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【NASA】新型宇宙望遠鏡 打ち上げは18日に延期[04/17]
【考古学】右腕にナイフの付いた義手・・・中世イタリアでサイボーグ化された男の骸骨を発見
【考古学】13歳少年が大手柄! 伝説的なデンマーク王イェリング朝のハーラル1世ゆかりの品発掘[04/17]
【環境】木の年輪に第2次世界大戦の旧ドイツ軍最大の戦艦ティルピッツの人工霧の「爪痕」、北欧の森林で発見[04/13]
【化学】ペットボトルを分解できる酵素が実験施設で偶然に生み出されたことが判明[04/17]
【核廃棄物地層処分】1万年後の人類に核廃棄物の危険性を伝えるために「猫」を利用するなどアイデアいろいろ[04/17]
【医学】魚油サプリメント、ドライアイ改善に効果なしか 米研究[04/17]
【ES細胞】マウス脳に移植、機能確認=ヒト脳組織、万能細胞で作製−米研究所[04/17]
【猿橋賞】今年の猿橋賞に寺川寿子さん 地震発生の仕組みを分析する手法を開発 優れた女性科学者に贈る賞[04/17]
◆自治議論@科学+★58◆

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【NASA】新型宇宙望遠鏡 打ち上げは18日に延期[04/17]
1 :たんぽぽ ★[sage]:2018/04/17(火) 07:26:54.39 ID:CAP_USER
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180417/k10011406531000.html
4月17日 7時04分

観測できる範囲がこれまでより格段に広く、生命を育む環境が整った、“第2の地球”を発見できるのではないかと期待されているNASA=アメリカ航空宇宙局の新型の宇宙望遠鏡の打ち上げは、ロケットの正確な打ち上げに必要なデータの再検証のため、現地時間の18日に延期になりました。

NASAがマサチューセッツ工科大学などとともに開発した新しい宇宙望遠鏡「TESS」は、現地時間の16日午後6時半すぎ、日本時間の17日午前7時半すぎに、フロリダ州にあるケープカナベラル空軍基地から打ち上げられる予定でした。

しかし、NASAによりますと、ロケットの正確な打ち上げに必要なデータの再検証のため、打ち上げは現地時間の18日に延期されたということです。

TESSは高性能のカメラ4台を搭載し、これまでの宇宙望遠鏡より格段に広い、宇宙の85%の方向から届く光を観測でき、NASAは、2年かけて300光年以内の距離にある惑星のほとんどを調べる計画です。

TESSを使った観測から数千個の惑星が見つかると予想されていて、この中から、太陽のように光を放つ星から適度に離れ、水が液体のままで存在し、生命を育む環境が整った“第2の地球”を発見できるのではないかと期待されています。
【考古学】右腕にナイフの付いた義手・・・中世イタリアでサイボーグ化された男の骸骨を発見
1 :野良ハムスター ★[]:2018/04/17(火) 09:57:24.56 ID:CAP_USER
イタリア北部で考古学者らが、珍しい発見をした。手の場所にナイフがついている男性の骸骨が見つかった。Sciencealertが伝えた。

この骸骨は6〜8世紀のものと推定された。死亡時の年齢は40〜50歳とみられている。右腕は切断されており、手の代わりにナイフの付いた義手がつけられていた。

考古学者のイリヤーナ・ミカレッリ氏は男性の手は「医学的診断によって切断された、あるいは転倒した際に折れた可能性がある」との見方を示している。

https://jp.sputniknews.com/images/478/54/4785411.jpg
https://jp.sputniknews.com/science/201804164785457/
【考古学】13歳少年が大手柄! 伝説的なデンマーク王イェリング朝のハーラル1世ゆかりの品発掘[04/17]
1 :しじみ ★[sage]:2018/04/17(火) 12:44:13.57 ID:CAP_USER
【4月17日 AFP】
13歳の少年とアマチュア考古学者が歴史的なお宝を発見──。
ドイツ北部で教員とその生徒が趣味の発掘で見つけた遺物をきっかけに、
デンマークにキリスト教をもたらした10世紀の伝説的な王ハーラル1世
(ハーラル・ブロタン、Harald Bluetooth、青歯王)にゆかりがあるとみられる品々が大量に発掘された。
専門家は「歴史資料を裏づける貴重な発見」とたたえている。

