- YHWH☆十字架☆ヤハウェ☆イエス・キリスト復活70 [無断転載禁止]©2ch.net
162 :CHRISTIAN.DINNER[]:2017/03/17(金) 16:00:08.44 ID:YqNvzpt0 - 「さて、ひとりの病人がいた。ラザロといい、
マリヤとその姉妹マルタの村ベタニヤの人であった。 このマリヤはヤハウェに香油をぬり、自分の髪の毛で、ヤハウェの足をふいた女であって、 病気であったのは、彼女の兄弟ラザロであった。姉妹たちは人をイエスのもとにつかわして、 「アドニー、ただ今、あなたが愛しておられる者が病気をしています」と言わせた。 イエスはそれを聞いて言われた、 「この病気は死ぬほどのものではありません。それは神の栄光のため、 また、神の子がそれによって栄光を受けるためのものです」。 イエスは、マルタとその姉妹とラザロとを愛しておられた。ラザロが病気であることを聞いてから、 なおふつか、そのおられた所に滞在された。 それから弟子たちに、 「もう一度ユダヤに行こう」と言われた。 弟子たちは言った、 「先生、ユダヤ人らが、さきほどもあなたを石で殺そうとしていましたのに、 またそこに行かれるのですか」。 イエスは答えられた、 「一日には十二時間あるではありませんか。 昼間あるけば、人はつまずくことはないのです。この世の光を見ているからです。 しかし、夜あるけば、つまずきます。その人のうちに、光がないからです」。 そう言われたが、それからまた、彼らに言われた、 「わたしたちの友ラザロが眠っています。 わたしは彼を起しに行きます」。すると弟子たちは言った、 「アドニー、眠っているのでしたら、助かるでしょう」。 イエスはラザロが死んだことを言われたのであるが、弟子たちは、眠って 休んでいることをさして言われたのだと思った。 するとイエスは、あからさまに彼らに言われた、「ラザロは死んだのです。 そして、わたしがそこにいあわせなかったことを、あなたがたのために喜ぼう。 それは、あなたがたが信じるようになるためです。 では、彼のところに行こう」。するとデドモと呼ばれているトマスが、 仲間の弟子たちに言った、 「わたしたちも行って、先生と一緒に死のうではないか」。
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163 :CHRISTIAN.DINNER[]:2017/03/17(金) 16:03:13.65 ID:YqNvzpt0 - さて、イエスが行ってごらんになると、ラザロはすでに四日間も墓の中に置かれていた。
ベタニヤはエルサレムに近く、二十五丁ばかり離れたところにあった。 大ぜいのユダヤ人が、その兄弟のことで、マルタとマリヤとを慰めようとしてきていた。 マルタはイエスがこられたと聞いて、出迎えに行ったが、マリヤは家ですわっていた。
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164 :CHRISTIAN.DINNER[]:2017/03/17(金) 16:04:47.58 ID:YqNvzpt0 - マルタはイエスに言った、
「アドニー、もしあなたがここにいて下さったなら、わたしの兄弟は死ななかったでしょう。 しかし、あなたがどんなことをお願いになっても、神はかなえて下さることを、 わたしは今でも存じています」。 イエスはマルタに言われた、 「あなたの兄弟はよみがえるでしょう」。 マルタは言った、 「終りの日のよみがえりの時よみがえることは、存じています」。 イエスは彼女に言われた、 「わたしはよみがえりであり、命です。わたしを信じる者は、たとい死んでも生きます。 また、生きていて、わたしを信じる者は、いつまでも死ぬことはありません。 あなたはこれを信じますか」。 マルタはイエスに言った、 「アドニー、信じます。あなたがこの世にきたるべきキリスト、 神の御子であると信じております」。マルタはこう言ってから、帰って姉妹のマリヤを呼び、 「先生がおいでになって、あなたを呼んでおられます」と小声で言った。 これを聞いたマリヤはすぐ立ち上がって、イエスのもとに行った。
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165 :CHRISTIAN.DINNER[]:2017/03/17(金) 16:07:41.87 ID:YqNvzpt0 - イエスはまだ村に、はいってこられず、マルタがお迎えしたその場所におられた。
マリヤと一緒に家にいて彼女を慰めていたユダヤ人たちは、 マリヤが急いで立ち上がって出て行くのを見て、 彼女は墓に泣きに行くのであろうと思い、そのあとからついて行った。 マリヤは、イエスのおられる所に行ってお目にかかり、その足もとにひれ伏して言った、 「アドニー、もしあなたがここにいて下さったなら、わたしの兄弟は死ななかったでしょう」。 イエスは、彼女が泣き、また、彼女と一緒にきたユダヤ人たちも泣いているのをごらんになり、 激しく感動し、また心を騒がせ、そして言われた、「彼をどこに置いたのですか」。 彼らはイエスに言った、 「アドニー、きて、ごらん下さい」。 イエスは涙を流された。 するとユダヤ人たちは言った、「ああ、なんと彼を愛しておられたことか」。 しかし、彼らのある人たちは言った、 「あの盲人の目をあけたこの人でも、ラザロを死なせないようには、できなかったのか」。 