- 【進化生物学】コノハチョウ擬態の謎、解明か [転載禁止]©2ch.net
190 :名無しのひみつ@転載は禁止[sage]:2015/02/01(日) 08:03:42.84 ID:xawaaQg2 - 量的形質はある程度自由度が高くて変化も早い
一方で質的形質はそう簡単にはいかない この違いを見極めるのが大事 コノハチョウ属の模様は論文からは少なくとも11個の質的形質の組み合わせで作られてるとみてとることができる これらをどういう組み合わせ(量的形質)で発現させるかによって40種のパターンが記載されている 仮に各質的形質のオンオフだけで模様を表現するとしても2の11乗(=2048)パターンが可能 3段階の調節が可能ならば3の11乗(=約18万)パターンが可能 量的調節はほぼ無制限に行うことが出来るから無限のパターンを試すことが出来る 試行回数は>>189の言うとおり問題になることはまずない 例えば点を書くという遺伝子と線を書くという遺伝子だけでも相当な表現力(擬態能力)が生まれることは容易に想像できる その可能性の中で40種のみが選択され生き残ってきたというのが現実
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