 今年1月、ドイツ北部のリューゲン(Ruegen)島で考古学が趣味の教員レネ・シューン(Rene Schoen)さんと
生徒のルカ・マラシニチェンコ(Luca Malaschnitschenko)君(13)が
金属探知機を用いて財宝探しをしていたところ、アルミニウム片のようなものを見つけた。
最初はなんの価値もない破片と思われたが、よく見ると銀でできているものだと分かった。

 これを受けて先週末から、地元の考古学チームが400平方メートルにわたって本格的な発掘調査を実施。
その結果、首飾り、真珠、ブローチ、指輪、北欧神話の戦トール(Thor)にまつわる金づちなどが見つかり、
これらの品々がデンマークのイェリング(Jelling)朝のハーラル1世(在位958〜986年頃)と関連するものであることが判明した。

 約600枚に上る硬貨も出土し、うち100枚以上がハーラル1世時代のものであることが分かった。
発掘調査を率いる考古学者のミヒャエル・シーレン(Michael Schirren)氏は独DPA通信に
「バルト海南部地域一度に出土した青歯王時代の硬貨の数としては最大であり、非常に大きな意義がある」と述べている。

 見つかった硬貨のなかで最も古いものは、ウマイヤ朝時代のシリアで714年に作られたディルハム硬貨で、
最も新しいものは983年鋳造のペニー硬貨。

 これらの品々は980年代後期に埋められたとみられている。
ハーラル1世は息子のスベン1世(Sven Gabelbart)が率いる反乱軍に王の座を追われ、
ポメラニア(Pomerania)に逃れて987年に世を去っている。

 考古学者のデトレフ・ヤンツェン(Detlef Jantzen)氏は
「歴史資料を裏づけるとみられる貴重な発見例」と指摘している。(c)AFP

画像:ドイツ北部リューゲン島シャプローデから出土した銀製品(2018年4月13日撮影)。
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/5/a/700x460/img_5ae51c692492a4c8b2ce4f82b070fd13199452.jpg
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/7/0/700x460/img_7029280b0fb5104aaed7cd0dc2b995f2226788.jpg

AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3171405
【環境】木の年輪に第2次世界大戦の旧ドイツ軍最大の戦艦ティルピッツの人工霧の「爪痕」、北欧の森林で発見[04/13]
1 :しじみ ★[sage]:2018/04/17(火) 13:06:20.90 ID:CAP_USER
【4月13日 AFP】
第2次世界大戦(World War II)の大半を通して、
連合軍の爆撃機は旧ドイツ軍最大の戦艦ティルピッツ(Tirpitz)を撃沈しようと何度も攻撃を試みた。
ティルピッツを「野獣」と呼び習わしていた当時のウィンストン・チャーチル(Winston Churchill)英首相は
その存在を大きな脅威とみなしていた。

 ティルピッツは1944年の後半についに撃沈されたが、
連合軍がなぜそこまでこの戦艦を攻めあぐねていたかについて、
その理由を明らかにしたとする樹木の専門家チームが11日、欧州地球科学連合(EGU)総会で研究結果を発表した。

「物語は年輪に刻まれていた」と、
独ヨハネス・グーテンベルク大学(Johannes Gutenberg University)の研究者クラウディア・ハートル(Claudia Hartl)氏は述べる。

 第2次大戦の戦いの思いも寄らない痕跡が発見されたのは2016年夏、
ハートル氏が学生らを引率し、ノルウェー北部沿岸にある数十のフィヨルドの一つ、
コーフィヨルド(Kafjord)周囲の森林で所定の調査を行っていた時だった。

 ハートル氏は、AFPの取材に「研究室に戻り、年輪を計測したところ、幅が非常に狭く、
中には幅がほとんどないものもあることが分かった。それが1945年の年輪だった」と話す。

 これは、森林が環境の大異変に見舞われたことを意味している。
「原因は何か、という疑問が湧き上がったのは言うまでもない」と同氏。

 当初は昆虫の侵入を疑ったという。
しかし、20世紀半ばにこの種の環境的な打撃をもたらした可能性のある
昆虫がスカンジナビア(Scandinavia)北部に存在したことは知られていない。

 今回の研究に参加した米ミネソタ大学(University of Minnesota)環境研究所(Institute on the Environment)の地理学者、
スコット・セント・ジョージ(Scott St. George)氏はAFPの取材に
「ノルウェー北部トロムソ(Tromso)を拠点とする地元の科学者と話をして初めてティルピッツとの関係に気が付いた」と話した。

