- 【※信用金庫なんかに就職するの?】信用金庫に就職
898 :就職戦線異状名無しさん[]:2017/11/09(木) 12:58:19.39 ID:J8OD2UNu - 今年9月、ある衝撃的なレポートがIMF(国際通貨基金)のブログサイトに掲載された。
日本の金融システム調査のために来日したIMFのエコノミストが、地方銀行の状況について調査を行い、 「一部の地方銀行は今後、20年間で預貸率が40%低下する可能性がある」と指摘したのだ。 預貸率とは、集めた預金のうち何%が融資に回っているのかを示す指標のことである。 現在、地方銀行の預貸率はおおよそ70%程度となっており、すでに預金の3割を余らせた状態にある。 だが、預貸率がここから40%低下するということになると、70%の40%なので最終的には30%まで預貸率が落ち込む計算になる。 これは、一部の地域では融資先が消滅し、仮に預金を集めることができたとしても、その3割しか貸付けできなくなることを意味している。 これでは銀行の経営そのものが成り立たない。
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- 【※信用金庫なんかに就職するの?】信用金庫に就職
899 :就職戦線異状名無しさん[]:2017/11/09(木) 13:03:10.99 ID:J8OD2UNu - 日本が人口減少という大きな問題を抱えていることは、ほとんどの人にとって共通認識となっているが、
実は日本の人口はそれほど減っていない。 2015年と2016年の比較ではわずか0.13%であり、もう少し過去に遡っても結果は同じである。 厳密に言うと、これまでは「人口減少社会」ではなく「人口横ばい社会」だったと考えた方がよい。 だが今後10年は、いよいよ人口の絶対値が本格的に減り始める。 本当の意味で人口減少の影響が出てくるのはこれからなのだ。 増え続けてきた人口が横ばいになっただけで、多くの業界に逆風が吹いたことを考えると、 本格的に人口が減った時のインパクトは計り知れない。 この問題が地方にとって特に深刻なのは、人口減少が人口動態の変化を促すからである。 具体的には、人口が減るにつれて都市部への人の移動が進み、地域経済を運営できないエリアが続出することになる。
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- 【※信用金庫なんかに就職するの?】信用金庫に就職
900 :就職戦線異状名無しさん[]:2017/11/09(木) 13:14:19.01 ID:J8OD2UNu - 自己中心の金融機関は、優良企業への低金利融資に熱心な一方で、
業績不振の企業や新規創業者(=担保がない)には手のひらを返したように冷たく対応している。 財務内容が悪化すれば貸付の回収に走り、手間のかかる事業再生は避けて通る。 自己中心の金融機関は、プロダクトアウト型(=作り売る側の理論を優先して商品やサービスを提供するやり方)で、 量(を売ること)の追求が“得意技”だ。 しかし、プロダクトアウト型の最たるものである優良企業向けの融資や住宅ローンは、過当競争で貸出金利が急降下。 さらにマイナス金利がとどめとなり、もはや収益を生み出す業務ではなくなっている。
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- 【※信用金庫なんかに就職するの?】信用金庫に就職
901 :就職戦線異状名無しさん[]:2017/11/09(木) 13:20:43.16 ID:J8OD2UNu - プロダクトアウト型で量を追求する自己中心の金融機関では、厳しい販売ノルマに追われる職員たちが、
顧客への後ろめたさと焦燥感とに苛まれ、早期退職が急増している。 それに対し、業績評価の方法とそれに連動する人事制度を根本から見直した顧客本位の金融機関では、 現場(とくに若手)が息を吹き返している。 今後、金融機関のディスクロージャーの対象となるコンテンツは大きく変わる。 地域顧客との対話の重要性は、いままで以上に増すだろう。 顧客の側も、顧客本位の金融機関と自己中心の金融機関とを判別する目利き力を高めていくことになる。 そうした金融リテラシーを獲得してもらうために、中小企業経営者を対象にした支援の取り組みも始まっている。 あなたの銀行は「顧客本位の金融機関」なのか、それとも「自己中心の金融機関」か。
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