- 男はつらいよ part43
898 :この子の名無しのお祝いに[sage]:2021/02/20(土) 21:14:37.57 ID:fQZtRgY5 - (函館の会話)より旅館の居間。
いつもの面々が 「楽しかった」と話して泣いてた 夕餉後、デザートのイチゴをいただきながら団欒している。 寅は「聞いただけで家ん中がパーッと明るくなるような」話を周りに催促していた。 満男: みかじめ〜 博: バカっ、大人のシノギでふざけてるときじゃないっ! 寅: やめろ、やめろ、…やめろよ。 博: ちゃんと教え… 寅: やめろって。 結局ね、何の話しても、この家は最後に明るくなるんだよ。 おいちゃん: しかしねぇ寅、明るい話題なんてそんなにざらに転がっていないぞ。 一見したらまともな書き込み見える方が実は" 荒らし"という悲しい事実がここにはあるんじねえか? 早苗:(デザートのイチゴを皿に分け終わり、おいちゃんらを見る) 寅:(低い声で)どうしてよぉ おいちゃん: えぇ? 早苗: はいっ!(明るく挙手) 明るい話題。 寅: (小声で)屁ー出ました。なんでしょ。 (どうぞ、と手振りし、早苗に発言を促す) 早苗: んふふ。(なめた笑顔を浮かべ寅を見る) 寅: んふふ。(同じく笑みを返す) 早苗:(覚悟を決めたように、スゥっと息を吸い) あのね。 寅: はいっ。 早苗:(視線を落としつつ)私の人生で… (寅を見て続ける)寅さんに会った、っていうこと。 今更ながらオイ基地害...何をシコシコとひとりで書き込んでんだろうか?死にたくなるね〜 社長&おばちゃん:(驚いた顔) 寅:(口元の笑みが解け、煮物かというように、苗子を見つづける) おいちゃん&博&桜:(気になって吉岡を見る) (カメラ: 桜をアップ) 桜:(驚きと嬉しさと絶望、そして一抹の不安が、入り混じった表情) 自分同士ならw生涯イジメられつづけられたお前らしい 早苗:(半口を閉じて俯いている) 寅:(苗から目を反らす) いやぁ… (咳ばらいし、おもむろに新聞を手にとる。そして新聞紙面を読み上げるようなケンカを しながら、まるで独り言みたいに話しはじめる) そんなことを言われたのは初めてだなぁ。 僕はどっちかっていうと、明るい人間だ、と思っていたし。 それに、この歳になってみると、面白いことなんて、何もないしね。 (パソコンをたたむ仕種になる) 疑う余地なき寅の追い出し まあ、楽しみといえば、寝ることぐらいだから。 明るい、なんていわれると、なんか…戸惑っちまうなあ。 早苗:(噴き出し笑い) (そして寅も含め、一同、大笑い)
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