26.56 ID:CAP_USER
越智小枝(相馬中央病院 内科診療科長)


「結局のところ福島は安全なんですか、危険なんですか」

 福島についての話をすると、今でもそのような質問を受ける。しかしノウハウ本のような「結局Yes/No」という回答を求める方には、今の福島を理解することはできないだろう。本当に福島を知りたいのであれば、まず簡単に脳みそを預けずに、きちんと現状を見ることから始めていただきたい。

■専門家のためらい

例えば福島でがんが増えているかいないか、という議論にはいまだ決着がついていない。

「『専門家』と称する人がそれぞれまったく逆のことを主張するから混乱するのだ」

とお叱りを受けることが度々あり、それは全くもってその通りである。

 しかし実はこの言葉こそが、福島の現状を端的に表している。つまり、福島の健康問題は専門家ですら意見が二分するほど複雑な問題なのである。まっとうな専門家であれば、現在の福島における「結局…」という質問には、多少なりとも曖昧さを残したスタンスをとるだろう。
 
 一方で、メディアはその体質上、過激な断言にのみ飛びつく傾向にある。そのメディアの注目を浴び、名を売ろうと、福島には断定調の似非科学を携えた自称「専門家」たちが次々と訪れ、良識ある専門家たちの声を排除しようとしている。
 
■科学の限界

 少なくとも現在の時点で、福島で「放射能が原因によるがんが」「確かに増えている」

という事実を科学的に説明することは難しい。その理由は2つある。

 1つには、ほかの地域で起きたことが福島でも同様に起こる、ということ(再現性)を証明することが難しいから。もう1つは、現在の福島の問題の原因が放射能である、という因果関係が証明できないからである。

1)再現性の限界

 例えばチェルノブイリで起きたことと福島を比較するときに問題となるのは、対象となる人々の背景が異なりすぎる点である。食料と情報の流通が乏しく、放射能未測定の食品を食べ続けなくてはいけなかったチェルノブイリの人々と、自給率が非常に低く、地産地消で暮らすことがむしろ難しい日本に暮らす人々で、内部被ばく量を比較することは難しい。
 
 それだけでなく、元々ヨード不足で外から放射性ヨウ素が入ってくれば大量に被ばくしてしまうチェルノブイリの住民の例をもとに、ダシの文化があり普段からヨード過剰気味で、放射性ヨウ素が飛んできてもあまり甲状腺には取り込まれない可能性の高い日本の住民の甲状腺がんを予測することも難しいのである。
 
 さらに、サンプルバイアス(偏り)の問題がある。例えば健康診断で見つかったがんは、自覚症状も出ない数ミリメートルの大きさで見つかるが、病院データは自覚症状があって受診した患者のものであるから、既に進行して数センチメートルの大きさになったものが殆どである。つまり、これまで病院ベースで得られていた甲状腺がん発症率と、福島の甲状腺スクリーニングで見つかったがんの発症率を比較して「数十倍もある」といっても、それは放射能によってがんが増えている証拠にはならないのである。
 
 (実際に韓国でも甲状腺スクリーニングを受診率が25%ほど増えたら、甲状腺がんの発症率が15倍にもなったという報告もある。)

https://ironna.jp/article/2471
続く)
【福島第一原発事故】福島のエセ科学者による科学信仰の罪
2 :しじみ ★[sage]:2019/01/12(土) 03:28:42.75 ID:CAP_USER
続き)>>1
2)因果関係証明の限界

 「風が吹いたら桶屋が儲かる」

ということわざがある。では桶屋が儲かった時は風のお陰なのだ、ということを証明できるだろうか。桶屋の営業努力かもしれないし、空き家が増えてネズミが増えただけかもしれない。別の桶屋が倒産したかもしれない。

 同じように、今例えば福島県の住民がんになった場合、それが「原発の放射能による増加なのか」ということを証明することは難しい。特にがんは色々な要因で起きるため、もし原発の後に起きても、「原発のストレスによって起きたがん」かもしれないし、「原発後にやけ酒を飲んだせいで起きたがん」「外へ出ず運動をしなくなったせいで起きたがん」かもしれない。また、まったく関係なく「日本人の2人に1人ががんになるから」という可能性も十分にある。これを放射能のせい、と断定することは非常に難しいのである。
 
