- クラッシュビーダマンのナナさんに萌えるスレ
426 :クラビー続編友の会会員bV7[]:2014/01/01(水) 13:49:31.39 ID:Nrbr21Cv0 - 明けましておめでとう
早速続き投下↓ 選手宿泊所:必人たちの部屋】 (真夜中。 必人たちが寝静まった真っ暗な室内に、何者かが侵入する。) ?「………。 …ガルーダ、ハ… コン太ノ、リュックノ中カ…… コレヲ手ニ入レレバ…」 「そうは、させないよ!」 (侵入者が呟いた直後、そんな声がして突如部屋の灯りがともる。 そこには必人とコン太の姿が。) コン太「お前が、テルマを襲った犯人だな!」 ?「………!!……ナゼ、」 コン太「……もう機械で声を変える必要も、マントや仮面で姿を隠す必要もありません。 ……リュウヤさん!」 ?「……………。 ナゼ、リュウヤダト?」 コン太「…簡単です。 僕のガルーダがリュックに入っていることを知っているのは、僕たちとリュウヤさんだけ。 それにテルマが襲われた後、ここは厳重な警備が敷かれている。 にも拘らずここまで来ることが出来るのは、大会関係者のみ。 更に、予選中にテルマを襲い、倒すことが出来るのは… 世界大会王者で、予選参加を免除されているリュウヤさんしかいないんだ!!」
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427 :クラビー続編友の会会員bV7[sage]:2014/01/01(水) 13:54:56.13 ID:Nrbr21Cv0 - 続き↓
?「…………………………。」 (暫しの沈黙の後、仮面の男はそっと仮面を外した。) リュウヤ「…気付くのが早すぎるよ。」 必人「リュウヤ!なんでこんな…!」 リュウヤ「犯人を当てたんだから、動機も推理してみなよ。」 必人「てめえ!!」 リュウヤ「……でも、まだまだ甘いね。 俺が、一人でのこのこ敵の寝床に来るとでも思ったかい?」 コン太「…なっ…」 (直後、窓や入り口から3人の男たちが現れた。そして彼らには見覚えが…) 必人「こ、こいつら…予選に出てた…」 リュウヤ「彼らは始めから俺の部下さ。 さあ、ここで潰れて貰うよ!」 (3人に襲われ、戦闘になる必人たちだったが、何とか3人を倒した。) 必人「何とか撃退した…」 コン太「…!!!」 必人「なっ…リュウヤがいない!!」 コン太「僕のリュックもありません!! 彼らはただの時間稼ぎ…囮だったんです!」 必人「くそっ…!……これは…」 コン太「なんでしょう……カード…?」 (先程までリュックの置いてあった場所に何やらカードのようなものが置かれている。 カードを拾ってみると、どうやらメッセージが書かれているようだ。)
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428 :クラビー続編友の会会員bV7[sage]:2014/01/01(水) 13:58:30.24 ID:Nrbr21Cv0 - 続き↓
『聖なるビーダーたちへ ブリッツガルーダのパーツは頂いていく。 これで、我々の目的にまた一歩近づけたよ。 …君たちに忠告しておく。 君たちにはこの大会を棄権してほしくない。 もし君たちが大会を棄権するなら、俺も大会を棄権する。 つまり、君たちが俺を追う唯一の術が無くなってしまうということだ。 奪われたビーダマンを取り戻したいだろう? 俺を追いビーダマンを取り戻したいなら、このまま大会を続けたほうがいい。 俺も、そのほうが助かるしね。 ……それじゃ、大会でまた会おう。 リュウヤより☆』 必人「野郎…!!」 コン太「棄権するな…ってことですか。」 必人「言いなりになんかなりたくないぜ!!」 コン太「でも、ここに書かれていることも事実です。 リュウヤに大会を棄権されたら、僕たちにはもう彼を追う術は無い…」 必人「くっ… …待ってろコン太、絶対ガルーダを取り戻してやるからな!」
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429 :クラビー続編友の会会員bV7[sage]:2014/01/01(水) 14:02:28.01 ID:Nrbr21Cv0 - ここまで↓
(翌朝) 【宿泊所内:通路】 銃兵衛「ガルーダが奪われただと!」 必人「リュウヤの奴が犯人だったんだ! 手紙には、大会を棄権するなって書いてあった。」 銃兵衛「……しかし、テルマはビーダマンを失い二次予選で落ち、海人とジョーも棄権の手続きをしてしまった。」 必人「こうなったら、俺たち3人でビーダマンを取り戻そうぜ!」 銃兵衛「…致し方あるまい…」 コン太「…!…あ、そろそろ三次予選が始まります。行きましょう。」 (三次予選の会場へ向かうべく遺跡を歩く必人たち。 しかし、そこに3人の男が現れた。昨晩のリュウヤの部下たちとは別人だが、全員予選の時に参加していたビーダーのようだった。) 必人「お前ら…まさかお前らもリュウヤの!」 男たち「…わかっているなら話は早い。 ボスの命令だ。三次予選の前に…消えろ!」 必人「…野郎…俺たちを三次予選に進ませる気なんか最初から無かったってことかよ!!」 コン太「棄権するな…は、あくまでも僕たちを逃がさない為の脅しだったんですね!」 銃兵衛「ぼやいていても敵は倒せん!」 (3人とのバトルが始まる。 敵は昨晩戦った3人より更に優れたビーダーらしく苦戦したが、必人たちの抜群のチームワークで遺跡の壁を崩して動きを封じることに成功した。)
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