トップページ > 懐かし邦画 > 2013年03月25日 > rJnVKNtP

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この子の名無しのお祝いに
【明日】七人の侍13人目【みんな死ぬんだべ】

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【明日】七人の侍13人目【みんな死ぬんだべ】
761 :この子の名無しのお祝いに[sage]:2013/03/25(月) 22:02:27.27 ID:rJnVKNtP
昭和29年のゴールデンウィーク、前評判では松竹対東宝の大決戦と言われた
東宝「七人の侍」は、製作費2億円を越え上映時間3時間17分、一本立てで途中休憩を入れると一日三回が限度なので、回転率は悪いが配収3億円を狙った
松竹「君の名は第三部」、前年に公開された第一部は2億第二部は3億円を越える空前の大ヒットだった、上映時間は2時間4分これに短篇を添えて一日五回上映で荒稼ぎをもくろんだ
この二社に比べれば、他社はどんぐりの背比べだった
大映は、長谷川一夫の「花の長脇差」と前週から続映の「愛染かつら」(鶴田とマチ子の初共演)新東宝は、雪村いづみ「東京シンデレラ娘」と続映の「大阪の宿」、二社とも長編二本立てで一日三回上映だった
東映は、千恵蔵が金田一を演じる「悪魔が来りて笛を吹く」とお子様向けの「笛吹童子」で、上映時間は二本で計2時間20分一日五回上映で、観客の回転率は良い

製作費は東映が最低だった、「悪魔」は千恵蔵なので少し高いがそれでも約2,000万「笛吹」は原作の映画化権と特撮で費用がかかったとはいえ約700万円程度だ
この2本で、他社なら普通の長篇1本分の製作費である、「七人の侍」などは破格の約2億円!

結果は、松竹と東宝はどちらも予想通りの大ヒットだったが期待を上回るほどではなかった、全国での総収入は東宝に凱歌が上ったが厖大な製作費を勘定に入れるなら、収益は松竹に比べてはるかに及ばなかった
大映と新東宝は不発で惨敗、それに対し東映は予想を数倍上回る大ヒットになった、「笛吹」の集客力が凄かったのだ


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