- 【脳】数十年来の脳の謎を解明 脳回路が精密な配線であることを発見―東大など
161 :難民が唯物主義共産国に避難するのを未だに見たことが無い[]:2012/02/04(土) 19:05:54.00 ID:s98GCBvn -
脳科学での最大のテーマは何と言っても、人間には自由意志が発現するのか、という疑問だろう。 現時点では、脳神経科学 ・ 生命科学 ・ 精神医学などの意志や意識に関する分野でも、 脳の特定部位あるいは脳の連合機能によって、自由意志が発現と結論するだけの成果は出ていない。 これは唯物的な物質科学が18世紀頃から西欧で発展したこともあって、人間の思考活動も 脳の神経伝達物質の作用影響によって “ 完全に説明できる “ とした、唯物科学の伝授が長らく続いた。 これによって、脳の神経伝達物質を調整する抗精神薬は60年位の臨床使用が続いたが、 統合失調症の本質を改善する特効薬には成り得ずに、再発防止のための二次的対処療法の位置にある。 . *** 自由意志は幻想だとして、自由意志体得する科学が現れた時、唯物論者はそれを選ぶか? *** しかし凶悪犯罪者への厳罰執行は、人間は自由意志を有するという暗黙の了解がなければ実行できぬことであるし、 精神医学においても統合失調症の病態形成は、 自由意志が減弱するために、免疫変調に類似するような現実対処防衛的な過敏生体反応である可能性もある。 このような現状の中で唯物論者は相変わらず自由意志を否定して、人間には主体意志は存在せず、人間活動も 唯物的物質科学から帰結される、被影響反応が全てであると主張している。 それならば唯物論者の言うように、人間の自由意志は幻想であり存在しないと断定してみよう。 しかし科学は進歩し、ある日科学によって、明確な自律性である自由意志を体得することが可能になったとしよう。 この時、自由意志や自我主体は幻想だと主張していた唯物論者は、自由意志を体得することを “ 選ぶだろうか “ ? いや、これは人間の自由意志は存在しないと断定したのだから、どちらかを “ 選ぶ “ という言明は成立しない。 それならば唯物論を主張する唯物論者の “ 思考の末の確信 “ は、一体どのように成立したのか。 そうではなく、唯物論者の “ 思考の末の確信や自己努力 “ も同様に存在せず、ただ単なる周囲の影響によるものになる。
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