イエスはまた激しく感動して、墓にはいられた。 それは洞穴であって、そこに石がはめてあった。イエスは言われた、 「石を取りのけなさい」。 死んだラザロの姉妹マルタが言った、 「アドニー、もう臭くなっております。四日もたっていますから」。 イエスは彼女に言われた、 「もし信じるなら神の栄光を見るであろうと、あなたに言ったではありませんか」。 人々は石を取りのけた。すると、イエスは目を天にむけて言われた、 「父よ、わたしの願いをお聞き下さったことを感謝します。 あなたがいつでもわたしの願いを聞きいれて下さることを、 よく知っています。 しかし、こう申しますのは、そばに立っている人々に、 あなたがわたしをつかわされたことを、信じさせるためであります」。 こう言いながら、大声で「ラザロよ、出てきなさい」と呼ばわれた。 すると、死人は手足を布でまかれ、顔も顔おおいで包まれたまま、出てきた。 イエスは人々に言われた、「彼をほどいてやって、帰らせなさい」。
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166 :CHRISTIAN.DINNER[]:2017/03/17(金) 16:09:56.90 ID:YqNvzpt0 - マリヤのところにきて、イエスのなさったことを見た多くのユダヤ人たちは、イエスを信じた。
しかし、そのうちの数人がパリサイ人たちのところに行って、イエスのされたことを告げた。 そこで、祭司長たちとパリサイ人たちとは、議会を召集して言った、 「この人が多くのしるしを行っているのに、お互は何をしているのだ。 もしこのままにしておけば、みんなが彼を信じるようになるだろう。 そのうえ、ローマ人がやってきて、わたしたちの土地も人民も奪ってしまうであろう」。 彼らのうちのひとりで、その年の大祭司であったカヤパが、彼らに言った、 「あなたがたは、何もわかっていないし、ひとりの人が人民に代って死んで、 全国民が滅びないようになるのがわたしたちにとって得だということを、考えてもいない」。 このことは彼が自分から言ったのではない。彼はこの年の大祭司であったので、預言をして、 イエスが国民のために、ただ国民のためだけではなく、また散在している神の子らを一つに集めるために、 死ぬことになっていると、言ったのである。 彼らはこの日からイエスを殺そうと相談した。そのためイエスは、もはや公然と ユダヤ人の間を歩かないで、そこを出て、荒野に近い地方のエフライムという町に行かれ、 そこに弟子たちと一緒に滞在しておられた。 さて、ユダヤ人の過越の祭が近づいたので、多くの人々は身をきよめるために、 祭の前に、地方からエルサレムへ上った。 人々はイエスを捜し求め、宮の庭に立って互に言った、 「あなたがたはどう思うか。イエスはこの祭にこないのだろうか」。 祭司長たちとパリサイ人たちとは、イエスを捕えようとして、 そのいどころを知っている者があれば申し出よ、という指令を出していた。
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167 :CHRISTIAN.DINNER[]:2017/03/17(金) 16:11:13.63 ID:YqNvzpt0 - 過越の祭の六日まえに、イエスはベタニヤに行かれた。
そこは、イエスが死人の中からよみがえらせたラザロのいた所である。 イエスのためにそこで夕食の用意がされ、マルタは給仕をしていた。 イエスと一緒に食卓についていた者のうちに、ラザロも加わっていた。 その時、マリヤは高価で純粋なナルドの香油一斤を持ってきて、イエスの足にぬり、 自分の髪の毛でそれをふいた。 すると、香油のかおりが家にいっぱいになった。 弟子のひとりで、イエスを裏切ろうとしていた イスカリオテのユダが言った、 「なぜこの香油を三百デナリに売って、貧しい人たちに、施さなかったのか」。 彼がこう言ったのは、貧しい人たちに対する思いやりがあったからではなく、自分が盗人であり、 財布を預かっていて、その中身をごまかしていたからであった。 イエスは言われた、 「この女のするままにさせておきなさい。わたしの葬りの日のために、 それをとっておいたのだから。 貧しい人たちはいつもあなたがたと共にいるが、わたしはいつも共にいるわけではありません」。 大ぜいのユダヤ人たちが、そこにイエスのおられるのを知って、押しよせてきた。 それはイエスに会うためだけではなく、イエスが死人のなかから、 よみがえらせたラザロを見るためでもあった。 そこで祭司長たちは、ラザロも殺そうと相談した。それは、ラザロのことで、 多くのユダヤ人が彼らを離れ去って、イエスを信じるに至ったからである。
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168 :CHRISTIAN.DINNER・デザート[]:2017/03/17(金) 16:13:32.74 ID:YqNvzpt0 - その翌日、祭にきていた大ぜいの群衆は、イエスがエルサレムにこられると聞いて、
