- ローマカトリック教会20180220
972 ：老クリスチャン[]：2018/05/17(木) 10:56:09.00 ID:izSNtzjl - 2000年(主日B年) 6月11日 聖霊降臨の主日
使 2：1〜11 ガラ 5：16〜25 ヨハ 15：26-27, 16：12-15
聖霊は神であって、父と子と共に私たち教会の礼拝の対象であります。
この方は 「父のもとから出る真理の霊」(ヨハ v.26)であって、“イエス･キリストによって実現した救い” について証しし、初代教会の “使徒たちの宣教” を支え導かれました。
現代の教会における使徒継承を支え導かれるのも、この同じ聖霊なる神なのです。
この世にはもろもろの霊が働いていて、人々はそれらの中に生活していますが、
キリストの祭壇を囲んでミサをささげる群である教会には、「その方、すなわち、真理の霊」(ヨハ v.13)が来てくださって、キリストの福音の真理へとこれを導いてくださることを、今朝の福音書のテキストは語っているのです。
私たちは一方では過去の教会のありのままの姿を直視しなければなりません。
20世紀の教会は聖霊の働きの希薄な教会であったと認めざるを得ない現実がそこにあります。
しかし同時に、21世紀に向かう将来の私たちの教会に 「その方、すなわち、真理の霊」 が来てくださって、これをキリストの福音によって “造り上げて”(エフェ 4:12 )くださることを祈り求めることは、
今朝ミサをささげている私たち一同にとって、「まことにとうとい大切な務め」(奉献文／叙唱)なのです。
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- ローマカトリック教会20180220
973 ：老クリスチャン[]：2018/05/17(木) 10:57:07.58 ID:izSNtzjl - (つづき)
現代人である私たちには、「霊の導きに従って歩む」(ガラ v.16)ということがどういうことなのかを理解することが、決して容易ではありません。
聖霊は “父のもとから遣わされて、教会に訪れてくださる神” ですから、人間が勝手に “愛、喜び、平和等々があれば、それは霊の導きなのだ ・・・・・ ” と結論出来るものではありません。
神は愛ですが、だからと言って “愛が神である” ということにはならないのと同じです。
しかし、今朝のテキストの前後関係から一つ明確にしておきたいことがあります。
それは、「霊の導きに従って歩む」(ガラ v.16)ことは、“信仰”、“洗礼”、そして “ミサとそれをささげる群の交わり” から決して切り離して解釈してはならないということです。
聖霊が21世紀に向かう将来の私たちの教会に訪れて、これを神の国の民として造り上げて行ってくださるように、ご一緒に祈って行きましょう。
・・・・・ 以下、本文参照。
http://www.kuwaei2000.com ●Archives● より
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- カトリックの洗礼を受けたいんだけど [無断転載禁止]©2ch.net
426 ：老クリスチャン[]：2018/05/17(木) 10:59:30.85 ID:izSNtzjl - 2000年(主日B年) 6月11日 聖霊降臨の主日
使 2：1〜11 ガラ 5：16〜25 ヨハ 15：26-27, 16：12-15
今年も聖霊降臨の主日を迎えました。 主イエス･キリストの受難と復活によって始まった教会の誕生と成長が、今も信じる民を通して前進し、よい実りをもたらすように祈りましょう。
最初の聖霊降臨の日の出来事について、聖書はそのイメージを非常に象徴的な話法で伝えてくれています。
その第一は、使徒たち一同が “聖霊によって語り始めた” ということであり、第二には人々が “めいめいが生まれた故郷の言葉を聞く” ように、使徒たちの語る “神の偉大な業についての宣教” を理解したということです。
私たち教会にとって、宣教とは “使徒たちの宣教” であり、その内容は “キリストの福音” であることを、ご一緒に再確認したいと思います。
20世紀の私たちの教会は、聖霊の働きの希薄な教会であったと認めざるを得ない ・・・・・ と、先週の聖書の学びで話しました。
そこでは使徒継承ということが一般の信者にとって実感の湧かない事柄となり、教会の教えは “使徒たちの宣教” とは何の関係もないもののように理解されて来ました。
十字架と復活の主であるキリストと何の関係もないような “ほかの福音”(ガラ 1:7)が、信者たちの心を支配して来ました。
初代教会の宣教とその成長の原動力であったその同じ聖霊が、再び21世紀に向かう現代の教会に訪れてくださって、その司教と司祭たちによって “使徒たちの宣教” を継続させてくださるように、ご一緒に祈りたいと思います。
