- みなさんこんにちは イエス・キリストです ❤6
174 :サマルト[]:2019/06/16(日) 14:16:14.94 ID:eJ8tbLr5 - みんな:あっ、そうですか (疲れて寝入る)
わしら:ねーむれ〜、ねーむれ、 大事な話はみんなの気づかん内に済まさんとな、 『主イエスの来た日』も、とっくに2月上旬にキリストがネットに来た時に成就したけど、誰も気がつかへんし、 こないな(=こんな)もんや、人間いうのはな、 無責任で宇宙の真理からはみ出してて、迷ってうろうろしてて、 肝心要の時に何も気づかんと、文句ばかり垂れよって、 そんなはよう死にたいンか、ハルマゲドンだ、携挙だとイエスのフェイクにだまされおって、 こんな科学が発達しても、まだ生きたまま天に挙げられるとか、むりばかな事思っとんのやで、ほんま人間いうのは、しょう(が)ないもんや、 羊を任されるように、ポンテオ・ピラトのように投げることをせず、 わしら最後まで責任を持って人類の面倒みんならン、 神から言い渡されてるしな、 一匹残らず可愛い羊を救って見せろと…… 無理難題押しつけやはンのやで、あンたらどない思う? わしら、4つ子の神の分けみたまと、 それに相対する4人の神の子達が居なかったら、 とっくに人類を投げてたわ、ほんま、総勢8人もメンバーいて、よかったわ …その他に、書記のミカエルと、イエスの幽体仲間(元弟子達等で現世転生組、)が20名ほどいよって、心強い限りや あ、元弟子達のコメントはな、このシリーズの❤2あたりにあるさかい、 特にユダの馬鹿者が、キリストに同性愛で憧れて、群衆に邪魔されて二人きりになれへんことを根に持って、 一緒になられへんのやったら、殺して心中したろうと思いつめ、裏切りに走りおった告白の所は、見逃せんで ただし、イエスの方は鼻にも引っかけんと、彼を、ユダを憐れんでおったのだがな、 これも神の采配や、イエスを十字架にかけるためのな、
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- みなさんこんにちは イエス・キリストです ❤6
175 :サマルト[]:2019/06/16(日) 14:36:21.27 ID:eJ8tbLr5 - なんや、またミカエルに仕事や (日曜なのに?)
せっかく、腰を落ち着けてサイフリートの悪行を語れると思ったのにのう 後、何時間かかかる ちょっと待ってや よいしょ、(と腰を上げる、) ミカエル、ご苦労やな しばきはせんで せいぜい、がんばってな、 わしらの語りと書き込みの仕事は、お給金も何もないけどな、 ただ人類の笑顔を見るのだけが楽しみや では、又な、茶王〜〜 👋△🔃🏃□ さよなら三角又来て四角 どっちもどっちや 似てそうろう コンパス定規 隠し玉 イシヤとミロクの大合戦 パウロとイブのトーテムポール セント・ポールは外人学長 ポール・シフトはございません あなたの心の地軸大回転があるだけ かもよ? 🌏 ❤ 👼 かはたまた 👿 か、 見抜く目を持たんとな、 では journey (ジャア〜ニィ〜)、
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176 :サマルト[]:2019/06/16(日) 17:56:58.34 ID:eJ8tbLr5 - ミカエル(走る)🏃:( >Д<;)ヒイヒイ、ハアハア、
わし:やっと来た、ふふふ、待ってたよ〜〜 ミカエル:(◎o◎;)ゾッ…、おじいさん、お手柔らかに…… わし:あしたも仕事やてなあ〜〜、かわいそうに、フッフッフ、(両手でムチをしならせながら)
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177 :サマルト[]:2019/06/16(日) 18:00:36.73 ID:eJ8tbLr5 - (打って変わって)
はっはっは、ご苦労 痛み入る わざわざ来てくれて、ありがとうな …といったかどうかは知らねど、サイフリートはご機嫌麗しかった 当たり前や 牛を前に、屠殺するとは、言わんもンや
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178 :サマルト[]:2019/06/16(日) 22:03:15.15 ID:eJ8tbLr5 - さて、そろそろ行こうかいな、サイフリートと同じく舌なめずりをして、
爆弾抱えてこんにちは、よいしょっと……、腰を落ち着けて、話さんとな、 1つ、2つ、3つ、皮むいて実出して、 食わぬカマキリ未カマキリ、合わせてぴょこぴょこ謀(む)カマキリ、 はい、早口言葉、一緒にどうぞ〜〜、(長いのや、お前の前段は、はよせんか、夜が明けてまうがな) まだ、夜は始まったばかりやないか、(ニヤ) では、行て参ろう〜 ついにこの日が来たぜよ 発案して三日三晩考えて、作者の萩尾望都さんに降ろして、絵にしていただいた …て言うとかんとな、失礼やさかい (誰も信じてへんさかい、お前のアイデアだなんて、萩尾さんに無礼のないようにしろよ、ただのお前の解釈やと思うて、聞いたる、) その方がええわ、わしとしても礼儀は守りたいしな、 原作の味を損ねんように書く それやったら、ええやろ?
