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しじみ ★
MITがエンジンやプロペラを使わずに「イオン推進器」で空を飛べる飛行機を開発[11/22]
【医学】ウイルスを使ってガン細胞とガンを守る線維芽細胞を同時に攻撃する革新的な手法が編み出される
【医学】患者の細胞で脊髄損傷治療、再生医療製品を承認 厚生労働省[11/21]
日本の潜水艦「おうりゅう」が世界に先駆けリチウムイオン電池を搭載──バッテリー稼働の時代[11/20]
【考古学】仁徳天皇陵で円筒埴輪列を確認 築造に数十年のずれか 宮内庁と堺市が初の共同調査[11/22]

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MITがエンジンやプロペラを使わずに「イオン推進器」で空を飛べる飛行機を開発[11/22]
1 :しじみ ★[sage]:2018/11/22(木) 14:20:06.63 ID:CAP_USER
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者が、イオン化した空気を利用して推進力を得ることができる飛行機を開発しました。プロペラを回転させたりジェットエンジンを使わずに飛ぶことができるようになり、騒音がほとんど発生しないというメリットがあります。

MIT engineers fly first-ever plane with no moving parts | MIT News
http://news.mit.edu/2018/first-ionic-wind-plane-no-moving-parts-1121

An Airplane With No Moving Parts - IEEE Spectrum
https://spectrum.ieee.org/cars-that-think/transportation/air/an-airplane-with-no-moving-parts

MITの研究者チームが開発した飛行機の機体はこんな感じ。昔懐かしい複葉機のような外観を持ち、翼のボックス状に見える部分には高電圧を利用してイオンを発生させて推力を得るイオン推進器が組み込まれています。機体の重量はわずか2kg程度に抑えられています。

実際にこの飛行機が飛ぶ様子はこんな感じ。ゴムを使ったカタパルトから打ち出された機体は、そのままスイーッと飛んで約60メートル先まで飛んだとのこと。

出力500ワットのリチウムイオン電池を搭載し、昇圧器を使って2万ボルトの電圧を作り出します。その電圧を翼の先端にある電極に加えると空気中の窒素がイオン化し、後方にあるマイナス電極に引き寄せられます。このイオンの加速運動の反作用で機体には逆向きの推進力が加えられ、その力を利用して機体は飛ぶ力を得ることができます。

イオン推進器そのものの歴史は古く、約100年前の1917年には世界で最初の実証実験がロバート・ゴダードによって行われているとのこと。すでに宇宙開発の分野でイオン推進器は実用化されており、日本の小惑星探査機「はやぶさ」の推進器としても採用されていました。

地上でイオン推進器を使って飛行機を飛ばす研究はまだ始まったばかりであり、実用化までにはまだまだ多くの研究を重ねる必要があります。MITのスティーブン・バレット准教授は「この機体は、イオン飛行機が実際に飛べることを実証するための最小限のものです」「実際に有用な飛行機が生まれるまでには、まだまだやることがあります。より効率的に、もっと長く、そして屋外で飛べるようにする必要があります」と述べています。


実際にイオン飛行機が飛んでいる様子は、以下のムービーで見ることができます。
https://i.gzn.jp/img/2018/11/22/mit-ion-drive-plane/00_m.jpg
http://news.mit.edu/sites/mit.edu.newsoffice/files/images/motorless-plane-2.gif

Ion drive: The first flight
https://youtu.be/boB6qu5dcCw

https://gigazine.net/news/20181122-mit-ion-drive-plane/
【医学】ウイルスを使ってガン細胞とガンを守る線維芽細胞を同時に攻撃する革新的な手法が編み出される
1 :しじみ ★[sage]:2018/11/22(木) 14:50:22.75 ID:CAP_USER
ガン細胞は、人の健康な細胞を利用し、線維芽細胞にガン細胞を守らせ栄養を運ばせます。新たな研究では、ウイルスをガン細胞に感染させることで、ガン細胞を殺すだけでなくガン細胞を守る線維芽細胞も破壊することに成功しました。過去に行われた同様の研究では、健康な細胞までもが攻撃されてしまうという結果が示されていたため、この技術は「革新的」といわれています。

An Oncolytic Virus Expressing a T-cell Engager Simultaneously Targets Cancer and Immunosuppressive Stromal Cells | Cancer Research
http://cancerres.aacrjournals.org/content/early/2018/11/15/0008-5472.CAN-18-1750

Modified virus used to kill cancer cells | University of Oxford
http://www.ox.ac.uk/news/2018-11-20-modified-virus-used-kill-cancer-cells

