- 【深見東州】世界中に愛をワールドメイト本家 197回目【西荻窪】 [無断転載禁止]©2ch.net
284 :神も仏も名無しさん[]:2017/10/13(金) 12:54:36.50 ID:sTqJQ0wX - コスモメイト特集(笑)
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294 :神も仏も名無しさん[]:2017/10/13(金) 21:12:01.67 ID:sTqJQ0wX - サンデー毎日1994年6月12日号
「教祖深見青山よ!この慟哭を聞け」新興宗教コスモメイト訴訟 ある朝、突然、息子は原因不明の病に倒れた。懸命の治療にもかかわらず、 愛児は昔の笑顔を見せてくれない。両親は最後の救いを信仰に求めた。 それが深見青山・教祖(四三)が率いる新興宗教「コスモメイト」だったのである。 「コスモメイト」。 東京都杉並区に本拠を置く信者数およそ二万人とされる神道系の新興宗教団体。 その主宰者、深見教祖は自ら“神人合一の道”を究めた人物と称する一方で、 巧みな話術と音楽などの芸術的才能を売り物にソフトムードを演出、 一九八五年の教団設立以来、急速に信者数を増やしてきた。 この四月からは名称を「パワフルコスモメイト」と改め、 さらに宗勢を増そうとしている。 ところが今回、深見教祖とコスモメイトの宗教活動そのものが 金銭を騙(だま)し取るための「新たな霊感商法」であり、 詐欺的行為だとする“告発”が出された。 訴えたのは東京都内に住む大手商社の部長代理、 Aさん(五〇)とその妻(四六)。
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295 :神も仏も名無しさん[]:2017/10/13(金) 21:12:43.64 ID:sTqJQ0wX - 二人はコスモメイト設立の翌年に入信。以来、信者の間でも「最も熱心で模範的な会員」といわれてきた夫妻である。
そのAさんが言う。 「あの子の病気を治してやりたい一心で入信しました。深見本人はもちろん、周囲の幹部や教団のスタッフの人たちも『キリストや釈迦にも勝る霊能者』と繰り返し、『コスモメイトにいると薄皮がむけるように、少しずつ良くなる』とも言っていました。 しかし、家も生活もすべて犠牲にした今、あの子の病気はむしろ悪くなるばかり。そのうち、本当に霊能者なのかと疑うような行動や言動も伝わってきて・・・・」 五月二十三日、夫妻は深見教祖と教団の宗教行事を担当する「株式会社コスモメイト」など三者に対して、総額八千五百万円余の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。 訴状によれば、原因不明の病気になった二男のことを深見教祖に相談した八七年六月、教祖は「この子の前世は殿さま、父親は家老、母親は勘定役で、親子で三千人を殺している。その倍の人を救わないと救済されない」 と言い、一人七百万円を払って“救霊師”となって奉仕活動をするように求めたという。夫妻は、その金をつくるために世田谷区にあった当時の自宅を売却した。 訴訟を担当する伊東良徳・弁護士は怒りを隠さない。 「コスモメイトは表面上、明るいイメージで売っているが、実際にやっていることは霊感商法そのもの。パンフレットでも『人間が幸福になれないのは、その人についている諸々の悪霊のせい』 と不安を煽(あお)り立て、その一方で『その霊を取ってあげます』(救霊)と高額な玉串料を要求する。これは教祖以下、組織ぐるみで脅し、たかりをしているのと何ら変わりません」 昨年の春、この教団の内実について、本誌は「心を金で買う時代」と題して二度にわたる検証記事を掲載した(93年4月18日、25日号)。 教祖から強制わいせつに近い行為をされたという元女性信者のセクハラ訴訟、不当解雇されたと地位保全を求めた元スタッフの訴えなどから、外面のソフトイメージからは程遠い教祖の暴力的行為やコスモメイト・グループの不透明な金銭の流れを明かにした。
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296 :神も仏も名無しさん[]:2017/10/13(金) 21:14:26.31 ID:sTqJQ0wX - 「アリ地獄のようなシステム」
話をAさん夫妻に戻そう。病気などとは無縁だった二男が病に侵されたのは八年前、小学五年の夏だった。 「明け方にウンウン唸(うな)っているなと思ったら、朝には昏睡(こんすい)状態でした。名前を呼んでも目を見開いたままで反応しない。病院では『このまま死ぬか、植物状態になる』と言われました」(妻) 幸い、一命は取り留めたものの、二男は言葉を失った。しかも、日に何度も発作を起こして救急車で運ばれる身に。もはや二男は昔のわが子ではなくなってしまった。 「漢方や鍼(はり)などの東洋医学、それに私は宗教に関心がなかったのですが、元に戻してやりたい一心で霊能者といわれる人にもあちこち会いに行きました。そういう時期、深見に出会ったんです」(夫) すぐさま夫妻は信者にとって最高の名誉に当たる「上級救霊師」の資格を取った。二人で千四百万円の玉串料。しかし、同じ時に救霊師になった元信者は言う。
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297 :神も仏も名無しさん[]:2017/10/13(金) 21:15:41.25 ID:sTqJQ0wX - 「あれは一回目の募集で、全部で三十人ほどだったと思います。私たちから“資格料”としてまとまった金を取り、他の会員の救霊をさせる。その救霊の玉串料(料金)も、コスモメイトに全額、吸い上げようというわけですよ」