■樹木が犠牲に

 ノルウェー北部の海岸線が迷路のように入り組んだ地域は、
戦艦ティルピッツとその乗組員2500人が連合軍に見つからないように退避した場所であることが、
その時の話で判明した。人工衛星のない時代には、
全長250メートルの巨大戦艦でさえも発見はそれほど簡単ではなかった。

 それでも連合軍の偵察機はついにティルピッツを見つけ、攻撃を開始した。
しかしドイツ軍は対抗策を用意していた。
戦艦とその周辺が飛行機から見えなくなるほど大量の人工霧を発生させたのだ。

 このことについてセント・ジョージ氏は、「煙霧はフィヨルド周囲の森林に流れ込み、
近くのマツやカバなどにダメージを与え、特徴的で特異な『爪痕』を残した」と話す。

 ハートル氏は2017年夏、霧の被害がどの程度まで広がったかをより詳細に調べるため、
当時の戦場となった地域を再訪した。

 調査の結果、ティルピッツがかつて停泊していた場所の近くでは、
1945年に樹木の60%以上が実質的に全く成長しておらず、
周辺の木々全てにある程度の影響が及んでいたことが明らかになった。
また、1950年代に木々の間から若木が生え始めていたことから、
ティルピッツからの化学物質の霧によって樹木の枯死が引き起こされていたことも示唆された。

 停泊地から4キロ離れた範囲までは樹木の半数以上が深刻な影響を受けており、
完全に回復するまで平均で8年を要していた。

 木々に害を及ぼした人工霧は、クロロ硫酸(塩化スルホン酸)で発生させたものである可能性が高いという。
クロロ硫酸を水と混ぜると白く濃い霧が発生する。

 1944年10月、ドイツ海軍司令部はティルピッツを砲台として運用するためトロムソに移動させた。
しかし、その翌月、英空軍の爆撃機「ランカスター(Lancaster)」32機による攻撃により、
同艦は沈没着底した。(c)AFP

画像:旧ドイツ軍の戦艦ティルピッツ
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AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3171127
【化学】ペットボトルを分解できる酵素が実験施設で偶然に生み出されたことが判明[04/17]
1 :しじみ ★[sage]:2018/04/17(火) 13:15:26.46 ID:CAP_USER
自然の力では分解することが難しいとされるPETを、
分子レベルにまで分解することが可能な酵素が科学者チームによって偶然生み出されたことが明らかにされました。
その基となった酵素は2016年に日本のゴミ処理場から見つかっていたもので、
今後は本格的なペットボトルの完全リサイクルの実現を期待させるものとなっています。

Scientists accidentally create mutant enzyme that eats plastic bottles | Environment | The Guardian
https://www.theguardian.com/environment/2018/apr/16/scientists-accidentally-create-mutant-enzyme-that-eats-plastic-bottles

この発見は、ポーツマス大学のジョン・マギーハン教授の研究チームによってもたらされたものです。
チームでは、2016年に日本のゴミの中から見つかった「プラスチックを食べるバクテリア」の研究を進める中で、
突然変異によりペットボトルを分解できる新しい酵素を作り出してしまったとのこと。
マギーハン氏は「驚いたことに、後になってわかったのは、私たちが酵素を改良したということでした」と述べています。

研究チームは、日本で見つかったプラスチック分解酵素の構造を詳細に分析するために
オックスフォードの近くにあるシンクロトロン「Diamond Light Source」を使って、
太陽光の100倍も強い紫外線を照射することで原子の構造を探っていました。
するとその中で、PET樹脂を分解できる酵素が突然変異で作り出されてしまいました。
この酵素はペットボトルを分解し始めるまでに5日かかりますが、
これは海中で自然に分解されるためには数世紀もの時間がかかることに比べると、
はるかに短い時間であるといえます。さらに、研究者は高速化が可能であると期待を寄せています。

マギーハン氏は、「目指しているのは、この酵素を使ってプラスチックを元の要素にまで分解することで、
文字どおりリサイクルできるようにすることです。これにより、石油の消費を減らすことができ、
環境に存在するプラスチックを減少させることが可能になります」と展望を語っています。

