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P.N.名無し大好きっ子さん
松本人志・高須光聖の放送室 246

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松本人志・高須光聖の放送室 246
326 :P.N.名無し大好きっ子さん[]:2020/04/02(木) 23:16:56.40 ID:6pH/yYAI
奥村さんから電話をいただく。それがどんなに非常にありがたいタイミングか。
母は27日転倒し骨折、などがや病院で個室に入院するも看護師の仕事ぶり、はじめから私を避けるような医者とついに衝突。退院に至る。
そもそもはあらじゅく接骨院の誠意ない対応から信頼を感じられない私は手術の必要性を断固として否定するにいたる。
退院後は骨折が疑わしいまで母は通常に近い生活を再び送り始めていた。
そこにカンタの嫁が電話。やはり治療を改めてしたいと母親が翻意。彼らの接近の影響を疑い、接近しないように求める。それには一筆もあり。
当然それはきわめて感情的なやり取り。その一筆を完全に後にほごされることにはなるのだが。
やるべくしてやれる範囲の抵抗をこころみるも流山市役所職員(保健士?)の異様に強い要請に抵抗すべくついに警察を呼ぶ。
しかし総勢数十人の突然の来訪はなんと五時間程度にも及び、最後は混乱、狂乱ともいえるべき中、母親の自由意思であることだけを根拠に
最後についに姿を現したカンタの私との約束を完全に反故にする入院要請によって母は自宅を連れ去られて現在にいたる。
すべては死に至る新型ウィルス、コロナウィルスの蔓延の真っただ中のいまに起きた目を疑う現実である。
今病院に自らの母を送るカンタの頑狂な意志の根拠に対する論理的説明然し、一切なし。
カンタはその後、行政の処置だと主張するが嘘か誠か、正気か狂気か、本人に電話する私はおろか、
心配して電話をしてくれた宮路さんに対しても病院の所在を明かさず。
母のマスクの所持の有無すら明らかでない
異常である
奥村さんはカンタへの電話をしていないと本人はいうがどうだろう、あるいは本当はしているのかもしれない
松本人志・高須光聖の放送室 246
327 :P.N.名無し大好きっ子さん[]:2020/04/02(木) 23:17:55.38 ID:6pH/yYAI
現状最大の問題を勇気をもって解決すべくカンタにメール、見事に返信が来ない
現状変化がないため二人のオバへの電話もためらわざるを得ない。
命の危機であるところのコロナウィルスはパンでミックの様相を見せ始めている
母の命を心配するのは私だけなのか?

返信があり。見舞いは行ったが入れなかったらしい。疑わしいがカンタを信じるしかないのだろう。
差し入れは十分なのか?

メール打つ
『忙しい中返信痛み入る
不信感を持たれてしまっている関係を作ったのは悪いと思う、とのことだが
不思議なことにそう言われると何がそういう今の我々の間に染み付いてしまった今のこの空気の原因なのかどうしても思いつかない。
いや、相性というべきものは単にそういうのを言うのかもしれないな
違うだろうか?
だが、綾さんの件は、この件だけは、第三者の誰が聞いても不信感を持たれないでただですむ話ではないはずだ。
平然としていられる美穂さんに関して言えば、俺は今その話を聞いてその全部の話を否定はできないでいる。
何か、喉の奥につかえたものに苦しむ幸福な男の話を思い出すよ
何と言ったか、底冷えのするような恐ろしい永遠の命の話だ。
いかにも現代に相応しい話だよ
永遠の命を許されたしもべたちの中の一人、冷たいぬるまゆにつかる男の頭に生じた一抹の疑問とらわれてしまった男は苦しみ始めるが
希望を吹き込んだのはなんてことない
最後は断崖絶壁にさまよう死神だった
ここでみんなが顔をそろえて話せばわかるよ
気の弱いことを考えたりはしてはいないだろうが
決して忘れるな
家族がいたということを
そして、女には気を付けような
返信を待つよ』
松本人志・高須光聖の放送室 246
328 :P.N.名無し大好きっ子さん[]:2020/04/02(木) 23:18:12.15 ID:6pH/yYAI
「ありがとう」
くしくもこの父の最期の言葉を投げかけて私の必死の、
四時間以上に及んで保健士と私自身が呼んだはずの警察との舌戦ですでに疲労困憊であった私の制止を振り切り母は救急車に乗り込んでいったが
なぜだろう
その言葉の意味を考え続けている
そしていった
カンタが警察と共に我が家に乗り込もうとするその瞬間に
「これが私たちを十数年くるしませてるの」
と、いった…
混乱のさなか意味不明だったこの言葉を今鮮明に思い出している
父の時もだがしかし、ようやく今結びつけるがまだ、確かに彼は病室に来ておらず、彼ら夫婦がにこやかたどり着く前に発した言葉ではなかったか?
多少不自然な感じをもって聞いたこの言葉
難しい、この件に安易に誰をも巻き込むわけにはいかない
オバたちへの連絡を控える自分がいる
今日は奥村おじさんの命日でもあるのに関わらず、だ
父はすい臓がんで死んだが、本気で手術を止めようとするただ一人の家族だった俺とはいったい、
なんという存在に家族には見えていたのか…
母親は電話中、その二十分の間に
長男の嫁からの病院を一苦労のさなか漸く退院して自宅にたどり着いたまさにその時の電話
ただ今は病院には行かないという今、加えてのコロナ蔓延のさなかには当然すぎるありきたりの判断をなぜか180度一気に転換してしまった美浦さんとの電話
なぜだ?
その間に母は無体にも小便を漏らしていたあの現実の意味というのは一体、
単にそれが長電話だったからというありきたりな判断で少しとぼけて落ち着いていた自分自身の迂闊さには今まあ漸く、驚いてもいる
美浦さんは彼女の父親が病院に入ってもう何年たっているだろうか
もし、もし仮定としてそれを彼女の父である彼の完全な意志をもってそれをやっている、
何かでもって他の目的のためにやらざるを得ない、やらされている、
あるいはただそれが漫然とした単に本人の事実病変に侵された認知の自由意思を根拠にするのだとしても…
ならこれは一体、何をはたして糾弾すべき現実なのだろう
そんな可能性もあるのではないか
今はいろいろと考えざるを得なくなっている
まずは然し彼らとの関係の修復こそが第一だろう
それも、当然な話ではないはずだ
本能のレベルでは遙かに拒絶感が彼らと交わす会話の一言一言ににじり寄るこの自然
いや、何かあれば、この私の存在の意義こそも本来小さくなく思えてしかるべきなのだが…
彼らとの対話
奥村さんと電話をする前には思いもよらなかったこの最初のような最後の手段は、どこかで泥棒に追い銭を投げるような家族の寒い切なさが目を曇らせていた
気付きを与えられる対話、温かい人間関係とは例え泡沫のものでも貴重なものだ
まさに彼女とはそんな関係を築けそうだと気付かされた彼女との慮外に長くなった電話だが、昨日はするといってようやく切った今日の彼女への電話を然し
なかなかできないで深夜となってしまった
今日は四月二日だ
すべてが悪い冗談かのようである
だだ同時に不思議なのは、なぜただちにこの私の存在を排除しないのか、などととも考える
今は誰でもいい、誰かとの連携こそが第一、と肝に銘じるべきのようだ
誰か親身になってくれている組織の中のまともな人間の存在が今も大きい影響力で守ってでもいてくれているのかまあ、あるいは単にコロナかな?
普通なら迂闊には動けまいよ
だが、カンタはそれをやってしまったかのように思えてならない


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