- 【乳腺炎】放射線症・傾向と対策85【大腸癌】
37 :名無しに影響はない(愛知県)[sage]:2021/01/24(日) 11:04:54.12 ID:HM/CHk/6 - 老化を抑える要素(すなわち放射線の影響も抑えると期待される要素)
・長寿遺伝子 複数種類の存在が確認されている この遺伝子から作られる酵素(たんぱく質)が遺伝子の発現を調節(隠して調節) 遺伝子の修復も行うが、修復中に不要な遺伝子が発現、不要なたんぱく質が出来る? この長寿たんぱく質は、細胞内で NAD 濃度が高いほど活動しやすいらしい ・NAD(ニコチンアミド アデニン ジヌクレオチド) →NMN(ニコチンアミド モノ ヌクレオチド) →NR(ニコチンアミド リボシド) …ナイアシン(旧ビタミンB3) NADは、細胞内で様々な化学反応の媒介をする物質で 加齢とともにその濃度が下がることが知られていたらしい(すべての長寿たんぱく質が活性化する) ・mTOR(ラパマイシン標的たんぱく質) 細胞内のアミノ酸濃度が高いとき、たんぱく質を合成することに関与する アミノ酸濃度が低い場合はこれが働かずに「オートファジー」等の たんぱく質を再利用をする仕組みが働く 「オートファジー」が、不要なたんぱく質(酵素)を消すことで細胞活動が正常化すると考えられる ・UCP2(ミトコンドリア脱共役たんぱく質) ミトコンドリアが細胞内で使うエネルギーを作るときに介入して エネルギーではなく熱を生み出すよう作用する これが長寿たんぱく質の活性化も行う性質があるようだ(一部の長寿たんぱく質が活性化する) ・AMPK(AMP活性化プロテインキナーゼ) 細胞内のエネルギー調整を行う酵素で、エネルギーが不足してくると ミトコンドリアの活性化を行うようだ、これは NAD の再利用を促す働きと関連があるらしい
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38 :名無しに影響はない(愛知県)[sage]:2021/01/24(日) 11:05:17.28 ID:HM/CHk/6 - いまからでも出来る対策(あくまでも自己責任、実験台になるという前提です)
・長寿たんぱく質が活動できるよう「燃料」を増やす 細胞内で NAD 濃度が高くなるよう、特定の物質を摂取する NMN … NAD に近いため効果も高い、国内製造は「ぼったくり価格」だったが海外産は安い ナイアシン … これも国内で単体販売はされていない、ビタミンB群のサプリでは若干少ないかもしれない この方法は容易にできそうなので、国内でも(NMN単独)サプリ販売に何社か参入しないだろうか ・mTOR の活動を抑制し、オートファジーに期待する アミノ酸の摂取制限、とりわけメチオニン、アラギニン、バリン、ロイシン、イソロイシンの摂取を控える ボディービルダーが好んで摂取する成分は、たんぱく質合成を促進するようで その逆を目的とすることとなる(肉類全般を減らすのがわかりやすいだろう) メチオニンについては、以前重金属排出のために(含硫アミノ酸−グルタチオン、メタロチオネインに必要) ある程度必要だと指摘したが、両方の利点を得るには間欠的に摂取するのがよさそうだ ・UCP2 が必要な状況をつくり、UCP2 の生成を促す(=ATP、NADHを作らせない) 具体的には「寒い」環境でしばらく過ごす(30分程度?) 冬に行う乾布摩擦は効果があった、ということなのかもしれない 夏は冷水浴?体温を維持するための仕組みを使う ・AMPK を活性化する カロリー制限、あるいは間欠的な断食 間欠的な断食の方法、2つ紹介 A. 16時間 食べない … たとえば12時と18時の2食ですごすなど B.数日あけて1日断食 … たとえば2日普通に生活、1日断食など ※カロリー制限は NAD / NADH のバランスを NAD優位にし、いろいろな遺伝子のスイッチが切り替わる模様 ※NMNによるNADの濃度上昇は、強制的にカロリー制限した状況を作り出す、ともいえる ※なお、著者が実践していることのなかに「ビタミンK」の摂取が含まれていた ※ここまで書いた内容が、以前TV番組でも紹介されていたらしいので、聞いたことある人も多いかもしれない
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39 :名無しに影響はない(愛知県)[sage]:2021/01/24(日) 11:06:20.29 ID:HM/CHk/6 - 老化のメカニズムをより簡略に(再)
カロリー制限をベースに、老化メカニズムを簡略に考えてみたい ○細胞内でのエネルギー管理 ・ADP / ATP バランス … エネルギー大のとき、ATP多 ・NAD / NADH バランス … エネルギー大のとき、NADH多 ・アミノ酸濃度 … エネルギー大のとき、濃度高い ○短期でみたカロリー制限の効果 カロリー制限時、細胞内エネルギーは少ない = ADP多、NAD多、アミノ酸少ない ・NAD多 → 長寿遺伝子発動(遺伝子修復を担う長寿遺伝子は NAD / NADH の濃度に反応する) ・アミノ酸少 → オートファジー発動、遺伝子機構は不明(mTOR抑制は直接オートファジーと関係ないかもしれない) ・ADP多 → 実はこの部分、あまり調べられていないのかもしれない ○長期的に見た場合 人体内で合成できないナイアシンアミド(ビタミンB3)の長期的な減少は老化と相関があると考えられる ・NAD / NADH は、ビタミンB3(ナイアシンアミド)ベースで作られる ・NAD / NADH は遺伝子修復に使われるが、そのときナイアシンアミドが遊離する ・血中のナイアシンアミド濃度と、細胞内の濃度差と浸透圧により細胞内のナイアシンアミドがじわじわ減少 ・NAD / NADH の細胞内濃度が低下すると、「遺伝子修復に長い時間がかかるようになる」 ・不要な遺伝子の発現、不要たんぱく質(酵素)が増加し細胞の機能が低下する ○サプリメントの効果と購入時の注意 ・NMNサプリメントは、NAD濃度を短時間で効果的に高める効果が確認されている 国産のは高い、その上余分な成分がてんこ盛りでお勧めしない ・ナイアシンアミドは、血中濃度を高め細胞内の濃度を下げさせない効果が期待される(科学的検証は不明) ビタミンB群のサプリメントが入手しやすい、有効成分としては ナイアシン 表記でも 原材料に ナイアシンアミド のものと ナイアシン のものがある ナイアシンアミドの方が効果は高いと考えられる
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