- 【宇宙開発/エネルギー】宇宙で発電し地上に送電、実証試験へ JAXAなど©2ch.net
207 :名無しのひみつ@転載は禁止[sage]:2015/02/26(木) 23:53:59.08 ID:YiNabRnE - ここに少し詳しく書いてあるな。
[小型核融合炉] 10年以内に実用化 ロッキードが特許取得 [2015/1/28] http://www.neomag.jp/newstopic/?p=1974 ■1950年代の技術を発掘 実はこの炉の原型は、1950年代半ばに開発された「磁気ミラー型」と呼ばれる炉で、 核融合発電技術の中でも古い部類に属する。磁気ミラー型は、 「ベータ値(磁場の圧力に対するプラズマの圧力の比で定義される無次元量)」と呼ばれる 発電効率に関係する性能指標の理論値が高い。 つまり、投入エネルギーに対する正味の発電出力を高めやすい。 一般には高いベータ値と安定性はトレードオフであることが多いが、 磁気ミラー型は両者を高い水準に保ちやすいため、一時期盛んに研究された。 ところが、少なくとも初期のタイプにはプラズマ粒子が逃げやすいという大きな課題があり、 現在実用化研究の主流となっているトカマク型と呼ばれる炉に取って代わられた経緯がある。 ■小型であることが正の循環に Lockheedは今回のCFRで、磁気ミラー型の課題だったプラズマ粒子の損失をミラーコイルなどの 新しい設計で解決したとする。この結果、本来の高いベータ値や高い安定性のおかげで、 トカマク型の10分の1という大幅な小型化が可能となった。 小型であることで「設計は3カ月、建造は1年以下で済むため、5世代分の開発を5年で終えられる」 と、ITERなどとは逆に、正の循環が回り出すという。 D-T核融合を用いる核融合炉に共通する課題として、高速中性子に耐える特殊な炉材の開発が挙げられる。 LockheedのCFRは、この点でも大きな強みを持つ。小型で低コスト、しかも短期間に建造できるため、 数十年という長い設計寿命を想定する必要がない。数年で廃炉にし、新しい炉を作り直せばよい。 ただし、現時点でLockheedは学術論文などを発表しておらず、技術をどこまで実証したかも明確には していない。このため、日本を含む世界中の専門家から「発表したのがLockheedでなければ一笑に付される」 「開発は全くの基礎段階にすぎない」という声が聞かれるのも事実である。
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