- 【表彰】 海外の一流科学誌「ネイチャー」 HPVワクチンの安全性を検証してきた医師・ジャーナリストの村中璃子さんを表彰
1 :朝一から閉店までφ ★[]:2017/12/01(金) 16:23:31.40 ID:CAP_USER - ネイチャーは日本の状況を、「このワクチンの信頼性を貶める誤った情報キャンペーンが全国的に繰り広げられた」と厳しく批判。
2017/12/1 10:30 Naoko Iwanaga 岩永直子 BuzzFeed News Editor, Japan HPVワクチンの安全性を検証する発信を続けてきた医師でジャーナリストの村中璃子さんが11月30日(ロンドン時間)、 イギリスの一流科学誌「ネイチャー」元編集長の功績を記念したジョン・マドックス賞を受賞した。 同賞は公共の利益のために科学や科学的根拠を広めることに貢献した人に贈られている。 ===== 後略 ===== 全文は下記URLで https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/rikomuranakajohnmaddoxprize?utm_term=.tebwrDmbY#.pkL4yXEWq
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- 【精神医学・神経学】脳に電極を埋め込み電気刺激で精神病やPTSDを治療する計画が臨床試験へ
1 :しじみ ★[sage]:2017/12/01(金) 19:39:25.94 ID:CAP_USER - 脳に電極を埋め込み電気刺激を送ることでPTSDや気分障害を治療する、というまるでSF作品のようなプロジェクトが進行中です。
アメリカの国防高等研究計画局(DARPA)によると、このプロジェクトは臨床試験の段階に入っており、 実際に有効な治療法として確立する可能性も高いと見られています。 AI-controlled brain implants for mood disorders tested in people : Nature News & Comment http://www.nature.com/news/ai-controlled-brain-implants-for-mood-disorders-tested-in-people-1.23031 2014年、DARPAは脳に埋め込んだ極小チップで電極刺激を与えて心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの治療に役立てるというプロジェクトを発表しました。 2017年11月11日(土)から行われたアメリカ・ワシントン州で行われたSociety for Neuroscienceの学会で、 このプロジェクトが臨床試験の段階に入ったことが発表されました。 上記のような脳深部刺激療法は通常、パーキンソン病の治療に使われますが、これまでの研究では気分障害には効果がないとされていました。 脳の特定部位に一定の刺激を与えると慢性うつ病を軽くすることはできるという結果も示されていますが、 ある研究に携わった90人のうつ患者は、1年にわたって治療を行っても病状の改善が見られなかったとのこと。 しかし、DARPAが支援するカリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)のプロジェクトでは 、インプラントは精神病の治療に特化した形で開発され、必要な時にだけスイッチが入るように設計されていることから、 これまで失敗してきた取り組みにも成功するかもしれない、と見られています。 UCSFが開発した閉回路の脳インプラントはアルゴリズムを使って気分障害と関連するパターンを自動検知し、 電気刺激を与えることによって脳を健康な状態に戻す仕組みです。 UCSFの脳神経学者Edward Chang氏らは、6人のてんかん患者の脳に電極を埋め込み、 1〜3週間にわたって脳の活動や彼らの気分を観察。ここで得た情報から、 研究者らは脳の活動によって患者の気分をデコードするアルゴリズムを作成しました。 すでに1人の患者に対象して臨床試験を行ったそうですが、あくまで「予備的な」実験だったため詳細は公開されていません。 またDARPAはマサチューセッツ総合病院(MGH)が取りかかる、 PTSDやうつを患う兵士や退役軍人の治療を最終目的する別のプロジェクトも支援しています。 MGHのプロジェクトはUCSFのように人の気分や精神病を検知するのではなく、 「集中や共感が困難」といった複数の気分障害に共通する行動と関連する脳の活動をマッピングするというもの。 そのため、患者が他人の感情の読み取りに失敗したり、 画像や数字の合致に失敗したりといった行動が起こった時に刺激を与えるようインプラントのアルゴリズムが設計されています。 これまでの実験の結果、意志決定や感情に関係する脳の部位に電気刺激を送ることで、 患者のパフォーマンス向上が見られたとのこと。 長期にわたって閉回路の刺激を与えるという今回のアプローチは、 過去の治療法よりもよい結果を生み出すと考える精神科医もいます。 医師の判断ではなく脳信号を読み取るアルゴリズムを使用する点も、これらの治療法が有望であると考えられる一因のようです。 ただし、脳に電気刺激を送るという治療内容には倫理的な問題や、 他の気分を圧倒するほどの過度な幸福感を生み出してしまうのではないか、という懸念もあがっています。 GIGAZINE https://gigazine.net/news/20171124-ai-brain-implant-mood-disorders/