 少し難しい話になるが、疫学の世界では、A(原発事故)という事象の後にB(甲状腺がん)という事象が起きたときに、因果関係はどのように証明されるのか。

 因果関係の判断基準で一番有名なものは「Hillの基準」というもので、以下の9項目を検討するものだ。

1. 関連の強さ :原発事故と甲状腺がんがどの程度強力に関連しているか
2. 一貫性:色々な手法でデータが集められているか
3. 時間的関係
4. 生物学的容量反応勾配:量が増えた時に効果も大きくなっているのか
5. 特異性:Bの原因としてA以外のものが考え難いか
6. 生物学的説得性:AがBを起こすことは生物学的に納得がいくか
7. 整合性:AがBを起こすことは論理的に矛盾しないか
8. 実験・データの質
9. 類似性:過去に類似した報告がなされているか

 このHillの基準を用いて福島のがんを検討するとどうなるだろうか。事故の前と今とでは何倍増えているかわからないので、事故とがんの関連の強さを判定できないため、1や3の項目は満たさない。住民の被ばく量データが正確ではないので、4も証明は難しい。放射線以外にも癌の誘因があるため6も困難。がんのデータベースすら作られていないので、2や8はこれからの課題である。
 
 とすると、因果関係があると「科学的に」主張するためには、6の生物学的説得性(放射能でがんになりえる、という理屈)と9の類似性(チェルノブイリの先例がある、という事実)で勝負するしかない。つまり、既存のデータは、福島の放射線ががんを引き起こしたという因果関係を示すには十分でないのである。
 
 誤解のないように言うが、「因果関係を示すに十分な情報がない」ということと、「因果関係がある・ない」ということは別物である。つまり、たとえば福島の子供たちの間で原発事故による甲状腺がんが増えているかどうか、ということに関しては、今どんなに議論を尽くしても、結論は出ないのである。

続きはソースで

https://ironna.jp/article/2471
【動物】鳥の雌、パートナー選びの基準は「頭の良さ」か 研究
1 :しじみ ★[sage]:2019/01/12(土) 03:32:49.65 ID:CAP_USER
【1月11日 AFP】
鳥類の雄では、鮮やかな色の羽や工夫を凝らした歌声を持つものが多いが、実際に雌が高く評価しているのは雄の「知力」かもしれないとする研究結果が10日、発表された。

 米科学誌サイエンス(Science)に論文が掲載された今回の研究は、進化論を提唱した英国の自然科学者チャールズ・ダーウィン(Charles Darwin)の従来説の一つと整合する。この説では、繁殖相手(配偶者)の選択が知力の進化に寄与する可能性があると考えられている。

 中国科学院(Chinese Academy of Sciences)とオランダ・ライデン大学(Leiden University)の共同研究チームが執筆した論文によると、「今回の研究は、認知能力(の駆使)を目の当たりにすると、配偶者選択にも影響が生じるということを実証している」という。

 求婚する雄の利口さは、体つきや歌声よりも重要度が勝るとする説を検証するために、研究チームはオーストラリアに生息するオウム目の小鳥、セキセイインコ34羽を用いた実験を行った。

 実験ではまず、外見が似ている雄2羽を、雌1羽と鳥かごの中で対面させた。この鳥かごは、雌が雄に1羽ずつしか接触できない仕組みになっている。今回と同様の設定で行われた過去研究では、外見がやや良い雄やより魅力的な歌声を持つ雄を雌が好む傾向があることが示されていた。

 雌がどちらの雄を好んでいるかは、雌が雄と接触するのに費やす時間の長さで判別した。

 その後、雌に好まれなかった方の雄を別の場所に移し、そこで餌となる種子がたくさん入った容器のふたを開ける特別な訓練を受けさせた。一方、雌と好まれている方の雄にはその訓練を施さず、自由に種を取り出して食べることのできるふたのない容器を与えた。

 次に、ふたをした容器が入れてある鳥かごに雌を移動させ、訓練を受けた雄が餌箱のふたを器用に開ける様子を観察させた。さらに、雌が初見で好みの相手とした、訓練を受けていない雄が餌箱を開けられない様子も同じように観察させた。

■心変わり

 実験の結果、雌9羽のうち8羽が心変わりをした様子を見せ、餌箱を開ける能力が高い方の雄と触れ合う時間が、訓練の前よりも長くなった。

 この実験について論文は、「今回の結果は、性選択が動物種全体の認知特性の進化に影響を与える可能性があるとする、ダーウィン以降の仮説を裏付けるもの」と指摘している。つまり、自身が備える知力を示すことでより多くの繁殖相手を獲得し、未来の世代に自らのDNAをより多く残すための助けとなることが考えられるのだ。

