- 紙パック日本酒(パウチ・ペットボトルも) その二十
259 :呑んべぇさん[sage]:2020/05/23(土) 03:10:03.66 ID:Rx4vWPd7 - >>1
辰馬本家酒造「黒松白鹿 かおり 純米吟醸 プレミアム」900mlパック (精米60% 純米吟醸) (2020、04) https://www.hakushika.co.jp/lineup/junmai_ginjo/3080/ スーパー平和堂で628円、税込み690円。 3.5〜4点/5点。 (評価は、コスパ込みである。) ・真っ先に思ったのが、辰馬本家酒造の酒だな、という事。 香りの質が、このスレでも定番の「黒松白鹿 純米」と共通。 酵母が共通だからだと思うが、「爽やかな果実香と言うよりは、しっかりした穀物香」が来る。 【甘い香りと旨味、それに僅かな雑味を伴ったコメの香りと味わい、それに軽やかさを纏ったしつこくないフィニッシュ。飲み応えはアリ。】 (しっかり冷やせば香りが強調され、常温なら飲み応えとフィニッシュが強調される。) 純米酒というか日本酒である以上は、米由来の香りがするのが当然ではあるが やはり、個人的な好みとしては「米から作った日本酒なのに、あたかも果実酒であるかのような華やかな果実香がする吟醸酒」が好みなので、どうしても好みの本筋からは外れてしまう。 (決して、不味いとは言っていない。) (漫画「夏子の酒」から入ったので、どうしても吟醸酒にはバイアスが入る。) ・総評 「平均点以上ではある。」 ・しっかりとした純米であり、吟醸香というか穀物由来の香りもある。 ・ロックにすると、薄くなってしまう。ボディはミディアム位か。 ・火入れした酒らしく、飲み易さもあり、辰馬本家の純米らしくコメの旨さはシッカリとある。 ・60%精米らしく、雑味も少ない。 (といっても、上の日本盛「純米大吟醸 生酒」よりは劣る。) ・何よりもコスパが良い。純米吟醸5合で600円台は中々見掛けない。 だからといって、酷い造りかと言えば、シッカリと香りも味もある。 (世間には、これが吟醸か?これが純米か?という酷い酒もある中では、安心できる出来である。) ・「辰馬本家 純米」が好きな人は、きっと気に入るだろう。 そうでない人にも、価格以上の質はあると思う。 (純米と比べると、雑味を少なくして、香りアップと言った感じ。)
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