2018年現在、世界では1分あたり100万本のプラスチックボトルが生産されています。
しかし、その中でリサイクルされているのはわずか14%にとどまっており、
残りは埋め立てられるか海洋にゴミとして漂い、魚などに食べられて汚染を拡大しています。
また、最新のリサイクル技術には限界があり、
ペットボトルを分解してもカーペット用の繊維として使われるのが主流です。
これは、リサイクルの段階で十分な分子レベルの分解が行われないことが原因であるのですが、
酵素を使った分解だと従来よりも高い分解が可能になるとのこと。この技術が実用化されると、
ペットボトルを分解して再びペットボトルを作ることが可能になると期待されています。

また、この酵素を高温でも生存することが可能な「極限微生物(バクテリア)」に移植することで、
活動の領域を広げる可能性も期待されています。
ペットボトル素材の溶解が始まるセ氏70度の環境に酵素を移植したバクテリアを投入することで、
通常の温度環境の10〜100倍速いスピードで分解させることが可能になるとみられています。

また、海洋などの環境に存在している他のプラスチックをバクテリアを使って分解することができる可能性も指摘されています。
ペットボトルは基本的に水に沈みますが、将来はこのバクテリアを海に散布することで、
海洋を汚染しているプラスチックを分解できる技術が開発される可能性が期待されています。

メルボルンのRMIT大学の化学者で研究には参加していないオリバー・ジョーンズ氏は
「この新たな研究結果は、非常にエキサイティングな内容を示しており、
社会で拡大しているゴミ問題解消の助けになる強いポテンシャルを秘めています」
「実用化までにはまだまだ多くの課題が残されていますが、正しい方向に進んでいることは間違いありません」の述べています。

関連ソース画像
https://i.gzn.jp/img/2018/04/17/enzyme-eat-plastic-accidentally%20created/00_m.jpg

GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20180417-enzyme-eat-plastic-accidentally-created/
【核廃棄物地層処分】1万年後の人類に核廃棄物の危険性を伝えるために「猫」を利用するなどアイデアいろいろ[04/17]
1 :しじみ ★[sage]:2018/04/17(火) 13:30:51.14 ID:CAP_USER
高レベルの放射性廃棄物を地層処分する施設は世界各国に存在しますが、
これらの廃棄物は数万年以上にわたって地下で保管し続ける必要があるという問題点を抱えています。
1万年後の人類に言葉でメッセージを伝えるのは難しいことから、
施設の危険性を「シンボル」「4コママンガ」「建築物」
「遺伝子操作で色を変えた猫」を使って伝えていくというアイデアが示されています。

Ten Thousand Years - 99% Invisible
https://99percentinvisible.org/episode/ten-thousand-years/

アメリカ・ニューメキシコ州に存在する核廃棄物隔離試験施設(WIPP)は核兵器の研究開発によって発生した
核廃棄物を恒久的に処分するためのアメリカ最初の地層処分施設です。
WIPPは核兵器製造において生じる核汚泥だけでなく、手袋や工具など、
放射性物質と接触した日用品が廃棄される場所でもあります。

地面に埋められたグローブや工具といった廃棄物は放射性を持ちますが、20万年かけて無害化されていきます。
しかし、いつの日かWIPPが人々から忘れ去られ放置されるようになると、
WIPPについて情報を持たない人々がやってきて核廃棄物が埋められた地面の上に文化を築き、
その文化が消え去っていき……ということが繰り返されるはず。
潜在的に危険な廃棄場が、その存在の意味を忘れ去れてしまうということには、大きな危険が伴います。

2014年においても、WIPPから放射性物質が漏れて複数のスタッフが放射能にさらされており、
原因は「ネコ用トイレの砂」であったことがのちの調査で判明しています。

上記のような事故が発生したとして、私たちがその情報を知ることができるのは、言語を共有しているためです。
しかし、1万年後の人々にどのようにしてこの問題を伝えていくのか?という問題が残されています。

1万年という年月は途方もないものです。
今から1万年前、地球上に広まった新しいテクノロジーは「農業」でした。
当時の人々が現代の生活を予測するのが困難であることからわかるように、
今から1万年後に何が起こるのかを私たちが予測することはほぼ不可能です。

