- 茨城のB落・Z日
841 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2013/05/30(木) 02:19:31.70 ID:BkmRqpVi0 - 「私がこの子を抱いて水浴させに行く途中でこの女に会いました。 私の子供を見ると、自分の子供とそっくりだと抱かせてほしいというので、抱かせてあげました。
するとこの女はこの子を抱いて乳を飲ませ始め、私の子を連れて行ってしまいました。 どうかよく調べてください。」 と訴えました。 判事は3日間も調べましたが、どちらが本当に母親かわからず判決できませんでした。 そこで2人の女を連れて王に拝謁していきさつを申し上げました。 王はそのいきさつを聞き、王の特別な知能をもって検討しました。 そして王は子供を2人で奪い合うよう2人の女の真ん中に置き 「どちらが奪えるかな。 奪い合うがよい。」 と言いました。 その瞬間に2人の女は子供を奪い始めました。 子供が死んだ女は、その子の手や足が傷つくなんてことは考えずに、すぐに引っ張って掴みました。 一方母親の女は、その女に激怒しましたが、子供があまりにもかわいそうで引っ張ることなどせず、その魂を両手で抱くようなそぶりをするのみでした。 するとその女は子供のことなど考えずに力ずくで引っ張りました。 そのため、子供は一方の女の方に行ってしまいました。 王は 「子供を離した女が本当の母親である。 子供をかわいそうに思ったからである。 子供を奪い取った女は本当の母親ではない。 子供に対する慈悲の心が少しもなく、ただ奪い取ったというだけである。」 と言い、王は子供を本当の母親に返しました。 一方子供を奪った女は、王が懲りさせるように罰しました。
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