- 仁義なき戦い風の会話をするスレ34部
88 :この子の名無しのお祝いに[sage]:2018/12/03(月) 20:14:51.78 ID:Hb4e2c0f - 薄
め よ う これだけ ここでは2度と方言使うな!わかったか!?─ 荒川の「オレは映画の人間だからTVは(たまにしか)書かないよ」ポーズは、所詮は「狭い ゴールデン街系映画ムラの住人に安住していたい」「TVは良くも悪くも広範に観られてしまうので 怖かった」本音の現れに過ぎなかったのだと思う。TV批判みたいな事を言ってて実は山田太一とかは ずっと意識してた(パクってた)ってのが、スレチだけど桂千穂とかもそんな感じだなあとTVをコテん パに批判しつつ、内心ではTVが怖かっただけではと、、『にっぽん脚本家クロニクル』では TV系のライターとも話してるしちなみに>>77が嫌う様な意味での「リベラル」の継承者が (本人は否定するかもだが)是枝裕和だよ。少なくともリベラル系の人はヒーローにしたがっている。 しかしその寅の口から、タコ社長及び、社長が経営する中小企業の(義弟のヒロシを含む) 萩原朔美(初演の際には演出助手だった)が、こんな事を語っていた。「初演の際の 録音テープが残ってるんで聴いてみたら、『当時はこんなにゆっくりと演じてたのか』と驚いた。 試しに初演の台本そのままでホン読みしてみたら、45分で終わってしまった。今回に当たっては 寺山の他の戯曲からもたくさんのエピソードを引っ張ってきたしオリジナルパートも付け加えた」 その再演からだって、もう34年も経ってしまっている。いまの時代に「平家物語」を映画化したと したら上映時間90分で収まってしまうんじゃないか。小百合ちゃんも降旗も、守りに入ってしまってるよ。 ま、小百合ちゃんは、思うところはあるんだろう、行定だの滝田だのを監督に迎えて新しい血を導入 しようとしているが、いかんせん、どの監督も小百合ちゃんに関してはハレモノに触るような扱いしか 出来ずにいる。彼女の中年以降の作品で、監督が自分の世界のほうに彼女を引っ張り込んだのは 大林の「女ざかり」と山田洋次の「母べえ」くらいか?まあ、吉永小百合の映画は「吉永小百合の映画だ」 という事がいちばんに大事なのであって、内容は二の次なんだから、それで良いんじゃないか。 ターゲットは小百合ちゃんと同年代のオバハンたち彼女が元気で頑張ってる姿を見ればソレで満足 なんだから、言ってみりゃ「皇室アルバム」みたいなモンだよ。実は昔のリリーも「日本映画ネタ芸」 の人だったのですが、何時の間にか本人が 優業を始めて「その気」になってしまい、 今や是枝裕和のマブダチなんですねえ、是枝なんか昔のリリーならぶった斬ってた方の人だと思う んですが嘗ての著書『日本のみなさんさようなら』に対するamazon書評からコピペ。 >しかしそんなリリーも「東京タワー」大ヒット後に“転向”。奥田瑛二一派と同じルート >(邦画によくありがちな、だらしないけど何か雰囲気ありげな安っぽいムード満オヤジ専門役者)を 辿ってしまうのであった。邦画の裏笑い的面白さを教えてくれたリリーよありがとう、「リリーさようなら」 まあ個々の監督・作品に対する評価はまた別にあるとは思いますが、サヨクというだけで否定していたら ウヨと同じだし、若松については、むかし(名は秘すが)左派系の某スタッフさんに「若松さんは現場で 助監督などに対する態度がひどいんだよ。ボクはあの人とはもう関わらない」と聞いて以来 「やっぱそんなもんかなあ」とは思ってる。『実録・連合赤軍』も連赤の史実の再現ドラマ としては(皮肉抜きに)勉強になるけど、基本的には連赤の擁護の為に作られてて (若松も自覚あっただろうが)やっぱ甘々なんだよね。作品的にはオリヴィエ・アサヤスの 『カルロス』と比べるとただの児戯でしかなかった。予算などのプロダクション体制も 余りに安っぽ過ぎるし、足立も日本に帰国して今は大学の講師で食ってる、革命家のこれが結末か 正直、ガッカリ、荒井はもう論外ですよ。あれだけ反体制ぶってていまやただの大学教授ですから むかしは山田太一に憧れててリアルでは近づかなかったのに、ここ数年普通に山田と会って対談したりしてるみたいね。
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