 だが、この仮説を動物界で証明するのは容易ではないと専門家らは指摘しており、求愛儀式のような複雑な行動が伴う場合は特に難しいと注意を促している。

 今回の研究に参加していない米カリフォルニア大学アーバイン校(University of California, Irvine)の専門家らは、サイエンス誌に同時掲載された解説記事で、「雄が容器を開けるのに成功したのは、体力が優れているからだと雌が判断した可能性もある」とコメントしている。

 しかし、今回の研究手法については、「認知特性のための配偶者選択に関する実証的研究を前進させることが大きく期待できる」と称賛した上で、「将来の研究において配偶者選択に関する調査の重要なツールとなる」可能性が高いと述べている。(c)AFP

http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/1/c/810x540/img_1c23d1abc8c53be4e184e7b3cc7ee13388396.jpg

http://www.afpbb.com/articles/-/3205985
【医学】肥満と脳の萎縮に相関関係があった──認知症対策に使えるかも?[01/10]
1 :しじみ ★[sage]:2019/01/12(土) 04:17:31.92 ID:CAP_USER
<BMIとウエスト・ヒップ比(WHR)が認知症のリスクを察知するのに役立つかもしれない>

お腹まわりの余分な脂肪と脳の萎縮に相関関係があることが明らかになった。では、肥満度を減らすことは認知症予防につながるのだろうか。ニューロロジー誌で1月9日に発表した論文で、英ラフバラ大学のマーク・ハマー教授がこの疑問と取り組んだ。

脳の萎縮が記憶力の低下やアルツハイマーをはじめとする認知症のリスク増大につながることは、過去の研究から知られているが、お腹まわりの脂肪と脳のサイズの関係についてはわかっていなかった。

肥満度が脳の大きさに影響を及ぼすかどうかを調べるため、研究チームは9,652人分のデータを解析。調査参加者の年齢は40〜69歳で、平均年齢は55歳。参加者のほぼ5人に1人が肥満と分類された。

肥満度は、身長と体重から算出するBMI(ボディー・マス・インデックス)とウエスト・ヒップ比(WHR)の両方を基準にした。BMIは体脂肪率が高いかどうかの目安。WHRはウエスト(cm)÷ヒップ(cm)で算出し、数値が高いほどお腹が出ていることになる。アメリカではBMIは30以上、WHRは男性が0.9以上、女性で0.85以上が「肥満」だ。

■脳の灰白質の容積が減少

研究チームはMRI(磁気共鳴映像法)で参加者の脳をスキャンし、脳の表面に近く神経細胞が密集する「灰白質」と神経細胞同士をつなぐ「白質」を含む脳のMRI画像を解析した。

その結果、BMIとウエスト・ヒップ比の両方が最も高いグループは灰白質の容積が最も小さく、平均で786立方センチメートルだった。対照的に、BMIは高いがWHRは高くないグループは平均で793立方セン、BMIで適正体重だったグループは平均で798立方センチだった。白質の容積は体重に左右されなかった。

「肥満、特にお腹まわりの肥満と脳の萎縮に相関関係がある可能性がある」とハマーは言う。「今回の研究で、肥満と脳の特定領域の萎縮に相関関係があることが分かった。今後さらなる研究が必要だが、将来的にはBMIとWHRを測定することが脳の健康診断に役立つかもしれない」

だが、今回の研究で肥満と脳の萎縮の因果関係が証明されたわけではない、とハマーは釘を刺す。たとえば、調査参加者は参加しなかった人たちより健康的な傾向にあった。「お腹まわりの肥満が灰白質の容積減少とつながっていることは分かったが、脳構造の異常が肥満を引き起こしたのか、その逆なのかは分からない」

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/01/post-11520.php
【ハイパーループ】イーロン・マスクが地下トンネルで広げた新たな大風呂敷[01/05]
1 :しじみ ★[sage]:2019/01/12(土) 04:24:09.34 ID:CAP_USER
<公表された高速地下交通システム構想には欠点しか見つからない>

あのイーロン・マスクが描く「高速地下交通システム」のビジョンが明らかになった。これが何とも悪い意味で、驚くべきものなのだ。ロケットを打ち上げると同時に「脱内燃機関」なるものにも取り組んでいる彼には、交通システムまで構想する時間とエネルギーが十分になかったのかもしれない。

