- 【AI】人工知能研究に100億円 文科省の概算要求©2ch.net
205 :生物の意識作用は、物質論で解明できるほど単純ではない@転載は禁止[]:2015/08/28(金) 20:37:04.12 ID:R/6bDZOI - .
新・精神病理学総論 http://www.gakuju.com/catalog/b9784906502370.html#anchor 今日、精神医学は恐ろしい停滞の状況の中にある。 医療現場に身を置く医師として、他の医学分野の 急速な進歩からはほとんど縁のない地点に足止めされているような感覚を私たちは味わっている。 私達の目の前には、私が医師になったころと本質的には何も変わらぬ状況が広がっている (もちろんそうは感じていない能天気な人達もいる。 それだけに精神医学の危機は根深いのである)。 その目の前にあるものは私が医師になる前にも長くほとんど同じままであったのである。 私たちは、1990年代以降、脳の機能についての生物学的研究のすばらしい進歩に目を奪われていたが、 しかしそこからの成果によって私たちの臨床が30年前と比べてどれだけ変化したと言えるのだろうか。 精神科診断の国際化と操作的基準導入のために精神科医の莫大な労力が投入されているが、 それは患者や社会にどれだけの利益をもたらしたのだろうか。 新たな抗精神病薬と抗うつ薬の導入が次々とおこなわれてきたが、私たちはむしろ無定見な処方を、 こともあろうか医学の素人からさえ指摘される時代に直面している。 精神科医の仕事のあり方全般に対しても、社会の一部から厳しい批判が巻き起こりつつある。 ← 以上要旨の抜粋 . *** 記憶を含む生物の意識作用は、物質科学で解明できるほど単純ではない *** ↑は、精神病理学者であったヤスパースの集大成を、今日の視点から再考しようとする新刊だと思われる。 記事投稿も2014年10月19日と比較的新しい。 このスレッドでは、マウスを使用しての脳の記憶定着と刺激による記憶想起の実験から、脳の物質的作用 に主眼を置いた方法論を採っているが、 しかし人間の精神疾患治療の分野では、様々な抗精神薬が 開発され投与されているにも係わらず、完全に治癒どころか社会復帰さえ上手くいかないのが現状である。 その主たる原因は、人間の精神作用を脳神経器官の単なる物質過程と捉えたことに、あるのではないか。 .
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208 :自由意志を幻想とするなら、想像心像はどう説明するのか@転載は禁止[]:2015/08/28(金) 20:44:13.45 ID:R/6bDZOI - .
. *** 利根川進ちゃんは、自由意志は幻想と説くが想像心像はどう説明するのか *** 理研の利根川進ちゃんは自由意志は幻想だと説くが、唯物論者も想像イメージや夢知覚は当然経験している筈だ。 それでは脳研究をしている唯物論者は、想像イメージや夢知覚の成立機序はどう説明するのか。 全ての自然現象は唯物的決定性として生起するなら、脳の作用機能としてこの想像イメージは、 今迄の蓄積された経験体験の記憶が、想像心像として表出したのだと唯物論者は言うかも知れない。 . *** 唯物的な一意への決定過程の途上で、相反する行動可能性が表出するだろうか *** だがしかし唯物論的決定性に基づいた、一意の収束点へと集約される行動決定過程の途上で、果たして、 その収束点とは異なる別の行動可能性が、唯物論的世界でも想像イメージとして表出されるだろうか。 つまり要約すれば自由意志は幻想とするなら、唯物論的決定過程において、それと相反する想像イメージは生起 しない筈である。 凶悪犯罪者の実行時を例とすると、その実行直前に、それとは異なる行動可能性が意識上に 表出するのであれば、それは自由意志による多様な選択が可能になることであり、ここに大きな矛盾が起きる。 . *** 決定論的物質科学で、想像イメージの生成様相を説明できるのか *** 結論としては、唯物論者が自由意志は幻想と説くのであれば、人間には想像イメージは生起しないとの結論になる。 さらには、人間の自由意志による行為の選択では、” 別の行為もとり得た可能性を議論できる程の “、 この想像イメージの生成と存在様相については、唯物論的科学では全くその可能性すら議論できない。 .
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212 :残念ながら人工知能は、永遠に冗談や駄じゃれを作れない@転載は禁止[]:2015/08/28(金) 21:18:40.32 ID:R/6bDZOI - .
残念ながら人工知能は永遠に、冗談や駄じゃれを自分で作ることは出来ません。 会話の相手が人工知能か本物の人間かを判別する方法として、 チューリングテストというのが在るみたいですが、そんな難しい設定などしなくても、 人工知能が、冗談や駄じゃれを言って相手を笑わせたら、その時点で人間と同等だと言わざる を得ませんが、それは “ 原理的に永遠に不可能 “ だと思われます。 それは画一的常同反応が取り得の人工知能にとっては、その内部規則を狂わせる程の暴走出力なのですが、 人間がいとも簡単にそれをやってのけるのは、おそらく人間の作動原理は多様性を持った不確定性を持つ から可能になるのかも知れません。 ところで、冗談も言えずに窓際族となったお父さんは、ひょっとしたらロボットかも知れませんよ。 by笑いの研究 .
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