- 社会福祉公社技術部さくら板支所 第3分室
783 :CC名無したん[sage]:2012/09/01(土) 23:30:58.87 ID:VVT7AJVr0 - 「後悔しないために遺言を!」
我が家に舞い込んだ一枚のチラシ。 遺言。 確かに書いた本人はそれによって後悔しないのかもしれない… でも、遺された側は違う。 こんなにも前から、あなたは死を覚悟してたの? その疑問が今でも頭から離れないのに。 ねえ。 私は遺言を託したい人がいないわ。 それが一番の後悔。 暗号とか、鍵とか、手の込んだ遺言であなたを困らせたいのに。 いない人は困らせられないじゃない。 あなたがいなくなった今。 私は誰に遺言を書いたらいいの? 私は今でも命を狙われる、危険な検事なのに。 有名人になった今、サインを欲しがる人はいるわ。 でも遺言はそうはいかないの。 だから、一瞬だけ戻ってきて。 私の遺言を託すから。
|
|