今回の研究は、イギリスのバイオテクノロジー企業PsiOxusが開発した腫瘍溶解性アデノウイルス製剤「Enadenotucirev」を利用したもの。Enadenotucirevは既にアメリカやヨーロッパでガン治療の臨床試験段階にある治療法で、ウイルスをガン細胞だけに感染させ、健康な細胞を体に残すよう設計されています。

研究者はEnadenotucirevに「感染したガン細胞にBi-specific T-cell engager(BiTE)と呼ばれる融合タンパク質を産出させる」という遺伝子命令を組み込みました。BiTEは、線維芽細胞とT細胞と結びつくタンパク質で、T細胞に線維芽細胞を攻撃させるトリガーとなるものです。

論文の第一著者であるオックスフォード大学のJoshua Freedman氏は「私たちはウイルスの機構をハイジャックし、BiTEがウイルスの感染したガン細胞だけで作られるようにしました。BiTEは、ガンによって抑制された腫瘍の中の免疫細胞を活性化し、線維芽細胞を攻撃し始めるほどにパワフルです」と語りました。

研究に携わった同じくオックスフォード大学のKerry Fisher氏は「腫瘍の中のガン細胞のほとんどが殺されても、線維芽細胞は残ったガン細胞を守り、それらが回復して再び繁栄するのを手助けします。これまでは、体の健康な部分を傷つけることなく、ガン細胞と、それを守る線維芽細胞の両方を同時に攻撃する方法は存在しませんでした」「ガン細胞を殺しながら線維芽細胞もターゲットにする私たちの新しい技術は、腫瘍内における免疫系の抑圧を減らし、標準的な免疫プロセスを始動させるはずのものです」と述べています。

Enadenotucirevは既に臨床試験の段階にあるため、Enadenotucirevに手を加えた今回の技術も、2019年には臨床試験をスタートできる見込みです。

今回の研究は、ガン患者の合意を得て採取された、ガン細胞のサンプルを対象に行われました。これと同時に健康な人の骨髄サンプルを対象にしても実験が行われましたが、T細胞が不適当に活性化されたり、毒性が認められたりすることはなかったといいます。

研究はもともと医用放射線機器安全管理センター(MRC)と王立がん研究基金から資金を受け行われたもの。MRCのNathan Richardson氏は「免疫療法はガン治療の刺激的な新しいアプローチとして広まってきています。ガン細胞とその回りの保護組織の両方をターゲットにするという革新的なこの方法は、現在の方法に耐性ができてしまっているガン患者によい結果をもたらすでしょう」とコメントしました。

また王立がん研究基金のMichelle Lockley氏も「ガンを倒すために体がもとから所有する免疫系を使うという方法は成長中の研究分野です。人間の腫瘍サンプルにおける実験は成功していますが、複雑なものです。免疫療法の大きな課題は、患者の免疫系においてそれがどのようにうまく機能するかを予測すること、そして、どのような副作用が起こるかを理解することにあります。次の臨床試験で、この方法が安全かつ効果的に患者を治療できるかが確かめられることになります」と語りました。

GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20181121-modified-virus-kill-cancer-cells/
【医学】患者の細胞で脊髄損傷治療、再生医療製品を承認 厚生労働省[11/21]
1 :しじみ ★[sage]:2018/11/22(木) 15:00:40.91 ID:CAP_USER
 患者自身の細胞を使って脊髄損傷を治療する再生医療製品の製造・販売について、厚生労働省の専門部会は21日、条件・期限付きで承認する意見をまとめた。厚労相が年内にも承認し、保険適用の手続き後、来年中に販売される見通し。リハビリ以外に有効な治療法がなかった脊髄損傷で、治療用の再生医療製品が承認されるのは初めてとなる。

 承認されるのは、医療機器大手「ニプロ」と札幌医科大が共同開発した「ステミラック注」(販売名)。

厚労省によると、治療の対象は、損傷からあまり時間が経過していない、手足が完全にまひするなどした重症患者。脊髄を損傷してから約1か月以内に患者の骨髄液を取り、その中に含まれる「間葉系幹細胞」を培養後、細胞5000万〜2億個を点滴投与する。

読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/science/20181121-OYT1T50096.html
日本の潜水艦「おうりゅう」が世界に先駆けリチウムイオン電池を搭載──バッテリー稼働の時代[11/20]
1 :しじみ ★[sage]:2018/11/22(木) 15:17:15.58 ID:CAP_USER
<リチウムイオンバッテリーは、今やスマートフォンなどの小型家電に欠かせないエネルギー源だ。これまでは高出力と高い安全性を要する大型機器や産業用機械には向いていないとされてきたが、日本製の最新鋭潜水艦が世界で初めてリチウムイオンバッテリーを搭載するなど、そのデメリットは覆されつつある。戦場から日常生活まで、リチウムイオンバッテリーがあらゆるシーンを支える時代がすぐそこまで来ている>

