トップページ > 人権問題 > 2014年05月07日 > bWdmpHBV0

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名無しさん@お腹いっぱい。
★ドロボー★ 松山市の精神科病院 ★アル中★

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★ドロボー★ 松山市の精神科病院 ★アル中★
153 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2014/05/07(水) 14:58:46.17 ID:bWdmpHBV0
その最初の経験は、メダワーやヒーリーの著書に出会った時だ。
そこで知ったのは、製薬会社と御用医師を中心とした悪徳ビジネスの存在だった。
その悪巧みに利用されたのがDSMやモノアミン仮説であること、マスコミや患者会や家族会がどう利用されて来たかなどを知った。

次にそういう経験をしたのは、薬理を一通り勉強し、向精神薬をある程度理解できた頃だ。
精神医療に、CCHRが主張するような科学を装った様々な嘘が存在することが確認できた。
薬の治験結果にさえ、様々な恣意的な操作が加えられていることも判明した。
同時に、精神医療が自らの未熟さを覆い隠すために、科学的な根拠作りよりも、自らを権威付けることに邁進してきたことも確認できた。
ここまでで、向精神薬なるものが、治療薬というより、ただの一時しのぎのものでしかないこと。
そして、その副作用が余りにも軽視されていることも。
その主作用でさえ、恐ろしく恣意的な理屈で正当化されていることも確認した。

そこまで理解しても尚、解消できない疑問が残った。
それは、精神科薬物治療が必要か否かという問いである。
薬のことを調べれば日本の精神科で行われている処方がデタラメなことはもう判っていたが、適正な使用すれば効果があるのかという最終的な問いである。
★ドロボー★ 松山市の精神科病院 ★アル中★
154 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2014/05/07(水) 15:00:08.14 ID:bWdmpHBV0
そして、この数か月で一気に進んだのは、その精神科薬物治療は必要か否かの検証である。
そのためにウィタカーの本の内容は本当に訳にたった。
これほど、詳細かつ理論的な論述ができる彼を心から尊敬する。医療ジャーナリストとしての超一流はこうなのかと感心させられた。
じつは、それまで精神科医の野田正彰氏と話していて、腑に落ちないことがいくつかあった。
『かつてのうつの患者さんは数か月以内に治っていった』という話である。
ところが現在のうつ病や統合失調症などにたいする医師の説明は全く違うし我々もそう思っていない。
うつは治りにくい病気で再発しやすく、統合失調症はほぼ一生治らない病気とされている
しかし、ウィタカーの本に紹介されている数々の転帰研究は、野田氏の言っていることが本当だったと納得させられるものだった。
かつてのうつ病患者は、ほんとうに治っていた
現在のうつ病患者や家族や医師が、治った治ったと喜んでいるのはたんなる一時的な寛解に過ぎず、その多くがまた再発する。
だが、かつてのうつ病患者は回復してその多くは二度と発症しなかったのである。
また、統合失調症患者の多くも、回復し2度と精神科に訪れることは無かったのである。

結論は、うつ病治療においては、百歩譲って内因性うつ病の急性期に一時的に使用するだけということ。
(デビット・ヒーリーは、強迫症状にSSRIは有効と言っているが、これはまだ検証していない。)
統合失調症においては、ほんの一部の重症患者に薬が必要な患者が居るかもしれないということだ。
(他の低血糖や内分泌異常、ビタミン不足を除外した上で)
何れにせよ、精神疾患患者の大部分が不要な薬物治療(それが適正量の使用だとしても)を受けており、その為に病気が長引いたり、悪化したり、新たな症状を引き起こしていることが確認できた。
★ドロボー★ 松山市の精神科病院 ★アル中★
155 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2014/05/07(水) 15:00:46.11 ID:bWdmpHBV0
また、生物学的精神医学なる言葉も野田氏から初めて教わったが、その理解も重要だ。なぜこんな事が起きているかの理由が判る。
現在の日本の精神医学がこの生物学的精神医学一辺倒となっている。
*生物学的精神医学とは精神疾患は脳の器質的な異常があり薬で治療できるとするもの
ウィタカーは、精神医学界がこの生物学的精神医学によって席巻されるようになった原因もみごとに説明してくれている。
理由は明快である。
薬物治療を取り上げたら、殆んどの精神科医はその存在価値を失うのである。
薬の処方以外のことをやるのに医師資格は必要ない。

ウィタカーの示した様々な事実は、次にやるべき我々の仕事もまたさし示してくれている。
それは結局、ある意味至極単純なことだった。
精神疾患が、脳の疾患であるという根拠が無い以上、精神科薬物治療の役割は、一時的な症状の抑制以外にない。
薬物治療しか出来ない精神科医に根本的な治療は出来ないということだ。
そして、精神疾患が比較的自然転帰が良好なものであることが判っている以上、選択肢は基本待つことである。
そして同時に、原因を究明し、その改善に努めるだけだ。
精神疾患は、社会の鏡そのものだと思う。
家庭環境の歪み、職場や学校の問題、人間関係・・・・・
そこに映し出された諸問題の解決にそれぞれが真面目に取り組むということ。それが治療に他ならないし、最終的な転帰も最良ということだ。

『眠れないお父さんに受診をすすめ、薬を飲んで頑張れ』
ではなく、眠れない原因がなにかを突き止めその改善を図ることである。

結局、こんなに長い時間をかけて追及してきた結論は、こうしてあらためて書き記すことも恥ずかしいような当たり前の事だった。
当たり前のことを、当たり前に出来ていたなら、こんな事態にはなっていなかったということ。


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