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- 【テクノロジー】世界初51量子ビットの量子コンピュータをMITとハーバードの研究者らが実現
1 :しじみ ★[sage]:2017/12/01(金) 19:43:20.92 ID:CAP_USER - 〈ルビジウムとレーザーを用いて量子ビットを作製〉
米マサチューセッツ工科大学は29日(現地時間)、ハーバード大学の研究者と共同し、 世界初となる51量子ビットをもった量子コンピュータ作製の成功を発表した。 極度に冷却したルビジウム原子に高度に制御したレーザーを照射することで量子ビットとするこの手法は、 現在研究されているほかの方法と比較して大規模化が容易であると考えられ、飛躍的な計算能力の向上が望めるという。 量子コンピュータを構成する量子ビットには「0」と「1」という状態を同時にとる「重ね合わせ」状態となることが要求される。 また、各々の量子ビットが全て相互的に作用できることが必要とされる上、実用的にはその状態をコントロールする必要があるという課題があった。 先行する研究には、イオンや、意図した量子的な性質をみたすような人工原子を用いるものがある。 しかし、前者は電荷を帯びており、その電気的な作用が邪魔になる。 一方、後者では人工原子を精度良く生成することが困難であることから、 量子ビットを次々に増やし計算能力を大規模化することが困難になるという課題があった。 そこで、研究者らはルビジウムとレーザーを用いることでこれらの問題を解決した。 ルビジウムは陽子と電子の数が同じ「中性原子」であり、イオンと異なり、 互いに反発などを生じない望ましい電気的な性質をもっている。 さらに、レーザーはルビジウム原子を「捕獲」するために用いられるのだが、 レーザーの周波数やエネルギーを制御することで個々の原子の状態を制御することに成功した。 レーザーは3種類用いられる。1つ目は極冷により、原子をほぼ静止状態に「固定」するためで、もう1つは100以上に分光され、 個々の原子を固定し、量子ビットを望んだ配列に捕獲する。 いったん整列された量子ビットは、各量子ビットを操作するために、原子を捕獲しているレーザーの周波数をオフにし、 3つ目のレーザーを加え、リュードベリ状態という通常より高いエネルギーを持った状態に入り励起される。 そして原子を捕獲するレーザーを戻し、最終状態を検出する。 原子を励起するビームの周波数や色だけでなく、捕獲された原子の配置を変えることで、 原子間の相互作用を変化させられるとしており、このため、大規模化が容易であり、 数百量子ビットまで拡張可能であると考えている。 なお、この研究は夢の技術とされる「汎用量子コンピュータ」でこそないものの、 レーザーによって量子ビットの状態を比較的容易に制御できるため、 解く問題の設定は少なくとも容易にできるという点では画期的だ。 とくに、研究者らが適用を考える「最適経路探索問題」や「組み合わせ最適化」は、 要素数に対し指数的な計算時間を要する問題も多く、商用化できれば実務上にも大きな影響を与えうる。 こうした計算負荷の高い問題として「巡回セールスマン問題」などが知られているが、 ネットワークにおける最短経路探索や、組み合わせの問題は地図サービスやネットワーク設計で用いられ、 素因数分解の高速な実行は暗号の強度などとも密接に関係している。 PC Watch https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/1094404.html
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- 【宇宙】〈系外惑星〉星の進化と共に大きく膨らんだホットジュピター
1 :しじみ ★[sage]:2017/12/01(金) 19:47:54.78 ID:CAP_USER - 赤色巨星の周りを回る、木星よりやや大きいが質量は木星の半分しかない惑星が2つ見つかった。