■100年ぶりのブレイクスルーを果たした日本製潜水艦
先月初め、三菱重工神戸造船所で、海上自衛隊の最新鋭通常型潜水艦「おうりゅう」が進水した。2005年から三菱重工と川崎重工が建造する「そうりゅう型」の11番鑑という位置づけだが、世界で初めてリチウムイオンバッテリーを搭載したことで巡航速度、航続距離、連続潜水時間などが大幅にアップしており、事実上の次世代鑑だと見る向きも多い。

原子力を使わない通常型潜水艦は、静音性が求められる戦闘時や作戦行動の際には、エンジンを止めて電力のみで行動する。平時にはディーゼルエンジンを回し、その際に充電を行うというハイブリッド車に近いシステムだ。「おうりゅう」までの世界の通常型潜水艦は、100年前の第1次世界大戦の時代から受け継がれてきた鉛蓄電池を用いてきたが、現代の潜水艦の活動にはその性能が見合わなくなってきている。そのため、「そうりゅう型」では、補助動力装置を用いた非大気依存推進(AIP)システムで鉛蓄電池の性能不足を補ってきた。

AIPでも画期的な性能向上が果たされたが、スターリングエンジンという補助動力装置をメインエンジンと別に搭載するなど、重量・船体容積の増加を余儀なくされることや、システムの複雑化というデメリットもあった。リチウムイオンバッテリーを搭載した「おうりゅう」は、それだけで鉛蓄電池の約2倍の蓄電量と充電時間の大幅短縮、1.5倍以上の繰り返し充放電回数などを実現したため、AIPは廃止された。今後世界で開発される潜水艦も「おうりゅう」のシステムを踏襲することになる可能性が高い。


■潜水艦「おうりゅう」進水式
Japan just launched first lithium-ion battery powered submarine JS Oryu https://youtu.be/HVFPtQl7TYo

続きはソースで

https://www.newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2018/11/nw_20181121_023802-thumb-720xauto-146432.jpg

ニューズウィーク日本版
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/11/post-11320.php
【考古学】仁徳天皇陵で円筒埴輪列を確認 築造に数十年のずれか 宮内庁と堺市が初の共同調査[11/22]
1 :しじみ ★[sage]:2018/11/22(木) 22:44:39.61 ID:CAP_USER
国内最大の前方後円墳で百舌鳥(もず)・古市古墳群の一つ、仁徳天皇陵(大山(だいせん)古墳、堺市堺区)を調査している宮内庁と堺市は22日、墳丘を囲む堤(つつみ)で1列に並んだ円筒埴輪(はにわ)や石敷きが見つかったと発表した。同古墳で円筒埴輪列が確認されたのは初めて。日本書紀などから仁徳天皇は4世紀末に死去したともいわれるが、埴輪は5世紀前半〜中頃の特徴を持ち、数十年のずれがあるとの指摘もある。仁徳天皇陵では以前も同時代の埴輪が見つかっており、築造された時期や被葬者をめぐる議論が熱を帯びそうだ。

 古代の天皇や皇族の墓とされる「陵墓」を同庁が外部機関と共同発掘するのは初めて。

 墳丘を囲む2つの堤のうち、内側の第1堤の南側に調査区(幅2メートル、長さ30メートル)を3カ所設置。地表から20〜40センチ掘り下げると、各調査区で直径約35センチの円筒埴輪4〜5本が接するように並んでいた。いずれも基底部だけで、上部は割れて失われていた。

 今回の調査地の約100メートル西では昭和48年に同時代とみられる円筒埴輪1本が出土していた。このことを合わせて考えると、埴輪列が堤を1周するように約2.6キロにわたって7千本以上が立てられたと推定できるという。

ただし、埴輪列があったのは堤の外縁部だけで、墳丘寄りの内縁部では確認されなかった。大型古墳では堤の両側に埴輪を並べるのが一般的。仁徳天皇陵では当初から内縁部に埴輪列がなかったか、墳丘を囲む周濠(しゅうごう)の水による浸食で埴輪列や堤の一部が崩落した可能性もあるという。

 一方、堤にはこぶし大の石が敷き詰められていた。堤で石敷きが確認されたのは、仁徳天皇陵がある百舌鳥古墳群では初めて。堤を荘厳に見せるためだったともみられる。

 同庁の徳田誠志(まさし)・陵墓調査官は「数年かけて堤全体を調査したい」としている。

https://www.sankei.com/images/news/181122/wst1811220028-p1.jpg

https://www.sankei.com/west/news/181122/wst1811220028-n1.html


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