- 【古生物】「丹波竜」の下顎化石か=大型草食恐竜で国内初−兵庫
10 :名無しのひみつ[sage]:2012/06/24(日) 07:03:33.65 ID:7sTfZ955 - 神戸新聞の記事。
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0005158350.shtml 「丹波竜」下顎の一部、化石で発見 国内初の確認 兵庫県立人と自然の博物館(三田市)は23日、同県丹波市山南町の化石発掘 調査現場で採集した岩塊から、大型植物食恐竜「丹波竜」の下顎の一部に当たる 歯骨の化石が発見されたと発表した。四足歩行の竜脚類の下顎が確認されたのは 国内初。世界に例のない歯並びで、竜脚類の歯などの進化をたどる貴重な手掛かりと なりそうだ。 体長十数メートルとされる丹波竜の化石は、2006年に中生代白亜紀前期の 「篠山層群下部層」(約1億1千万年前)で見つかり、07年2月から6次にわたる 発掘調査が行われている。 歯骨の化石は長さ約182ミリ、高さ59・2ミリ、幅15・4ミリ。第1次調査の際に 持ち帰った周辺の岩塊から見つかった。 歯骨の化石には、歯根が入る直径約1センチの歯槽を五つ確認。三枝春生 主任研究員(54)は「丹波竜の歯並びは下顎の前側に偏っており、 進化した種類であることが分かる。世界で見つかったどの竜脚類とも合致しない」 と指摘する。 11年12月〜12年1月の第6次調査では、長さ約1・5センチ、直径約2ミリの 歯の化石が見つかったが、今回の化石の歯槽との比較から子どもの歯と断定できるという。 未処理の岩塊などが多数残っており、三枝研究員は「顎の先端部分など、 ほかの頭骨が見つかる可能性もある」と話す。 調査結果は、6月29日〜7月1日に名古屋市で開かれる日本古生物学会で発表。 歯骨の化石は同博物館で7月7日〜8月31日に展示される。(篠原佳也) (2012/06/23 22:22)
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11 :名無しのひみつ[sage]:2012/06/24(日) 07:08:00.33 ID:7sTfZ955 - >>10の記事で「未処理の岩塊などが多数残っており」とあるのは今後が楽しみ。
丹波竜の発掘は今年は休止するそうだが、子供に石割りをさせる材料にも 当分事欠かないかな。 今年度(夏?)には篠山市の並木道中央公園での試掘も予定されているから まだいろいろ出てくるだろうね。
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12 :名無しのひみつ[sage]:2012/06/24(日) 07:26:26.99 ID:7sTfZ955 - 関連記事
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0005158353.shtml 丹波竜の下顎化石 博物館展示後の岩塊から発見 展示物に「お宝」は眠っていた。兵庫県立人と自然の博物館(三田市)が23日に 発表した竜脚類の下顎の化石は、数年間公開されていた岩塊から見つかった。 丹波竜の化石の発掘調査現場から運ばれた岩塊の処理は、大半がこれから。 関係者は「今後も大発見があるに違いない」と期待を寄せる。 下顎の一部に当たる歯骨の化石は、第1次調査で採集された岩塊(約50センチ× 約50センチ)の中にあった。同館の「ひとはく恐竜ラボ」では化石クリーニングの 様子を公開しており、昨年末まで、岩塊を処理中の見本として展示していた。 4月に延べ30時間のクリーニング作業を行い、歯骨が姿を現した。最終的に確認した 同館の三枝春生主任研究員(54)も「ここから出るとは想定外で、驚いた」と明かす。 丹波竜はこれまでに脳が入る脳函が見つかっており、竜脚類で下顎と両方が 確認されたのは、世界で25種類目。頭部は生物の特徴が現れやすく、三枝研究員は 「丹波竜や竜脚類の進化をたどる上で価値が高い」と語る。 発掘現場から運ばれた岩などは、恐竜ラボで専門スタッフが処理するほか、 子どもの体験発掘会でも活用。これまで、国内最古の鎧竜や白亜紀前期のカエル類など 多彩な化石が見つかっている。 博物館にはまだ大きな岩塊5個、化石2万個近くが現在も未処理のまま残る。 三枝研究員は「意外な化石が出てもおかしくない。宝はきっとまぎれこんでいる。 今まで以上に丁寧に作業する」と表情を引き締めた。 (篠原佳也) (2012/06/23 17:29)
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- 【古生物】「丹波竜」の下顎化石か=大型草食恐竜で国内初−兵庫
14 :名無しのひみつ[sage]:2012/06/24(日) 11:34:27.34 ID:7sTfZ955 - ひとはくのサイトによると、23日に「篠山層群恐竜化石発掘調査検証委員会」が開催され、
その席上でこの発見が発表されたとのこと。 http://hitohaku.jp/top/kaseki_20120623news.html 大きな写真もある(PDFだけど)。
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- 【人類】スリランカで3万7000年前の人骨発見 南アジア地域に「人間」が居住していた最古の証拠となる可能性
29 :名無しのひみつ[sage]:2012/06/24(日) 19:07:18.45 ID:7sTfZ955 - スリランカとインドはアダムズブリッジという砂州/浅瀬で繋がっており、
浅瀬の部分の水深は1〜10m。 だから氷河期で少しでも海面が下がっていれば歩いていける。 むしろインド本体で今までそれぐらい前の人骨が見つかっていないのが不思議で、 そのために南アジア最初とか言っているんだろうね。
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