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427 ：老クリスチャン[]：2018/05/17(木) 11:00:40.52 ID:izSNtzjl - (つづき)
聖霊は神であって、父と子と共に私たち教会の礼拝の対象であります。
この方は 「父のもとから出る真理の霊」(ヨハ v.26)であって、“イエス･キリストによって実現した救い” について証しし、初代教会の “使徒たちの宣教” を支え導かれました。
現代の教会における使徒継承を支え導かれるのも、この同じ聖霊なる神なのです。
この世にはもろもろの霊が働いていて、人々はそれらの中に生活していますが、
キリストの祭壇を囲んでミサをささげる群である教会には、「その方、すなわち、真理の霊」(ヨハ v.13)が来てくださって、キリストの福音の真理へとこれを導いてくださることを、今朝の福音書のテキストは語っているのです。
私たちは一方では過去の教会のありのままの姿を直視しなければなりません。
20世紀の教会は聖霊の働きの希薄な教会であったと認めざるを得ない現実がそこにあります。
しかし同時に、21世紀に向かう将来の私たちの教会に 「その方、すなわち、真理の霊」 が来てくださって、これをキリストの福音によって “造り上げて”(エフェ 4:12 )くださることを祈り求めることは、
今朝ミサをささげている私たち一同にとって、「まことにとうとい大切な務め」(奉献文／叙唱)なのです。
・・・・・ 以下、本文参照。
http://www.kuwaei2000.com ●Archives● より
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- 日本もキリスト教を盛んにしようよ。 [無断転載禁止]©2ch.net
673 ：老クリスチャン[]：2018/05/17(木) 11:02:06.53 ID:izSNtzjl - 2006年(主日B年) 6月4日 聖霊降臨の主日
使 2：1〜11 ガラ 5：16〜25 ヨハ 15：26-27, 16：12-15
「だれもかれも、自分の故郷の言葉で使徒たちが(神の偉大な業を語っているのを)聞いて ・・・・・ 」(使 v.6)
聖霊降臨の主日は、昇天のキリストが聖霊を遣わして、使徒たちをキリストの福音の証人とされたことを記念する祭日です。
使徒言行録は、初代教会が当時のローマ世界に広がって行った記録です。
その中心的主題は “使徒たちによるキリストの福音の宣教” でありますから、現代の私たちもその宣教に耳を傾けることが大切です。
そしてその宣教にはいつも聖霊が共に働いて、人々を悔い改めと罪の赦しの洗礼へと導きました。
注目すべきことは、使徒たちの宣教と、これを有効にする聖霊の働きとの密接な関係です。
ここでも、読者が自分も聖霊を受けて使徒と同じになれると錯覚したり、自分も小さなキリストになれると勘違いすることがあってはなりません。
原理主義的な傾向の人々が、そのような思い上がりと傲慢による熱狂によって、現代キリスト教の中の侮りがたい勢力となっていることは事実です。
しかし福音の宣教は、人間の熱狂によってではなくて、使徒たちの証言と共に働いてくださる聖霊の御業によってだけ、人々に罪の赦しと永遠の命を与えることを理解しましょう。
聖霊降臨の主日が、復活節の最後を締めくくる祭日として典礼暦の中に置かれていることには、とても大きな意味があるのですから。
・・・・・ 以下、本文参照。
http://www.kuwaei2000.com ●Archives● より
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- キリスト教初心者です。いろいろ教えて
491 ：老クリスチャン[]：2018/05/17(木) 11:03:34.52 ID:izSNtzjl - 2003年(主日B年) 6月8日 聖霊降臨の主日
使 2：1〜11 ガラ 5：16〜25 ヨハ 15：26-27, 16：12-15
使徒言行録は教会の誕生を、五旬祭の日の聖霊降臨と使徒たちによる福音宣教を起点として物語っています。
この記述には単なる出来事の順序以上の、もっと神学的な内容があって、現在のカトリック教会の典礼暦はその適切な解釈に基づいて聖霊降臨の主日を復活節の最後を締めくくる祭日と定めています。
私たちの主イエス･キリストは十字架に掛けられて死んだ後、復活して弟子たちに神の国の福音を語り聞かせ、天に上げられて神の右の座に着かれました。
五旬祭の日に使徒たちに降った聖霊は、この天上のイエスが父のもとから送られたものでありました。
ですから使徒たちとその後の教会に注がれた聖霊は、神の右に上げられた復活のキリストと深く結びついています。