12月18日、マスクは有名人やジャーナリストをカリフォルニア州ホーソーンに招待。経営するテスラ社の電気自動車に彼らを乗せ、自身が率いるボーリング・カンパニーが掘削した全長1.83キロの試験トンネルを時速80キロで走らせた。

ところがこの乗り物、自動車のようだが行き先は限定されている。列車のようでもあるが、乗車定員が少な過ぎる。都市の渋滞解消を目指すというこのシステムは、既存の交通手段の「悪いとこ取り」でしかない。

ロサンゼルス・タイムズ紙はこう書いた。「約2分のトンネル内の移動中、車のライトとトンネルの天井の青いネオンに照らされ続けた。車の走行するコンクリート上はデコボコで、泥道を走っているようだった」

ニュースサイトでは、自分のアイデアについて熱弁を振るうマスクらしい姿が伝えられた。彼はかつて車と歩行者を乗せた乗り物を移動させることを考えたが、今回は車だけのようだ。

シリコンバレーに関する報道には、以前から登場する皮肉っぽい視点がある。「彼ら」のやり口といえば、既存のアイデアを新しいもののように見せ、SNSで宣伝し、金を集めているだけじゃないか――。

だが今回のマスクのプロジェクトは、そんな皮肉にも値しない。何といっても、これはオリジナルなアイデア。輸送と移動の分野において誰も思い付かなかった......最悪のアイデアだ。

■地下鉄より効率が悪い

いずれは1時間に4000台の車を時速250キロでトンネル内を走らせると、マスクは豪語する。彼はロケット科学者かもしれないが、誰がそんな言葉を信じられるだろう。

仮にそれが技術的に可能で、全車に定員いっぱいの乗客が乗ったとしたら、マスクの計算では1時間に2万人が移動することになる。だがこの人数は、ロンドンの地下鉄ビクトリア線が運ぶ乗客の半分ほどでしかない。多くの人を運んで渋滞を解消することが目的なら、面倒なものを造らなくても、既存の地下鉄で構わないのではないか。

こんなシステムがうまくいくとは、とても思えない。車を地上に上げたり地下に下ろしたりするエレベーターが必要だろう。この乗り物を加速させ、地下を高速で走る車の流れに合流させる装置も必要かもしれない。それから、事故が起きた場合に備えて地下からの非常口も要るだろう。それから、それから......。

しかし、希望が持てそうな分野が1つだけある。マスクがトンネル掘削のテクノロジーをわずかながら前進させたことだ。

掘削スピードを速めるという約束は果たせず、2キロ弱のトンネルを完成させるのに1年半を要した(最新鋭の掘削マシンなら8カ月で済んだだろう)。だがマスクは低コストで完成できた、のかもしれない。

彼によれば、工事費は約1000万ドルだ。ただしこの金額には、調査や開発、備品のコストは含まれていないという報道もある。土地の買収費用や人件費が入っているかどうかも不明だ。

新しい都市交通システムを築くのは、ロケットの打ち上げよりも手間が掛かる、ということなのだろう。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2019/01/mags190105-musk-thumb-720xauto-149710.jpg
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/01/post-11499_1.php
【動物】殺処分されているオスのヒヨコ60億羽が助かる!?──孵化前の性別判断可能に
1 :しじみ ★[sage]:2019/01/12(土) 04:29:48.29 ID:CAP_USER
<独ライプツィヒ大学の研究者が、孵化前のひよこの性別を約98%の精度で判断する独自の手法「セレクト」を考案した>

養鶏において、鶏卵を産むことができないオスのひよこは、肉用鶏として飼育されるものを除き、その多くが殺処分されている。米国の食品・農業研究財団(FFAR)によると、その規模は世界全体で年間60億羽にのぼり、アニマル・ウェルフェア(動物福祉)の観点から課題となっている。

孵化前のひよこの性別を約98%の精度で判断する
独ライプツィヒ大学のアルムース・アインスパニア教授は、孵化前のひよこの性別を約98%の精度で判断する独自の手法「セレクト」を考案した。「セレクト」では、まず、産卵から9日目の卵を孵卵器から取り出し、センサーで受精しているかどうかをチェックしたうえで、レーザーを使って卵の殻に0.3ミリ未満の小さな穴を開け、受精卵から少量の尿酸膜を抽出する。