高温の巨大ガス惑星「ホットジュピター」がなぜ大きいのかについて解明する手掛かりの1つとなるかもしれない。 【2017年11月30日 Keck Observatory】 「ホットジュピター」と呼ばれる系外惑星は、中心星に極めて近いところを公転するために高温になっている巨大ガス惑星だ。 質量は木星や土星と同程度だが、大きさはこれらの惑星よりも大きい傾向にある。 ホットジュピターが大きくなる要因として、惑星大気への熱の出入りが関連していると考えられている。 その物理過程を説明するためにいくつかの理論が構築されてきたが、 「ある惑星系がどのように進化するのかを数百万年間も見守ることはできませんから、 ホットジュピターの膨張に関する理論は証明も反証も困難でした」(米・ハワイ大学天文学研究所 Samuel Grunblattさん)。 先行研究によれば、惑星を膨らませる主要な過程が中心星からの直接的なエネルギー流入であれば、 赤色巨星を巡るホットジュピターは大きく膨張しているはずである。 このことを確かめるため、Grunblattさんたちの研究チームは系外惑星探査衛星「ケプラー」の観測データから、 赤色巨星の周りを回るホットジュピターを探した。そして、かに座の方向の赤色巨星「K2-97」と、 おとめ座の方向の赤色巨星「K2-132」それぞれの周りにあるホットジュピターの大きさが、木星の1.3倍ほどであることを見出した。 これら2つの惑星は大きさが似ているだけでなく、 公転周期が約9日であることや質量が木星の半分ほどしかないことも似ており、まるで遠く離れた双子のようである。 次にGrunblattさんたちは、惑星が赤色巨星から受ける熱吸収の効率や惑星内部への熱輸送、 それらによって引き起こされる惑星の膨張と密度の低下をモデル計算した。 そして、惑星の膨張には赤色巨星からの放射の増加が必要だったが、受け取った放射の量は予想より少なかったらしいことを示した。 わずか2例で結論を出すのは早計だが、中心星からの熱によって直接的に惑星が膨張するというシナリオとは一致する結果である。 今後、赤色巨星を巡るホットジュピターをさらに見つけることにより、 惑星膨張に関する説の妥当性が確かめられるようになるだろう。 私たちの太陽も、数十億年後には赤色巨星となる。今回の研究は系外惑星だけでなく、 太陽系の惑星や生命の将来を知るうえでも重要なものだ。 「中心の星の変化に対して惑星がどう変化するのかをもっとよく理解できれば、 太陽の進化が地球の大気、海、生命にどんな影響をもたらすかについてもわかり始めるでしょう」(Grunblattさん)。 画像:(左上)中心星「K2-132」が主系列星だったころの、星と系外惑星「K2-132 b」の概念図。 (左下)K2-132が赤色巨星へと進化した現在の概念図。 (右)ホットジュピターK2-132 b(手前)から見た赤色巨星K2-132の想像図(提供:KAREN TERAMURA, UH IFA) http://www.astroarts.co.jp/article/assets/2017/11/9799_k2-132.jpg アストロアーツ http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/9547_hotjupiter
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- ◆スレッド作成依頼スレッド★57◆
229 :しじみ ★[sage]:2017/12/01(金) 19:55:15.01 ID:CAP_USER - 立てました
>>219 【科学教育】なぜ科学教育において「哲学」が重要になってくるのか https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1511976564/ >>220 【動物】〈異種交配→新種〉わずか2世代で新しい種に「進化」した鳥がガラパゴス諸島には生息する https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1511794883/ >>222 【精神医学・神経学】脳に電極を埋め込み電気刺激で精神病やPTSDを治療する計画が臨床試験へ https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1512124765/ >>223 【神経学】音楽を聴いて〈鳥肌〉が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果 https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1511975936/ >>227 【テクノロジー】世界初51量子ビットの量子コンピュータをMITとハーバードの研究者らが実現 https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1512125000/ >>228 【宇宙】〈系外惑星〉星の進化と共に大きく膨らんだホットジュピター https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1512125274/
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