- ゴジラ1984
906 :どこの誰かは知らないけれど[sage]:2011/04/06(水) 19:51:04.71 ID:Od0LtfLV - あくまで個人的にだけど
怪獣映画って、シミュレーション映画と、戦争映画の両側面が魅力だと思う。 ゴジラが現れたら、自分達の社会や生活や国はどうなるのだろうという興味や 今画面で描写されている展開に、もし自分がいたらどんな行動を取るだろうとか ある意味、ゾンビ映画にもる通ずる部分なんだけど「ここでは俺ならこう逃げる。 あぁ駄目か。すげぇ脅威だ」的な。 だからそこへ「お前ら既に、ウルトラ警備隊かスーパー戦隊じゃん」的な スーパーチームが登場したり、正直どうでもいいレベルの人間ドラマが 脇で勝手に進行してるとなえちゃうんだよね。 あくまで個人的な線引きだから 「スーパーXまでは『何か有事が起きた際の最終兵器』で済むけど さすがにモゲラや機龍はなぁ」だったり 「『脇の人間ドラマ』でも、昭和モスラのフランキー堺達のドラマはちゃんとモスラの物語に絡んでたけど 平成モスゴジの、離婚夫婦とか、邪魔に感じた」だったり。 >>902氏と、かなり似てちょっと非なるのは ゴジラもガメラも、平成シリーズ初作はどちらも 「この社会に、大怪獣が現れたらどうなるか?」を、人間キャラを描きながら追求した名作だとは思うんだ。 「人類の脅威の象徴・ゴジラ」と「人類の守護神・ガメラ」をそれぞれ描いたという意味で。 それは本当に、子どもじゃなくてもマニアじゃなくても、楽しめる映画になっていたと思う。 その後の続編からは、ガメラもゴジラも「一見さんお断り」っぽくなっちゃって残念だったな。
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