さらに、この尿酸膜に性別を特定するホルモンであるエストロン硫酸が含まれているかどうかを専用マーカーで検査する流れだ。エストロン硫酸が検出されれば、メスと判断されて21日後の孵化まで孵卵器で育てられる一方、受精していない卵やオスと判断された卵は高タンパク質飼料として加工される。なお、一連のプロセスは安全なもので、受精卵が傷つくことはない。

「セレクト」は、現在、ドイツ連邦食糧・農業省(BMEL)による約500万ユーロ(約6億3100万円)の助成のもと、ライプツィヒ大学と独大手スーパーマーケットチェーン「レーベグループ」が2017年3月に設立した合弁企業を通じて実用化がすすめられている。これまでに受精卵から尿酸膜を抽出するプロセスを自動化するマシンが開発された。

■ベルリンのスーパーマーケットで販売開始

2018年11月には、レーベグループ傘下の総合スーパーマーケット「レーベ」とディスカウントストア「ペニー」が独ベルリン市内で展開する223店舗を対象とし、「セレクト」を通じて孵化させた鶏から採取した鶏卵の販売を開始した。2019年には、この販売対象エリアをレーベとペニーがドイツ国内で運営する全5500店舗に拡大する計画だ。

産学官連携によって「セレクト」の実用化が近づいていることは、年間およそ4500万羽のオスのひよこを殺処分しているドイツでも大いに歓迎されている。

ドイツ連邦食糧・農業省のユリア・クレックナー大臣は「孵化前に性別を特定できるようになったことで、オスの卵を孵化させる必要がなく、孵化したオスのひよこを殺処分する必要もなくなります。アニマル・ウェルフェアの観点で望ましいのはもちろん、ドイツ国内の孵化場にとっても新たな機会となるでしょう」と述べている。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/2018/12/27/Grafik_SELEGGT.jpg

■動画
SELEGGT - a process for gender identification in the hatching egg https://youtu.be/dEtauP71oLU

ニューズウィーク日本版
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/12/60-6.php
【天文学】板垣さん、こじし座の銀河に超新星を発見、140個目[01/11]
1 :しじみ ★[sage]:2019/01/12(土) 09:42:48.02 ID:CAP_USER
山形県の板垣公一さんが1月9日、こじし座の銀河に超新星2019npを発見した。板垣さんの超新星発見は通算140個目。
【2019年1月11日 Transient Name Server】

山形県の板垣公一さんが1月9日15時58分ごろ(世界時。日本時では10日0時58分ごろ)、こじし座の銀河NGC 3254に17.8等の超新星候補天体を発見した。天体の位置は以下のとおり。

2019npの符号が付けられた後、米・ハワイのラスカンブレス天文台および中国・雲南天文台の麗江観測所で行われた分光観測により、爆発から間もない極大前のIa型超新星らしいことが確認された。

板垣さんの超新星発見は昨年11月以来で通算140個目(独立発見を含む)となる。また、2003年から17年連続の超新星発見(1月中の発見は2014年から6年連続)ともなる。

■こじし座の超新星の発見画像(撮影:板垣さん)
http://www.astroarts.co.jp/article/assets/2019/01/15332_itagaki.jpg
■NGC 3254周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星。画像クリックで星図拡大
http://www.astroarts.co.jp/article/assets/2019/01/15333_chart.png


関連スレ
【天文学】板垣さん、5分間で2個の超新星を発見、通算139個目[11/30]
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1543581707/
【天文学】板垣さん、おとめ座の銀河に超新星を発見、138個目[11/28]
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1543573597/

アストロアーツ
http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/10418_sn2019np
【考古学】寄り添って埋葬された男女の人骨、紀元前4500〜2500年の古代遺跡で発掘 インド[01/12]
1 :しじみ ★[sage]:2019/01/12(土) 10:04:37.07 ID:CAP_USER
(CNN) 人類最古の文明の1つ、インダス文明の中心地だったハラッパの都市遺跡で、仲むつまじく寄り添い合った状態で埋葬された1組の男女の人骨が見つかった。同遺跡に関して、2人一緒に埋葬された事例を確認したのはこれが初めてだと研究者らは考えている。

埋葬地は首都ニューデリーから北西へ約160キロの村に位置する。2体の人骨は男性の頭部が並んで横たわる女性の方を向いた状態になっており、意図的に近づけて配置した可能性を示唆している。埋葬された年代は紀元前4500〜2500年。