このことから、WIPPの情報を未来へと伝え続けるためには「言語」ではなく「シンボル」を用いることが考えられています。
笑顔の顔文字が言語を超えて人々にメッセージを伝えるように、
シンボルは言語より普遍的なものであると考えられました。
実際に、警告を示す顔文字は子どもに毒物であることを示すマーク「Mr. Yuk」で使われています。

「核の冬」などの持論で知られるカール・セーガン氏は、
ドクロや十字架といったシンボルを用いることでWIPPが有する問題は解決すると主張しました。
しかし、シンボルもまた時間の経過と共に意味合いを変化させていきます。
近年は「死」を示すと見なされるドクロや十字架は、使用されるようになった当初は「再生」という意味合いを持っていました。
以下のイラストでも、キリストがはりつけにされた十字架の下にドクロと十字に交差された骨が描かれています。

しかし、数世紀後、船乗りたちは海で死んだ船乗りの名前を航海日誌に書く時に、
隣にドクロと交差させた骨を書くようになります。
船乗りたちは、ドクロや十字といったシンボルを「死」と関連させるようになりました。

さらに1世紀後、海賊たちは人々をおびえさせ服従させるためにドクロと骨のシンボルが使えるということに気づきました。
海賊旗には砂時計・血を流す心臓なども使用され、
黒髭として知られるエドワード・ティーチはその両方を海賊旗に使ったことで知られています。

1720年に海賊ジョン・ラカムが捕らえられ裁判にかけられると、
骨の代わりに剣を交差させたラカムの海賊旗は「危険」のシンボルとして見なされるようになり、
1800年代までにはドクロが「毒」を示すものとして使われるようになります。
そして1940年には、ナチスが親衛隊のシンボルとしてドクロを採用します。

ドクロマークが示す意味合いが変化していったのは、
海賊旗をデザインのモチーフとして使っているリュックや子ども服を見ても「危険」と考える人がいないことでもわかります。
つまり、シンボルもまた言語と同様に普遍的であるとはいえないのです。


関連ソース画像
https://i.gzn.jp/img/2018/04/17/ten-thousand-years-wipp/002.jpg
https://i.gzn.jp/img/2018/04/17/ten-thousand-years-wipp/001.jpg
https://i.gzn.jp/img/2018/04/17/ten-thousand-years-wipp/005.jpg

GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20180417-ten-thousand-years-wipp/

続く)
【核廃棄物地層処分】1万年後の人類に核廃棄物の危険性を伝えるために「猫」を利用するなどアイデアいろいろ[04/17]
2 :しじみ ★[sage]:2018/04/17(火) 13:31:12.91 ID:CAP_USER
続き)>>1

そこで、放射性物質の危険を示すために、
言語やシンボルを使わず「視覚的な物語」を使うというアイデアもあります。

以下が「放射性物質に触って苦しむ人」を伝える物語。
ただし、このような物語は「上から下に読む」という前提で成り立っており、
別の文化的背景を持つ人が下から上に読んだ場合には「若返りの泉」の存在を示すようにも取ることができる、
と指摘されています。

また、「メッセージを未来に送り届けることが重要なのだ」と考えた建築家は、
危険な場所に人々をおびえさせるものを設置するという方法を提案しています。
以下のようにトゲのような巨大な建造物を設置するというアイデアを示していますが、
これでは「調査を行おう」と考える人を逆に呼び寄せてしまうのでは?ともみられています。

一方、哲学者のフランソワーズ・バスティード氏とパオロ・ファブリ氏は、
人類が生み出した最も耐久性があるものは「宗教」や「信仰」だと考えました。
宗教や信仰は形を変えつつも核となるメッセージを何百年にもわたって伝えていっています。
そこで2人は猫の毛を遺伝子操作で「放射能」を示す色に変え、信仰を作りだし、歌を作り、
「放射能猫」の物語を伝えていくことを提案。
ただし猫の色を遺伝子操作で変えるという行為はあまりにも倫理に反するという指摘はもちろん存在します。

GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20180417-ten-thousand-years-wipp/
【医学】魚油サプリメント、ドライアイ改善に効果なしか 米研究[04/17]
1 :しじみ ★[sage]:2018/04/17(火) 13:49:52.72 ID:CAP_USER
【4月17日 AFP】
魚油サプリメントは長年、世界に数百万人いるとされるドライアイ患者に推奨されてきたが、
その効果に疑問を投げかける論文がこのほど、発表された。

