- 【遺伝子】奇跡の穀物キヌア、ゲノムほぼ解読 世界食糧供給の一助となるか©2ch.net
28 :名無しのひみつ@無断転載は禁止[sage]:2017/02/11(土) 07:28:34.12 ID:21fgDbaq - キヌアとアマランサスは将来の食料としてよく取り上げられるね
必須アミノ酸を全種類含んでいるんだよな 収量が少ないのが問題だなあ だが、例えばアマランサスって草そのものは高さ3mくらいになるんだよねw つまりそれくらい生産力そのものはある で、葉っぱを野菜として食べることもある そんだけ生産力があるなら、丁寧に品種改良していけば 大量の種子を作る品種も出来そうだけど難しいかなあ? もう1つの問題は、アマランサスもキヌアも種子が小さいことだな これじゃ脱穀も籾摩りも難しい だから、種子直径5mmを目標に品種改良して欲しいんだが、これも時間が 掛かりそうだなあ >>1でゲノムを読めたってあるけど、 塩基配列だけ読めたとしても、結局それからどんな タンパク質ができてそれがどんな酵素だから、形態形成にこんな影響をする、 なんてのはすぐには分からん 全く何も分からないよりは早くなるが 塩基配列から、できるタンパク質や生物の形態や機能まで 全てシミュレートできるほどには生物学はまだ進んでないもんなあ
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51 :名無しのひみつ@無断転載は禁止[sage]:2017/02/11(土) 14:14:16.89 ID:21fgDbaq - キヌアを含むアカザ科の植物には子供には不人気な有用植物が多い
ホウレンソウがその代表で、他に 寒冷地で砂糖を取るサトウダイコンもアカザ科だ 更にサトウダイコンと種レベルでは同じとされることもある真っ赤なビートは ロシアでボルシチに欠かせない具なのであるが、 他国にボルシチが伝わった後でビートを入れずトマトで赤くして酸っぱくしてしまう 料理法が主流になってしまったのが難点w また日本でフダンソウと呼ばれる野菜があるがこれもアカザ科。アカザ科の名前の由来になったアカザや、近縁のシロザも野菜として食べられる。終戦直後などは盛んに食用にされていた ホウキグサとかホウキギと呼ばれる観賞用植物があるが これもアカザ科で種子が食べられ、畑のキャビアなどと大袈裟に言われる 種子が大きいから、ホウキギのゲノムも全て解読してキノアに導入できたら 世界の作物栽培に革命が起こるか? アッケシソウという寒冷地の沿岸湿地に生える植物があり、これは塩分に強い。野菜として食べることもできる キヌアにアッケシソウの耐塩機構を備えた品種を作れば、世界の沿岸部が穀倉地帯になるかもしれん 砂漠のなかを転がりながら種子を撒き散らすオカヒジキ属の植物は、日本のオカヒジキが野菜として 食用にされている アカザ科は砂漠でも寒冷地でも塩害地でも育つ強い植物で、かつ野菜や穀物になる有用種を多く含む、 人類の味方とも言える植物なのだが、 シュウ酸を含むものが多い。あまり食べると腎臓結石になる可能性があるので注意
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52 :名無しのひみつ@無断転載は禁止[sage]:2017/02/11(土) 14:21:21.04 ID:21fgDbaq - ところで自分はアカザ科と書いているが、新しいAPGV分類ではヒユ科になっているねw
ヒユというのも地味な雑草だがこれも野菜になる ヒユ科とアカザ科は共通点が多いと昔から言われており、DNA解析の結果から 今ではまとめられているのである ヒユ科ではアマランサスという植物が、キヌアと並びアミノ酸スコアの高い種子をつけ、 同じように利用されている。 アマランサスは種レベルでハゲイトウという観賞用植物と同じである 初秋に花を咲かせるケイトウもヒユ科で、この種子もやや渋いが食用になる。 イノコヅチもヒユ科だがこの種子は食用にはしないし、 収穫が面倒そうだなあw
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