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名無し野電車区
【東京】東海道線東京口スレッド58【熱海】
【米原】東海道線名古屋口スレ35【豊橋】

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【東京】東海道線東京口スレッド58【熱海】
34 :名無し野電車区[sage]:2009/05/26(火) 01:32:33 ID:5cblcueE0
〜「奥」としての熱海・湯河原〜
たとえば来客などを家の中に案内する際、よく「奥へどうぞ」などという。
この場合の「奥」とは、何を指しているのだろうか。
ただ「奥」と言われると、少し大げさに言えば、一体どこへ連れて行かれるのだろう
という一抹の不安が心をよぎる。奥は漠然とあるなにものかを暗示することばである。
字義的には、奥には次のような意味がある。

−「外」の対。沖と同根。空間的には、深く入ったところで、人に見せず大事にするところ
と言うのが原義。そこにとどくには多くの時間が経過するので、時間の意に転じると、晩い
こと。最後の意。最も深くて神秘的な所。末尾。−

要するに、奥は空間的にも時間的にも到達しがたい最終的な場所、時間を指している。
それだけではない。奥義、奥伝ということばがあるように、空間的、時間的意味のほかに
、深遠では計りがたい心理的な意味もある。奥は、さまざまな意味を含みながら、中心を
支えている。
建築家の槇文彦氏も自著「見え隠れする都市」において、奥の特性を「最後に到達した極点
として、そこに到達するプロセスにもドラマや儀式性があり、見えざる中心である」と説く。

ところで、東京の要人は、豆相人車鉄道時代や、そのさらに以前の陸路未開の時代から、
保養や会談のために、遥々、熱海や湯河原に訪れ、そこに極点と安堵を求めていた。
当時の交通事情を考えると、その道程は長いものであったが、そこに到達するプロセスに
ドラマと悦びを求めながら、熱海や湯河原に足を運んだのである。
それはいわば一種の「儀式」と化し、経済・交通が発達するにつれ、多くの東京人に
共有されるようになっていった。
【東京】東海道線東京口スレッド58【熱海】
35 :名無し野電車区[sage]:2009/05/26(火) 01:46:19 ID:5cblcueE0
「特急踊り子」「東海道グリーン」を利用した熱海への小旅行などは、近代化された現在における
その良き「名残」である。いや、名残というより、継承され続けている、儀式的な伝統というべき
だろうか。
独りまったりと小酒とつまみを片手に車窓を眺めながら、あるいは複数人で会話を愉しみながら、
そこに喜びや儀式を求め、到達点に安堵を求め、日々の疲れを癒す。
関東の最終地すなわち「奥」である熱海は、列車の終点に相応しい地なのである。
【東京】東海道線東京口スレッド58【熱海】
36 :名無し野電車区[sage]:2009/05/26(火) 03:06:09 ID:5cblcueE0
東京の奥座敷こと熱海。此処3年間。熱海を訪れた機会は何度あったのだろう
か。2005年は三嶋大社の参詣の帰りに、2006年は難関試験に合格した凱旋に、
2007年は勤めていた会社が嫌になって、ズル休みして此処に立ち寄ったり、
糸川沿いの中央町で開催されたパフォーマンスフェスティバルを訪れた。か
つての一大温泉地熱海から、東京から楽に行けるリゾート地へと脱皮し、観
光客が戻ってきたのだ。私はその新しい熱海に感動したのだ。それ以来、私
と熱海の距離がグッと近くなってきた。
さて、その熱海、真っ先に連想するのは、何だろうか。温泉、金色夜叉、
サンビーチ、芸妓衆、温泉饅頭、新鮮な魚介類……。まだまだ、熱海には
見所があるものだ。1〜2月は東京では冬真っ盛りだが、此処熱海では既
に春の準備を整えているのだ。それが、前述した熱海梅園である。
東京から熱海迄は、東海道本線か新幹線を利用するのだが、東京からほん
の100キロしか離れていない所まで、新幹線を使うのは、時間に追われて
いるようで控えた。毎度お馴染みのグリーン車に乗った。今日は土休日な
ので、200円程安くなっている。東京〜熱海750円也。新幹線だと、自由席
だけでも1680円掛かる。その浮いたお金930円で、小腹を埋める物が買える
のだ。此処でカツサンドと、アイスレモンティーとジャスミンティーを買った。
 口馴染みのカツサンドを抓みながら、話を続けるとしよう。鈍行で向か
うと、所要時間が1時間40分なので、存分にグリーン車での優雅な(?)時間が
過ごせたり、間近に沿線の景色が堪能出来るのだ。
見給え、グリーン車に座って、旅行のパンフレットを片手に、旨そうに駅弁
をパク付いている夫婦、熱海梅園の記事を読んで、熱海について語り合うカッ
プル。フフフ、熱海に向かうなら、勝負だな。言っておくがな、熱海梅園の
美味しい所は、私が貰ったぞ。誰にも渡さないぞ。密かにライバル心を燃やし
ながら、アイスレモンティーを徐に啜り、カツサンドを押し込んだ。カツに
味が染み込んでいて旨いのだが、脂身が利いた。それを一気にアイスレモン
ティーで流し込んだ。
http://www.interq.or.jp/blue/rikun/page234.html

【米原】東海道線名古屋口スレ35【豊橋】
335 :名無し野電車区[sage]:2009/05/26(火) 03:25:07 ID:5cblcueE0
名古屋の奥座敷こと浜松。此処最近、浜松を訪れた機会は何度あったのだろう
か。2002年は浜松祭りなるイヴェントに、2004年は花博・ガーデンパークに、
2007年は勤めていた会社が嫌になって、ズル休みして此処に立ち寄ったり、
浜松城を訪れた。
浜松はかつての中都市から、政令市へと脱皮し、活気が戻ってきたのだ。
私はその新しい浜松に感動したのだ。それ以来、私と浜松の距離がグッと近くなってきた。
さて、その浜松、真っ先に連想するのは、何だろうか。浜名湖、鰻、うなぎパイ
パルパル、競艇、ガーデンパーク、フルーツパーク、舘山寺温泉、鍾乳洞、気賀関所……。
まだまだ、浜松には見所があるものだ。2月は名古屋では冬真っ盛りだが、此処浜松では既
に春の準備を整えているのだ。それが、前述したフルーツパークである。
名古屋から浜松迄は、東海道本線か新幹線を利用するのだが、東京からほん
の100キロしか離れていない所まで、新幹線を使うのは、時間に追われて
いるようで控えた。毎度お馴染みの特別快速に乗った。今日は土休日なので、
本数も多くなっている。名古屋〜浜松1890円也。新幹線だと、自由席料金だけ
でも2410円掛かる。その浮いたお金で、小腹を埋める物が買えるのだ。駅でコ
ーチンわっぱめしと、アイスレモンティーとジャスミンティーを買った。
 口馴染みの名古屋めしを抓みながら、話を続けるとしよう。特別快速で向か
うと、所要時間が1時間25分なので、存分に転換クロスシートでの優雅な(?)
時間が過ごせたり、間近に沿線の景色が堪能出来るのだ。
見給え、転換クロスシートに座って、旅行のパンフレットを片手に、東海ウォーカー
の記事を読んで、浜松について語り合うアヴェック。フフフ、浜松に向かうなら、
勝負だな。言っておくがな、フラワーパークの美味しい所は、私が貰ったぞ。誰にも
渡さないぞ。密かにライバル心を燃やしながら、アイスレモンティーを徐に啜り、
めしを押し込んだ。鶏肉に味が染み込んでいて旨いのだが、脂身が利いた。それを
一気にアイスレモンティーで流し込んだ。


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