- 昔スターで晩年没落した人を語ろう(6)
220 :この子の名無しのお祝いに[]:2011/08/15(月) 08:33:12.04 ID:oVydLOCU - 黒澤作品は興行的なヒット作が少なく、世界の黒澤も東宝幹部にとっては
大変なお荷物になっていた。なかでも昭和32年公開の「どん底」は客が 入らず、地方の映画館主は悲鳴を上げる惨状で、常連の千秋実、藤原釜足、 志村喬、三好栄子などは次回作の「隠し砦の三悪人」では使わないように 東宝に陳情する始末だった。もちろんそんなことを聞き入れる黒澤ではなく、 「隠し砦の三悪人」でも起用した。製作期間は当初の予定を大幅に超過、 興行的にも不振で製作に当たった藤本真澄を激怒させた。 黒澤作品への出演は俳優人生にとって必ずしもプラスにはならない。 隆大介はイメージが暗すぎてテレビの主役クラスでは使えないと思う。
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