- 友枝町コピペ図書館10号館
519 :CC名無したん[sage]:2015/01/24(土) 14:11:19.24 ID:sR2zbWOU0 - マンガやアニメといったジャリ向け商売において、
ワンピース、進撃の巨人あたりからの売り方はそれまでとは明白に違うように思う。 同じ大規模に売っていくのに何が違うのだと思われるかもしれないが「批判的視点の欠如」みたいなものが如実に現れている。 「ガキが喜ぶから売ってるよ、しょうがねえなあ」という苦笑交じりが、 「深い作品性と熱い感動」みたいな薄気味悪い大合唱にすり替わっている。 これは今までに見たことがなかった。 なにも売り手が批判的視点を持っていることが正しいなどとは言わない。 しかし作品内容になんの理解も共感もないのが見え見えのまま並び立てられる賛辞を見ると、 この方法で売った作品が今後どうなるのか空恐ろしくなる。 ウルトラマンやライダー、ガンダムを育てた原動力の半分は、ガキ共の悔し涙ではなかったかと思っている。 単に大好きだっただけではない。 「こんなくだらないもの」という世間の批判的視点が悔しくてたまらず、それがいつしか愛にまで昇華されたのだ。 これを欠落させて売るとどうなるか、興味ある。
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