- 【渋谷 池袋 新宿 キラリ&キラリカー】Part695 [無断転載禁止]©bbspink.com
972 ：名無しさんと大人の出会い[]：2018/01/20(土) 23:31:51.25 ID:twJ4WBry0 - 今日は新宿のモモカフェに出掛けたら、ものすごい混雑で抽選で勝てる気がしなかったので、
急遽地下１Ｆのキラリに入場。
驚くほど閑散としてて男女とも人の気配がなかった。
一番街店と新宿本店に移動したら、どっちも身動きできないほど男性ルームは混雑していて、女性ルームもほぼ満席だった。
それでも夜のピークの時間帯は短くてあっというまに過ぎさって、男女ともほどよい人数にすぐ減った。
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973 ：名無しさんと大人の出会い[]：2018/01/20(土) 23:38:17.73 ID:twJ4WBry0 - 混雑が解消した後、新宿本店の男性ルームはほのぼのムードに包まれていた。
さ＊きさんが２番席に、め＊みさんが３番席に座っていた。
今日が初登楼とみえる５０代後半位の男性客が、ひとりの客を店員と勘違いした模様で、
「２番のひとと話がしたいんだけど」と。
店員に間違えられた客は、ボードに刺してあるさ＊きさんのプロフカードを手に取り、「これと白い紙を店員に渡してください」と言ってた。
そしたら、なんと、今日は客が多かったからか客が申し込む白い紙が全部無くなってたから、その初登楼客は白い紙を書けなかった。
なにを思ったのか、店員に間違えられたその客は、自分の白い紙を初登楼客に手渡して、「これを使ってください」と。
初登楼客はさ＊きさんのプロフと白い紙を大友康平に手渡して無事にトークルームへ。
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974 ：名無しさんと大人の出会い[]：2018/01/20(土) 23:43:12.50 ID:twJ4WBry0 - この瞬間、新宿本店の男性ルームが固まった。
常連客はその場に留まり、さ＊きさんの交渉結果を見守った。
約１０分後、さ＊きさんは喜々として２番シートに戻って、小テーブルの上においてあったジュースを一気に飲みほした。
この瞬間、その場に居合わせた約６名の常連客はさ＊きさんの外出成立を理解した。
さ＊きさんは、充電していた携帯電話のコードを引き抜いたのだが、嬉しさのあまりだろうか、コードを強く引きすぎて携帯電話が床に転がっていった。
そして、本体から電池がはずれて落ちた。
それを見ていた隣のめ＊みさんも、さ＊きさんの外出成立を悟ったらしく、ほほえましくも優しい目で彼女を送り出していた。
め＊みさんの人柄の良さが現れた瞬間だった。
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975 ：名無しさんと大人の出会い[]：2018/01/20(土) 23:49:49.93 ID:twJ4WBry0 - さ＊きさんは、たくさんの荷物をまとめて、それらすべてを両手に抱えながら男性の待つ店の玄関外へと向かっていった。
新宿本店の男性ルーム内ではスタンディングオベーションこそおこらなかったものの、誰もが軽く感動していた。
さ＊きさんの外出が決まった後、少し余韻に浸って、すぐに新宿本店から出ていった客が数名いた。
おそらく、近隣店舗で地蔵している常連仲間とこの顛末を語りたかったんだろう。
俺の場合は、感動のあまり新宿本店の男性ルームから動けなくなって、３０分弱そのままで過ごした。
清々しい気分になった土曜日で、さ＊きさん外出から３０分後、おれは自分の人生を考え直した。
人間あきらめずに継続することの大切さを学んだ気がして、そのまま自宅に戻って来週の昇進試験の勉強を始めた。
しばらく酒も断とうと思う。
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977 ：名無しさんと大人の出会い[]：2018/01/20(土) 23:55:37.12 ID:twJ4WBry0 - 自宅に戻る途中、西武池袋線の電車の中でスマホを開いたところ、ポールボキューズ氏逝去のニュースが飛び込んできた。
昔人気のあった料理漫画に登場する鯨岡先生が若手経営者兼料理人に教え諭すシーンを思い出した。
「優れた料理は芸術であり、すべての芸術は忍耐である。フランスが生んだ天才料理人ポールボキューズの言葉だよ」
俺は今日、人生の先輩たちに心から尊敬の念を抱いた。
日々の雑念に惑わされることなく、自分の人生の大切な目標に向かってひたむきに努力を続けたいと心の底から思った。
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