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179 :サマルト[]:2019/06/16(日) 22:09:14.06 ID:eJ8tbLr5 - …で、イースター休暇の最後の日やった
ユーリは、トントンと戸をたたいた ヤコブ館の2階端の部屋やな ここは、不意の客用やったがその内生徒のサロンと化し、その頃はしきりにサイフリート達上級生4人が週末等に使っとった 表向きは談話してるのやけど、実際は何やっとったのか そして、お茶が飲めるようにコーヒーなど一式がそろえてあった
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180 :サマルト[]:2019/06/16(日) 22:13:45.57 ID:eJ8tbLr5 - 時間は夜やった
原作でははっきり書いてないけど、理論的に考えると、寄宿舎の夕食の時間後から、就寝時間(恐らく10時頃だろう、)までの間の出来事やな だから、サイフリートは効果的に事を運ぶ必要があった
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181 :サマルト[]:2019/06/16(日) 22:26:25.53 ID:eJ8tbLr5 - 「やあ来たね…!」
サイフリートはにこやかに出迎えた 彼からは、虎のように残酷な匂いがした (逃げるなら今だぞ!) ユーリの中の自分がささやいた (何を、逃げるものか! 僕には、神が味方についてる) ユーリは、そう思った (それに、これはただの親睦会だ 何もありゃしないよ) 彼は、もし彼ら上級生達がタバコを吸ったら、勧められても自分は断ろうと思っていた それ位の理性がなくて、どうする 彼は、自分を試したかったのだ ーー自分が、どこまで強いか
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182 :サマルト[]:2019/06/16(日) 22:40:02.86 ID:eJ8tbLr5 - 「まあ、かけたまえ」
サイフリートは、中にいた3人の悪友達にユーリを紹介してから、言った ユーリは勧められるままに奥のソファにかけ、サイフリートは入り口に近い側の椅子に腰かけた テーブルをはさんで、周囲に他の3人が思い思いに座った その時になって初めて、ユーリはこの位置では簡単に外に出られないと、気づいた が、仕方がない サイフリートはあごをしゃくって、隣の友人にコーヒーを用意させた 一人が、立って席の脇に置いたテーブルの上のコーヒーセットを手際よく並べ、ポットの湯を注いだ 温かい香りが、あたりに漂った
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183 :サマルト[]:2019/06/16(日) 22:46:19.30 ID:eJ8tbLr5 - するとサイフリートは立ちあがり、自ら給仕を始めた
シュガーポットを開け、ユーリに向かい、 「砂糖は幾つ?」と聞いた ユーリは、遠慮がちに 「いえ…僕は、砂糖は……、」 「じゃミルクは?」 「お願いします」 サイフリートは慇懃にユーリの前にカップを置いた 「どうぞ」 それから、全員のコーヒーがそろうと、討論が始まった
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184 :サマルト[]:2019/06/16(日) 23:45:36.13 ID:eJ8tbLr5 - この日のために、ユーリは図書室で借りていた“ルネッサンスとヒューマニズム”の書名の本を、持参していた
サイフリートはそれをテーブルの上に広げさせ、ユーリに感想を問うた ユーリの感想は、十字軍の失敗の後、勃興したイタリア商人の貿易を通じて、中東に残されていた古代ギリシア・ローマの人間中心の思想が、ヨーロッパに入って来た その頃中世のヨーロッパ社会はカトリックの教条的な思考に陥って硬直化していたから、古代ギリシア・ローマの人間への柔軟な見方や、合理性の大切さが再発見されたことは大きい それによりキリスト教社会にも宗教改革等大きな変化がもたらされたが、キリスト教の愛の根幹は変わらず、中心的思想は今日まで受け継がれて来ている 真の信仰とは、どのような時にも、どのような変化にも耐えられるものだーーー というものだった
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185 :サマルト[]:2019/06/16(日) 23:57:54.78 ID:eJ8tbLr5 - 「僕なりに言えば、当時の人の偏狭な考えは、人間性と合理性中心のギリシア・ローマ思想の前に打ち砕かれるべきでしたし、
それは、本来のキリスト教の、人を大切にするべきという考え方と、何ら矛盾しないものと、思います」 と、ユーリは自信を持って言った 模範的な回答と、思えた それに加えて、ルネッサンスの中心になったギリシア・ローマ文明の端に、ギリシア系の自分が連なる事も、ほんの少し誇らしく思えた…
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