 米医学誌「ニューイングランド医学ジャーナル(New England Journal of Medicine)」に掲載された論文によると、
535人を対象とした無作為化比較試験を行った結果、ドライアイの症状軽減において、
オメガ3サプリメントにプラセボ(偽薬)以上の効果を確認できなかったという。

 ドライアイは、ヒリヒリ感やかゆみ、刺痛、視覚障害などを引き起こす。
米国だけでも1600万人以上の患者がいる。
論文によると、米国ではドライアイによる生産性の低下や治療費などで、
年間約550億ドル(約5兆9000億円)の損失が出ていると専門家らは推定している。

 研究に参加した患者は全員、軽度から重度のドライアイに少なくとも6か月にわたり悩まされていた。
被験者らには、形状が同じカプセルに入ったオメガ3サプリメントまたはオリーブオイルのプラセボのいずれかを渡し、
それらを毎日摂取してもらった。無作為化二重盲検プラセボ対照比較試験として行われたため、
本人も眼科医も摂取しているカプセルの内容については知らされていなかった。

 論文によると、試験開始から1年後、両方のグループで症状の改善がしっかりとみられた。
オメガ3のグループでは全体の61%が、コントロールグループでは同54%が、
少なくとも10ポイントの改善を達成した。両グループの差は統計学的に有意ではないとしている。

 論文の共同執筆者である米ペンシルベニア大学(University of Pennsylvania)ペレルマン医学大学院(Perelman School of Medicine)の
バティニー・ブンヤ(Vatinee Bunya)助教(眼科学)は、
「われわれは、オメガ3サプリメントに有益な効果がないことに驚いた。
この結果は大きな意味を持っており、多くの眼科医や検眼医の考え方を変えるものとなるかもしれない」と指摘した。

■さらなる研究の必要性

 米ニューヨークの医療機関ノースウェル・ヘルス(Northwell Health)の眼科医である
マシュー・ゴースキ(Matthew Gorski)氏は、
ドライアイや魚油サプリメントの有効性に関心を持つ医師たちは、
「魚油サプリメントに生活の質を改善する潜在的な可能性があることに期待しながら、臨床試験の結果が出るのを待ち望んでいた」と話す。
そして、「この結果を確かめるために、さらなる研究が行われるべきだ」と続けた。
今回の研究に同氏は参加していない。

 米ニューヨーク・レノックス・ヒル病院(Lenox Hill Hospital)の眼科医である
ジュールズ・ウィノカー(Jules Winokur)氏も今回の研究を「重要」と位置づけ、
両グループでほぼ同様に改善した理由を解明するためにさらなる作業が必要だと同意する。

 ウィノカー氏は、
「ドライアイは、日常生活のなんらかの折にほぼすべての人々が経験する一般的な症状だ」としながら、
軽度の不快感から日常生活を阻害するほどの慢性的な消耗性の痛みまで、
その症状はさまざまであることを説明。
「多くの場合、自然に解消したり、市販薬の人口涙液によって迅速に改善したりするが、
なかには治療法が単純でなかったり、この病気によって生活に悪影響が出たりする人々も少なくない」と述べている。(c)AFP

関連ソース画像
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/e/0/320x280/img_e05f8fe9bb740f0b43041d133ffb3358217098.jpg

AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3171412
【ES細胞】マウス脳に移植、機能確認=ヒト脳組織、万能細胞で作製−米研究所[04/17]
1 :しじみ ★[sage]:2018/04/17(火) 16:16:04.89 ID:CAP_USER
ヒトの万能細胞を脳の前段階の組織に変え、マウスの脳に移植して成長させることに初めて成功したと、
米ソーク研究所のチームが16日付の米科学誌ネイチャー・バイオテクノロジー電子版に発表した。
移植した組織はマウスの血管や脳神経とつながり、基本的な機能をほぼ確認できた。
 実験は認知症や統合失調症などの仕組みを解明し、新薬を開発するのに役立つという。
将来は脳卒中や交通事故などで脳の一部が損傷した患者に対し、
ヒト万能細胞から作った脳組織を移植する再生医療の実現につながると期待される。
 これまでは、不妊治療で余った受精卵から作る胚性幹細胞(ES細胞)や
皮膚細胞に遺伝子群を導入して作る人工多能性幹細胞(iPS細胞)を脳の前段階の組織に変え、
実験容器で立体的に培養して脳の成長過程を調べる研究が行われてきた。