現場ではインドと韓国の研究者が2013年から3年間発掘を行い、数十体の人骨を発見していた。発掘チームを指揮する考古学者のバサント・シンデ氏は、男女1組の人骨について「調査の結果、彼らは同時期に死亡し埋葬されたことが分かった」と説明。並んで横たわる様子が極めて親密な関係にあったことをうかがせるとしたうえで、おそらく夫婦だったのではないかとの見方を示した。

ただ2人がそろって死亡した経緯はなぞのままだ。病気にかかっていた兆候は一切見つからず、骨にも殺害されたことを示唆する傷痕は残っていない。シンデ氏は「心臓の疾患」で死亡した可能性に言及しつつ、あくまでも推測の域を出ないと付け加えた。

女性の年齢は20代前半、男性は35〜40歳とみられる。古代には夫が死亡すると妻が後を追って自ら命を絶つしきたりもあったが、専門誌に掲載されたこの男女に関する論文では、当該の埋葬にそうした慣習を当てはめるのは適切ではないとしている。

研究者らは、埋葬地の調査をさらに進めて死因をめぐるなぞを解きたいとの意欲を表明。そのうえで、「共同埋葬は、古代の家族構成やより広範な社会の実態を類推するうえで重要だ」と指摘した。

https://www.cnn.co.jp/storage/2019/01/11/64a52e998704f7eecc61e7b61209b428/t/768/432/d/harappa-grave-couple-india-scli-intl-super-169.jpg

https://www.cnn.co.jp/fringe/35131189.html
ツルツルとフサフサの違いを生むカギは・・・毛が生えていない場所にも発毛タンパク質は存在する?新研究が明らかにする「希望の光」
1 :野良ハムスター ★[]:2019/01/12(土) 20:56:36.19 ID:CAP_USER
なぜ私たちの体には無数に毛が生えているフサフサの部分と、手のひらや足の裏のようにツルツルの部分があるのか。それは誰もが持つ特別な分子のせいだと、新たな研究が明らかにしている。

体表のうち毛が生えていない領域では、特別なタンパク質DKK2が分泌され、体毛の成長を促すWnt(ウィント)シグナルをブロックしてしまう。科学系学術誌セル・リポーツに発表された論文によると、進化の過程でDKK2の発現場所に違いが生じ、それが動物によって異なる発毛パターンをもたらし、生物の多様性を育んできた。

「体毛のない領域では、Wntの働きを阻害する因子が自然に生成されていることが分かった」と、研究論文の執筆を担当したペンシルベニア大学ペレルマン医学大学院のセーラ・ミラー教授(皮膚学)は語る。

「Wntシグナルが(毛を産生する)毛包の成長に重大な役割を果たすことは既に分かっていた。それをブロックすると体毛がなくなり、そのスイッチを入れると体毛の生成を活発化させることができる」

ミラーら研究チームは、ヒトの手首の肌と似ているマウスの手首周辺を分析した。すると、毛がたくさん生えている領域に比べて、手首周辺はDKK2の発現率が高かったという。一方、ウサギやホッキョクグマなど手首周辺にもかなりの毛が生えている哺乳類は多い。そこでウサギの手首付近の肌を調べたところ、DKK2の発現率はマウスよりも低かった。

「Wntは毛のない領域にも存在する。その働きが抑制されているだけだ」とミラーは語る。

<毛髪の再生につながる研究>

研究チームは、今回の発見が毛髪育成の研究に貢献することを期待している。大ケガややけどで、毛髪を失った人の治療法改善につながるかもしれない。

実際、毛髪や体毛の研究に取り組んでいる専門家は少なくない。18年5月には、米国立衛生研究所(NIH)とアラバマ大学バーミンガム校の研究チームが、毛髪が白くなるのは免疫システムのせいだという新説を発表して注目を浴びた。

毛髪に色を与えるメラニンは、メラニン形成細胞から成り、毛髪が抜けると、毛包幹細胞によって毛包にメラニン形成細胞が供給される。研究チームは、何らかの免疫反応が毛包幹細胞の機能にダメージを与え、白髪化を促すことを示した。

「この分野の研究が治療や毛髪を再生する新しい方法の発見につながってくれればと思う」と、ミラーは語る。

<本誌2019年01月15日号掲載>

カシュミラ・ガンダー

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190112-00010002-newsweek-int


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