- 友枝町コピペ図書館10号館
844 :CC名無したん[sage]:2016/11/25(金) 21:44:54.02 ID:+t+toMyn0 - 自分は八百長は本来したくなかったが「これがしきたりなんだ」「やらないと”かわいがり”だ」と半ば強引に脅され、八百長グループに入った。
あいつと、 あいつと、 あいつは…云々(以下、憎しみのこもった口調での告発が続く) しかし!そんな中で魁皇さんは本当にいい人だった。 男の中の男だった。 何しろ僕が、どうしても勝ちたい場所があった時…八百長仲間から「魁皇さんなら分かってくれる。正直に言って甘えなさいよ」とアドバイスされ、思い切ってお願いした。 「この場所は親父も見ているんです。どうしても勝ちたいんです。何とか負けてくれませんか?」 そうしたら遥かに格上の魁皇関が「そうか!よしわかった!」と二つ返事でOKしてもらい、「星は返せるときに返してくれればいいから」とまで言ってくれた。 魁皇関は、他の力士に対しても、自分の都合ではなく相手の都合を最優先してくれて、時には損もかぶってくれた。力士間の星のやりとりは非常に複雑で利害も衝突するが、魁皇関のような人がその利害の衝突を(自分が負けの損害を時に多めにかぶることで)やわらげてくれた。 魁皇関のような人がいるから星のやり取りが成り立つ。 みんな、本当に魁皇関を慕い、尊敬していた。本当にすばらしい方だった
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