しかし、ある程度大きくなると内部の細胞に酸素や栄養が届かず、死滅する問題があった。
 ソーク研チームはヒトES細胞を脳の前段階の組織に変えた後、免疫不全の成体マウスの脳に移植。
約1週間後からマウスの血管が入り込んで成長を始め、
ヒトの神経細胞が成熟したほか、神経細胞を支援する「グリア細胞」ができた。
ヒトの脳組織は蛍光たんぱく質で見分けるようにし、神経細胞が活動して電気が流れる様子などを観察した。
移植した組織は最長で8カ月弱、生きた状態を維持した。(2018/04/17-00:23)

関連ソース画像
https://www.jiji.com/news/kiji_photos/20180416ax08_t.jpg

時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018041700015&g=int
【猿橋賞】今年の猿橋賞に寺川寿子さん 地震発生の仕組みを分析する手法を開発 優れた女性科学者に贈る賞[04/17]
1 :しじみ ★[sage]:2018/04/17(火) 18:11:10.91 ID:CAP_USER
一般財団法人「女性科学者に明るい未来をの会」(石田瑞穂会長)は16日、
優れた女性科学者に毎年贈る今年の「猿橋賞」を、
地震発生の仕組みを分析する独創的手法を開発した名古屋大学講師の寺川寿子(てらかわ としこ)さんに授与すると発表した。
猿橋賞は今年で38回目。

寺川さんは東京都出身。早稲田大学教育学部で数学を学んだ後、1993年に民間シンクタンクに入社。
2001年に退社後東京大学大学院理学系研究科に入学、06年に同研究科博士課程修了。
同研究科で研究を続けた後、10年に名古屋大学大学院環境学研究科に移り助教、
15年から同研究科・附属地震火山研究センター講師。

授賞理由は「地震活動を支配する地殻応力と間隙(かんげき)流体圧に関する研究」の成果。
寺川さんは、地震を引き起こした断層のすべり方のデータ分析から、
地震を起こす応力場のパターンを合理的に推定する新しい手法を開発。
大地震で誘発される地震に、この圧力の変化が関係していることなどを示した。
この手法を用いて東日本大震災後に内陸部で発生した余震のメカニズムを合理的に説明できることも示したという。

寺川さんは所属する名古屋大学大学院研究科附属地震火山研究センターのホームページで
「地震は地殻内に蓄えられた応力を断層運動によって一気に解放する物理過程です。
地震の発生メカニズムを理解するためには地下に働く応力状態や断層の破壊強度を知ることが重要です。
しかし、これらの物理量は現在よくわかっていません。
私は数値計算・データ解析・地震観測を通じて地殻の応力状態や断層の強度を推定することを目指しています」とコメントしている。

「女性科学者に明るい未来をの会」によると、
寺川さんは社会に出てから東京大学大学院で地震学の研究を始めるまでに10年近くのブランクがあった。
このためにさまざまの困難に直面しながらも、学界常識にとらわれない独創性豊かな研究を続けた。
寺川さんの研究成果について同会は「地震発生物理の解明と地震発生予測に向けた研究に質的な発展をもたらすもので
今後地震災害の軽減に貢献することが期待される」などとしている。

画像:寺川寿子さん
https://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/img/180417_img1_w200.jpg

SciencePortal
https://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2018/04/20180417_01.html
◆自治議論@科学+★58◆
19 :野良ハムスター ★[]:2018/04/17(火) 20:06:46.38 ID:CAP_USER
>>17
べつにペナルティーでここに飛ばされてきたわけじゃないよ
科学+のキャップはボラをはじめたいちばん最初から持ってます

ペナルティーのノルマこなせばニュー速+にもいつでも復帰できるんだけど
あっちは自分で立てたスレの継続とかするのが結構大変なのです
最近いそがしいので、ここでちょこっと立てるくらいが丁度いいんだよね
◆自治議論@科学+★58◆
23 :野良ハムスター ★[]:2018/04/17(火) 21:43:55.48 ID:CAP_USER
>>21
いや、うそじゃないですよ
ペナルティとは関係なくここのキャップは最初から持ってたし、スレ立ては昔からしてました

ペナで科学+でのスレ立てが課されたことは1回くらいあったかもしれないけど
数え切れないほどペナ→復帰を繰り返したのでいちいち覚えてないスマン


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