- 茨城の部落・同和
404 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2014/06/03(火) 22:14:37.70 ID:RdB2Xxyi0 - 茨城県の小作地率は、56.1%であった。
一方、県内には50町歩以上の大地主が、1924年には105戸あり真壁郡一二、 結城郡一九、猿島郡一○となる。県内一○五人の大地主の四○%が この三郡に集中。「大尽(でえじん)どん」と呼ばれる50町歩以上の大地主 たちは、酒・醤油などの醸造業・肥料商・呉服商・金貸し業などを兼ね、金 融投資も行う多角経営をおこない、東京や水戸という遠隔地と取引・進学・ 縁組を行う。「大百姓(おおびゃくしょう)」と呼ばれる、数町歩〜30町歩 前後の在村中小地主は、部落の「草分け」とか「本家」であり、住み込みの 農雇と日雇いを使う手作りと小作で経営する。子供に中等教育を受けさせ、 村落の上層3分の1を占めて村の生活のリーダーシップを握ってきた。町村長 ・助役・村委員・町村会議員などの役職を、無給の「名誉職」として務める 彼らは歴史学界で「地方名望家・名家」と呼ばれる層にかさなる。当主が役場吏員 や教員・中央官吏などの勤め人となり、家族が農作業しないで小作料に依存する例もある 。
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