- 【物理】世界初、情報をエネルギーへ変換することに成功 「マックスウェルの悪魔」を実験により実現 中大・東大
445 :それは果たして情報が変換された故の運動エネルギーなのか、2[]:2010/11/18(木) 01:20:08 ID:c80230QE -
これは、pdfの図3a : 測定してからスイッチするまでの時間を見ますとそれが短い程、勾配に逆らって回転する粒子の 出現相関とか情報のエネルギー変換率が出ていますが、これの意味することは、 マクロ装置の測定から次に発せられる制御信号と “ ほぼ同時に微小粒子は連動運動する “ 場合がある。 つまりマクロ領域での通常の運動状態は、らせん階段上でランダム運動する粒子を例にとると、平均的に下降する粒子に 対してその運動状態を測定したマクロ装置が制御用防壁を置くのは、粒子運動に対して常に “ 後追い行動 “ になりますが、 それだと制御用防壁を置くことに用いるエネルギーが必要となり、情報のエネルギー変換ということも起きません。 しかしマクロ装置の制御信号とほぼ同時に、微小粒子がそれに連動した運動をすれば、 例えばらせん階段上でランダム運動する粒子に対してマクロ装置が、測定から瞬時に制御用防壁を置いた場合に、 微小粒子がその制御用防壁に連動してそこに追随する、 というように見なせる場合では、制御用防壁設置に用いられるエネルギーは情報から変換されたエネルギーと言う事が 可能であり、理想的には制御用防壁設置に要するエネルギーの外的供給は不要ということになります。 但しそのような仮定が真であったとしても、マクロ装置の制御信号よりも先にそれに先行して、 制御用防壁設置に先行して微小粒子がそこで待っている、ということは因果律の逆転になり、それは起き得ないと 思いますから、このことからマクロ的な有効エネルギーを取り出すのは困難なように思えます。 ( 投稿者 eig35153 の意見 )
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