当時を知る幹部級の元スタッフたちも、こう証言する。 「幹部の中には統一教会出身の者もいて、『どうすれば、訴えられなくて済むか』なども検討していた。つまるところ、結論は『誰にでも面と向かって霊のことを言うと訴えられる。 だから、コスモメイトの“入り口”はパンフレットなどで選ばせる格好にしよう』と。でも、結局のところ、本質は同じですよ。だんだんと嵌(は)まり込んでいった人は、自分にはあの霊もついてる、この霊もついているんじゃないかという気持ちになる。 そこで教祖本人から『君にはコレコレの霊がついている』と言われると、もう逃れられない。まるでアリ地獄のようなシステムです」 そんな教団中枢の思惑を知らず、息子の病気を治したい一心のAさん夫妻は、それこそアッという間に穴の中心部に吸い込まれていった。 そして、教えに従って懸命の奉仕活動を開始した。
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299 :神も仏も名無しさん[]:2017/10/13(金) 21:16:05.75 ID:sTqJQ0wX - 専業主婦だった妻は土曜、日曜もなく、ほとんど毎日、救霊室のある杉並区西荻窪のマンションへ通った。毎朝、五時過ぎに起床、二男と年子の兄の弁当をつくる。八時には家を出て、家に帰るのは夜十時、十一時になる。もちろん無給で、交通費も自前だ。
彼女が日に三件は行う救霊の玉串料は一件当たり十五万円とか三十万円で、それらの金はすべてコスモメイトに入る仕組みである。 「あの子を一人で家に残すのは心配でした。いつ発作で倒れるか分からないんです。実際、お兄ちゃんが学校から帰ってくると、怪我をして部屋の床が血だらけのこともありました」 一方、夫は商社マンとして欠かせない酒、ゴルフなどの付き合いを一切やめた。仕事が終われば、真っすぐ家に戻って兄弟二人に夕飯を食べさせねばならない。当然、転勤を伴う人事異動なども受け入れられるはずもない。 「深見から人を介して『会社も辞めて奉仕しなさい』と言われたが、それだけは断った。上の子が『お父さん、僕たち、もう家もない。生活だってめちゃめちゃだ。会社まで辞めるなんて絶対にイヤだ』と泣いて反対したからです」
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300 :神も仏も名無しさん[]:2017/10/13(金) 21:17:24.29 ID:sTqJQ0wX - 「抑えようのない悔しさが・・・」
夫婦はコスモメイトのほとんどすべての宗教行事にも参加した。伊勢神宮や箱根神社への団体参拝、病気の治癒に役立つ霊能力者の資格など。これらはどれも百万円単位の玉串料が要る。 さらに次々と出されるビデオテープや本、アクセサリー、テレホンカード、カレンダー・・・・。二男の治療費も含めると、その経済的負担はあまりに重い。 「奉仕に通う電車の定期も一ヶ月ずつしか買えませんでした。バス代を節約しようと一番近いJRの駅まで三十分かけて自転車で通いましたが、あたりは丘陵地帯で、ずーっと坂道が続くんですの。 夜遅く、真っ暗な道を走りながら『神さま、私と夫がしていることは本当に正しいんでしょうか』と空を見上げたことは一度や二度じゃありません」
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301 :神も仏も名無しさん[]:2017/10/13(金) 21:17:57.48 ID:sTqJQ0wX - そして、入信から八年。
二男は、背は両親より高くなり、髭(ひげ)も生えた。だが、昔の笑顔はまだ戻らない。 Aさんの妻は言う。 「そんな時、『深見先生は最初から“いくら救霊しても、あんなの、治るはずない”と言っていた』と聞いたんです。まさかと思って、ある人に確かめてもらったら、他の幹部も同じことを聞いたそうです。 その時、ハッキリ騙されたと確信しました。いまもダッコをせがむ二男を散らかった部屋の中で抱いていると、親の勝手な信心のために二人の息子には本当に申し訳なかったという気持ちと、深見青山への抑えようのない悔しさがこみ上げてきます。 すべてが無駄でした。コスモメイトは私たち一家の不幸につけこんで、馬鹿にして、踏みつけて、利用し尽くしたんです」 こうした夫妻の訴えに対してコスモメイト側は、 「私たちの宗教活動は本人の自由意志によるもので、強制したことは過去、現在ともに全くない。新手の霊感商法という批判は当たらない」 と反論している。が、先週の五月二十七日、福岡地裁は「霊感商法で多額の献金をさせられた」と福岡市内の二人の主婦が統一教会を訴えた裁判で、教会側に三千七百六十万円の支払いを命じる判決を下した。 Aさんは拳を握りしめながら、こう言う。 「深見に言いたい。もう、このくらいでいいだろう、十分すぎるじゃないか、と。あなたは何十億、何百億も儲けたはずだ。本当に人を救うつもりならば、世のためと言うならば、今すぐ宗教などやめて、普通の男に戻りなさい、と」 霊能者の深見教祖に、この叫びは聞こえないのか。 コスモメイトとその関連会社には、昨年十二月から東京国税局査察部が入っている。 その調査は、現在も継続中という。 本誌・湯浅啓/小野博宣
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