トップページ > 純情恋愛 > 2011年07月31日 > 7EhJFXKE

書き込み順位&時間帯一覧

31 位/1162 ID中時間01234567891011121314151617181920212223Total
書き込み数00000000001620000000000110



使用した名前一覧書き込んだスレッド一覧
名無しさんの初恋
何年も忘れられない人がいる
必ず誰かが真面目に相談に乗ってくれるスレPart562

書き込みレス一覧

何年も忘れられない人がいる
172 :名無しさんの初恋[sage]:2011/07/31(日) 10:49:44.87 ID:7EhJFXKE
もう10年以上経つのか。
今でも大好きです。

どうしようもなく好きになったのは高1の2月。
それまでは「あー、まあ可愛いよね」
程度の認識で、あんな高嶺の花が俺なんかに興味を持つわけがないと思っていた。

初めての会話は理科室から教室に帰ってきたときに、
俺「電気つける?」
彼女「おー、気が効くね!」
そんな他愛もないものだった。
そんな会話を今でも覚えているのは、その時、彼女の最高の笑顔を見たから。
彼女にどこかツンツンなイメージを持っていた俺は、その明るい笑顔にドキッとしたのを覚えている。
何年も忘れられない人がいる
173 :名無しさんの初恋[sage]:2011/07/31(日) 11:01:14.20 ID:7EhJFXKE
それから間もなく席替えがあって、席が近くなってからは、もう大好きになるのに時間はかからなかった。
休み時間のたびにいろんな話をした。
特に趣味の話は盛り上がった。
最近見た映画、好きな音楽、好きな食べ物…。
不思議なことに、どの趣味も似ていて、
「同じB型だからかなー」
なんて言い合って笑ってた。
何年も忘れられない人がいる
174 :名無しさんの初恋[sage]:2011/07/31(日) 11:07:59.44 ID:7EhJFXKE
「あたし、リーダーの先生に当てられたことないの!当てるなオーラ出してるし」
そう言っていた次の授業でいきなり1番に当てられてて、授業中なのに顔を見合わせて、お互い笑いを堪えるのに必死だった。
次の休み時間に「当てるなオーラ出し忘れたな?」って言ってやろう、なんて思いながら授業を受けていた。
休み時間が待ち遠しかった。
彼女の笑顔が見たい。
もう、どうしようもなく好きだった。

同じクラスでいられるのは、後2ヶ月。
でも、「まだ2ヶ月もある!」
決して前向きでない俺がそう思えたくらい、毎日が充実して輝いていた。
何年も忘れられない人がいる
175 :名無しさんの初恋[sage]:2011/07/31(日) 11:21:33.06 ID:7EhJFXKE
当時は、彼女が、スポーツマンで社交的でイケメンの同級生と仲良く喋ってるのを見て妬いていたけど、
今思えば、彼女も俺ひとすじでいてくれた。

休み時間だけじゃ話し足りなくて、放課後いつまでも二人きりで他愛もない話をいっぱいした。
彼女は帰宅部。俺は部活をよくサボった。
どう考えても部活より彼女のほうが大切だった。
何年も忘れられない人がいる
176 :名無しさんの初恋[sage]:2011/07/31(日) 11:30:15.97 ID:7EhJFXKE
帰り道が同じ方向だったので、一緒に帰ることもあった。
北国なので冬は雪がよく降る。
彼女は変な子で、バスで帰ればいいのに、
「歩くのが好きなの!」
と言って徒歩1時間以上の道を歩いて帰っていた。
俺は徒歩3時間以上。でも、もちろん喜んで付き合った。

俺は話下手なので、喋るのはもっぱら彼女。
俺は「うんうん」と聞くだけ。
というか、雪の中の彼女の笑顔を見ると、頭が真っ白になって、何も言えなくなってた。
世界で一番可愛いと思った。
何年も忘れられない人がいる
177 :名無しさんの初恋[sage]:2011/07/31(日) 11:44:03.34 ID:7EhJFXKE
3月になり、もうクラスが変わってしまう。彼女と離れてしまう。
そんな時に、彼女がPCのメールアドレスを持っていることを知った。
当時はケータイなんて持っている人の方が少なかった時代。
俺はケータイもPCも持っていなかった。
でも俺は必死だった。
「アドレス教えて!」
そう言うのは、告白と同じくらい緊張した。

そんな俺とは対称的に、彼女は全く躊躇せずに「オッケー!」と言いながら、俺のノートの隅にアドレスを書いてくれた。
このアドレスは一生忘れないな、と当時は思ったけど、さすがにもう忘れたなw
いつかケータイを持ったら、一番にメールをしようと思った。
何年も忘れられない人がいる
178 :名無しさんの初恋[sage]:2011/07/31(日) 11:55:44.96 ID:7EhJFXKE
高2になってからケータイを買ってもらえて、すぐに彼女にメールをした。
俺から一度メールを送って、彼女から一度返信が来る。
毎日一回だけのメール。
でも毎日送った。
今思えば、危ないやつ認定ぎりぎりだったんじゃ…。

そんなある日、彼女のメールに、高1の頃に俺がよく嫉妬したクラスメートのイケメン君が登場した。
「◯◯くんと〜したよ!」
やっぱりあいつのことが好きなのかな…。かっこいいもんな。スポーツマンだしな。話も面白いしな…。

悲しくなって、
「あいつのこと好きな人多いよな」
と返信した。
何年も忘れられない人がいる
179 :名無しさんの初恋[sage]:2011/07/31(日) 12:03:42.30 ID:7EhJFXKE
もしかして、「うん!あたしも大好きなの!」
と返信が来るかもしれないと思って内心ガクブルした。
でもそれでもいいかな、って思う気持ちもあった。
クラスが変わって、話す機会がなくなって、毎日が辛かった。

夜の8時ごろ。
ケータイが鳴った。着信音は当時流行っていた桜坂。
桜坂を聞くと今でも胸が詰まる…。

メールには
「あたしも◯◯くんは好きだよ。でもドキドキしないからただの友だち。
でも(俺)くんはドキドキするよ」

って書いてあった。
信じられなかった。涙が出た。俺は世界で一番幸せ者だと思った。
何年も忘れられない人がいる
180 :名無しさんの初恋[sage]:2011/07/31(日) 12:18:28.50 ID:7EhJFXKE
なんて返信したかは覚えてない。
次の日、朝一番に会いに行って、
「俺も好きだよ」
って伝えた。
恥かしがるかな、と思ったけど彼女は満面の笑みで
「ありがと!」
って言ってくれた。

その日から付き合いが始まった。
といっても毎日一緒に帰るだけ。
でもそれが付き合うことだと思ってた。
デートは3回。
結局手も握れず、そんな俺に愛想をつかしたのか、4ヶ月ほどでふられた。


すみません、こんなに長く書くつもりなかったです。
でも書いていくうちにいろんなことを思い出してしまって。
今でもふるえるくらい大好きです。
必ず誰かが真面目に相談に乗ってくれるスレPart562
963 :名無しさんの初恋[sage]:2011/07/31(日) 23:50:08.16 ID:7EhJFXKE
>>962
んー、急に忙しくなったのかもしれないし、寝たのかもしれない。
好きな人に誕生日祝ってもらえるなんて幸せじゃん。
明日言葉でもありがとうを伝えなきゃ。


※このページは、『2ちゃんねる』の書き込みを基に自動生成したものです。オリジナルはリンク先の2ちゃんねるの書き込みです。
※このサイトでオリジナルの書き込みについては対応できません。
※何か問題のある場合はメールをしてください。対応します。