この日使徒たち一同に聖霊が降ると、多くの国の人々はそれぞれ自分たちの国の言葉で使徒たちから福音を聞くことが出来ました。
聖霊が使徒たちの宣教を人々に聞かせ、かつ理解させたのでした。
私たちはこの使徒言行録の記述を、教会の誕生の起点のみならず、歴史の教会の存続の根拠を指し示すものとして、理解しなければなりません。
カトリック教会の典礼暦は、今日の主日をそのように位置づけているのです。
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- キリスト教初心者です。いろいろ教えて
492 ：老クリスチャン[]：2018/05/17(木) 11:04:40.92 ID:izSNtzjl - (つづき)
「肉の欲望｣ ｢肉の望むところ」(ガラ 6:16-17)という表現から、単に道徳的な次元の事柄だけしか理解しないなら、私たちはこの使徒パウロの手紙の本来の意図を見失うことになります。
この手紙は正しい 「キリストの福音」 に対する誤った 「ほかの福音｣ ｢もう一つ別の福音」 の攻撃に激しく応戦するために書かれました(ガラ 1:6-7)。
使徒パウロは、 「キリストの福音」 は霊の導きに従って歩むところに存在し、「ほかの福音｣ ｢もう一つ別の福音」 は肉の望むところに誕生することを語ったのです。
使徒たちの証言を軽んじたり無視して、人間が各自自ら福音の解釈者になれるかのように思い上がることは、間違っています。
21世紀の教会が再び使徒たちの証言を通して正しい 「キリストの福音」 を聞くことが出来、キリストの体として造り上げられて行くことを私たちは願いましょう。
この正しい 「キリストの福音」 の継承を支え導いてくださるのは、父のもとから教会に聖霊を注がれる天上のキリスト御自身なのですから。
・・・・・ 以下、本文参照。
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- ローマカトリック教会20180220
976 ：老クリスチャン[]：2018/05/17(木) 19:16:25.62 ID:izSNtzjl - 2003年(主日B年) 6月8日 聖霊降臨の主日
使 2：1〜11 ガラ 5：16〜25 ヨハ 15：26-27, 16：12-15
「わたしが父のもとからあなたがたに遣わそうとしている弁護者、すなわち、父のもとから出る真理の霊が来るとき、その方がわたしについて証しをなさるはずである。
あなたがたも、初めからわたしと一緒にいたのだから、証しをするのである。｣(ヨハ vv.26-27)
現代の教会において、信者たちが “福音とは何ですか” と問われたら、恐らく非常に曖昧な返答しか返って来ないのが普通であろうと思われます。
はっきりと “これが福音だ” と説明出来る人はおらず、抽象的でぼんやりとしたイメージや、単に枝葉にしか過ぎないような意見が、それも自信なさそうに語られるだけなのです。
たまたま勇ましく見解を主張する人がいる場合の多くは、たいていは異端的なものであったり、あるいは伝統的キリスト教とは異質な新しい意見(もう一つ別の福音)に過ぎません。
21世紀の私たちの教会は、第二バチカン公会議の公文書である 「神の啓示に関する教義憲章」 の助けによって、
聖伝と聖書に立ち帰ることによる福音の再発見を、司教や司祭から一般の信徒に至るまですべての人々に行き渡らせることを、緊急な課題として考えなければなりません。
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- ローマカトリック教会20180220
977 ：老クリスチャン[]：2018/05/17(木) 19:17:38.81 ID:izSNtzjl - (つづき)
ヨハ v.26 は、キリストの福音を証しするものは先ず第一に聖霊であると述べています。
しかしそれに直ちに続いて ヨハ v.27 は 「あなたがたも」 と、使徒たちの証言をこれに並置しています。
教会が聖伝と聖書を通して使徒たちの証言に耳を傾けるとき、聖霊はその証言と共に働いて福音を人々に教えるのです。
この最も基本的な手順が無視されて、人間の文化や思想や主義主張が聖伝と聖書を押しのけて発言力を獲得して来た数世紀が、現代の教会の背景をなしています。
しかし21世紀の教会は、再び使徒たちの証言に立ち帰らなければなりません。
使徒たちの証言を通して、使徒たちが理解したのと同じように福音を理解するために、聖霊は現代の教会を訪れようとしておられることを信じましょう。
・・・・・ 以下、本文参照。
http://www.kuwaei2000.com ●Archives● より
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