- 【テクノロジー】「スパコン超え」国産コンピューター 「量子」命名に異論 集積回路、従来のまま
81 :名無しのひみつ[sage]:2017/12/15(金) 00:05:31.36 ID:0BmIkpI5 - >>15
> 定義の話をすれば、AI(人工知能)も同じだよな > ソフトで判断する仕組みの製品も人工知能搭載とか言ってる 人の知能それ自体が後天的に学習して得た情報つまりソフトであって脳というハードではないんだがな そのことは言語能力の習得の可否などで実証されている だからAIの実現はソフトであろうとハードであろうと関係ない、ちゃんと知能を持つ物らしく振る舞えるかだけが問題なのだ
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- 【テクノロジー】国産量子コンピューター試作機、無償公開へ 改良目指す
229 :名無しのひみつ[sage]:2017/12/15(金) 00:20:25.53 ID:0BmIkpI5 - >>227
> 最小化問題が解けた解けたといっていても、 > それは所詮アナログによる近似アルゴリズムの解であって、 > 厳密な最小解であるかは別途証明が居るだろうし、 応用的に言えば最適化問題の解を求めたい場合のほとんどは十分良い(最小値にとても近い)近似解で良くて 数学的な意味での解つまり厳密解である必要はないからね だからD-Waveのような本質的に近似解であること以上の保証はない量子アナログコンピュータでも実応用面では役に立つんだよ それは組み合わせ論的な最適化問題のほぼ全てがNP完全かそれ以上に難しいNP困難な問題であって従来のデジタルコンピュータは おろか量子デジタルコンピュータでも迅速に(問題の規模に対して多項式で増加する時間で)解けないだろうと予想されているから ただし量子アナログコンピュータは近似解以上の保証はないので、NP(恐らくNP完全ではない)素因数分解やその基礎である 離散対数問題に対する厳密解は一般には求められないので、RSA暗号を迅速に破るような用途には向かない また組み合わせ論的な最適化問題でも厳密解を絶対に必要とするような応用、例えばナップザック問題を用いた暗号の解読には 量子アナログコンピュータは一般には歯が立たない 量子アナログコンピュータでも搭載している量子ビットの個数で識別できる精度の範囲内に解に必要な精度が納まれば、 まぐれというか幸運で厳密解が得られる場合は有り得るので全く無価値ではないが、まあ当たるも八卦、当たらぬも八卦に近い話になる
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86 :名無しのひみつ[sage]:2017/12/15(金) 04:54:36.06 ID:0BmIkpI5 - >>1
別スレにも書いたんだが、西森が「『量子コンピュータ』って言葉を使うのはおかしい」ってケチを付けるのは皮肉というか 「じゃあ、西森の量子アニーリングやそれ使ったD-Waveを『量子コンピュータ』って呼ぶのはおかしいって言われた時に 西森自身は『それは量子コンピュータをどう定義するかだからトンネル効果って量子力学特有の効果を使ってれば呼んでも良い』」って 言ってたじゃないか」ってことになるんだよね。 西森の言う「量子コンピュータ」も量子コンピュータというアイデアの元祖(量子チューリングマシンの発案者)のディヴィッド・ドイッチや リチャード・ファインマン(例のファインマン先生ね)あたりからは「そんなのは量子コンピュータじゃない!」って一刀の下に切り捨てられる 代物なわけで。 西森の量子アニーリング使った「量子コンピュータ」はアナログ古典的(でアナクロ)なアナログ計算機と同じくで 本質的には近似計算しかできない。まあ搭載量子ビット数以内で上手く扱える場合は厳密解が得られる場合もあるが厳密解である保証はない。 ファインマンが構想したりドイッチが量子チューリング機械を発案してその実現として考えた量子コンピュータはいわゆる現代のコンピュータと同じデジタルだからね。 そもそも「量子コンピュータって凄い!」となったのはこの量子デジタルコンピュータがインターネット商取引などで使っているRSA暗号の基になっている 素因数分解を迅速に解けるというショアのアルゴリズムが発見されたお蔭で「量子コンピュータできたらどんな暗号も破られちゃう!」って (実は誤解に基づく)神話が生まれたから世界中で量子(デジタル)コンピュータの開発競争が一斉に始まったわけでして。 応用面で言えば量子アナログコンピュータは組み合わせ論的な最適化問題の近似解(運が良ければ厳密解かも、でもそうである保証はない)を 迅速に得られるので実用の役には立つが、普通の人が「コンピュータ」という言葉を聞いて思い浮かべる意味でのコンピュータ つまりデジタルコンピュータの量子力学化(状態の重ね合わせの導入)バージョンでは全くない。 だから西森は自分の量子アニーリング使ったD-Waveみたいなのもデジタルじゃないのに量子コンピュータだと強弁して量子デジタルコンピュータブームに便乗する一方で 他人のは「それは量子コンピュータじゃない」って排除しようとしてるように聞こえるね。 近似解しか保証されない西森らの量子アナログコンピュータではRSAなどの暗号は解けないんで、神話からブームになった「量子コンピュータ」を 西森やD-Waveらが便乗して名乗るのは間違ってるってことになる。 大昔はともかく、現代では「コンピュータ」と言えば専ら「デジタルコンピュータ」を意味していると理解されてしまうので、西森やD-Waveのは ちゃんと「量子アナコン(アナログコンピュータ)」と自称すべきだね。 量子デジタルコンピュータ神話に便乗して研究費もらおうとしてるって批判されたくないなら。 山本らの量子ニューラルネットの場合、その計算原理において量子力学特有の概念や効果としての状態の重ね合わせとかトンネル効果を使っているか否かが 「量子」を名乗るのが妥当か否かのポイントだろうね。
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238 :名無しのひみつ[sage]:2017/12/15(金) 18:58:35.53 ID:0BmIkpI5 - >>230
その通りだよ 近似アルゴリズムはNP問題の解の近似値(多くの場合、近似アルゴリズムには何らかの形で精度を保証する証明が付与されている)を 多項式時間で得るためのものだからね ただ、量子アナログコンピュータは搭載量子ビット数で扱える範囲では厳密解が得られる可能性がある(可能性が高い) 実は量子アナログコンピュータでなく古典的なアナログ計算(普通にアナログコンピュータと呼ばれているもの、つまりオペアンプ、でなく 問題それぞれに対して作られた特別な専用装置(ガジェット)で行う)でも昔から知られている(アナログ装置の精度の範囲内でならば 組み合わせ問題のようなものでも非常に迅速に(厳密あるいは極めて良い近似)解を得られるということが昔から知られている
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105 :名無しのひみつ[sage]:2017/12/15(金) 19:04:14.51 ID:0BmIkpI5 - >>103
そうだよ、D-Waveなどの西森らが量子コンピュータ(実はアナログ)と主張しているもの自体が 量子ゲート(つまり量子デジタルコンピュータ)屋に言わせれば「なんちゃって量子コンピュータ」、「量子テヘペロコンピュータ」だからね 少なくとも現代においては「コンピュータ」と言えばデジタルコンピュータと理解されるのだから 「量子コンピュータ」という語も量子デジタルコンピュータつまり量子ゲートを使うものだけに使うべきだね 西森の量子アニーリングに基づくD-Waveのようなものや量子ニューロなどのアナログ方式のものは全て「量子アナコン」と呼ぶべき
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