しゅろの枝を手にとり、迎えに出て行った。そして叫んだ、 「ホサナ、ヤハウェの御名によってきたるかたに祝福あれ、イスラエルの王に」。 イエスは、ろばの子を見つけて、その上に乗られた。それは 「シオンの娘よ、恐れるな。見よ、あなたの王がろばの子に乗っておいでになる」 と書いてあるとおりであった。弟子たちは初めにはこのことを悟らなかったが、 イエスが栄光を受けられた時に、このことがイエスについて書かれてあり、 またそのとおりに、人々がイエスに対してしたのだということを、思い起した。 また、イエスがラザロを墓から呼び出して、死人の中からよみがえらせたとき、 イエスと一緒にいた群衆が、そのあかしをした。群衆がイエスを迎えに出たのは、 イエスがこのようなしるしを行われたことを、聞いていたからである。 そこで、パリサイ人たちは互に言った、 「何をしてもむだだった。世をあげて彼のあとを追って行ったではないか」。
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169 :CHRISTIAN.DINNER・デザート[]:2017/03/17(金) 16:18:05.61 ID:YqNvzpt0 - 「祭で礼拝するために上ってきた人々のうちに、数人のギリシヤ人がいた。
彼らはガリラヤのベツサイダ出であるピリポのところにきて、 「君よ、イエスにお目にかかりたいのですが」と言って頼んだ。 ピリポはアンデレのところに行ってそのことを話し、アンデレとピリポは、 イエスのもとに行って伝えた。 すると、イエスは答えて言われた、 「人の子が栄光を受ける時がきました。よくよくあなたがたに言っておきます。 一粒の麦が地に落ちて死ななければ、それはただ一粒のままです。 しかし、もし死んだなら、豊かに実を結ぶようになります。自分の命を愛する者はそれを失い、 この世で自分の命を憎む者は、それを保って永遠の命に至るでしょう。 もしわたしに仕えようとする人があれば、その人はわたしに従って来なさい。 そうすれば、わたしのいる所に、わたしに仕える者もまた、いるでしょう。 もしわたしに仕えようとする人があれば、その人を父は重んじて下さるでしょう。 今わたしは心が騒いでいる。わたしはなんと言おうか。父よ、この時からわたしをお救い下さい。 しかし、わたしはこのために、この時に至ったのです。父よ、み名があがめられますように」。 すると天から声があった、 「わたしはすでに栄光をあらわした。そして、更にそれをあらわすであろう」。 すると、そこに立っていた群衆がこれを聞いて、 「雷がなったのだ」と言い、ほかの人たちは、「御使が彼に話しかけたのだ」と言った。
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170 :CHRISTIAN.DINNER[]:2017/03/17(金) 16:21:28.83 ID:YqNvzpt0 - イエスは答えて言われた、
「この声があったのは、わたしのためではなく、あなたがたのためです。 今はこの世がさばかれる時です。 今こそこの世の君は追い出されるでしょう。そして、わたしがこの地から上げられる時には、 すべての人をわたしのところに引きよせるでしょう」。 イエスはこう言って、自分がどんな死に方で死のうとしていたかを、お示しになったのである。 すると群衆はイエスにむかって言った、 「わたしたちは律法によって、 キリストはいつまでも生きておいでになる、と聞いていました。 それなのに、どうして人の子は上げられねばならないと、言われるのですか。 その人の子とは、だれのことですか」。 そこでイエスは彼らに言われた、 「もうしばらくの間、光はあなたがたと一緒にここにあります。光がある間に歩いて、 闇に追いつかれないようにしなさい。闇の中を歩く者は、自分がどこへ行くのかわかっていないのです。 光のある間に、光の子となるために、光を信じなさい」。 イエスはこれらのことを話してから、そこを立ち去って、彼らから身をお隠しになった。 このように多くのしるしを彼らの前でなさったが、彼らはイエスを信じなかった。 それは、預言者イザヤの次の言葉が成就するためである、 「アドニー、わたしたちの説くところを、だれが信じたでしょうか。 また、ヤハウェのみ腕はだれに示されたでしょうか」。 こういうわけで、彼らは信じることができなかった。 イザヤはまた、こうも言った、 「神は彼らの目をくらまし、心をかたくなになさった。それは、彼らが目で見ず、 心で悟らず、悔い改めていやされることがないためである」。 イザヤがこう言ったのは、イエスの栄光を見たからであって、イエスのことを語ったのである。 しかし、役人たちの中にも、イエスを信じた者が多かったが、パリサイ人をはばかって、 告白はしなかった。会堂から追い出されるのを恐れていたのである。 彼らは神のほまれよりも、人のほまれを好んだからである。
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171 :CHRISTIAN.DINNER・デザート[]:2017/03/17(金) 16:24:31.97 ID:YqNvzpt0 - イエスは大声で言われた、
「わたしを信じる者は、わたしを信じるのではなく、わたしをつかわされたかたを信じるのであり、 また、わたしを見る者は、わたしをつかわされたかたを見るのです。
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172 :CHRISTIAN.DINNER・コーヒー[]:2017/03/17(金) 16:25:16.86 ID:YqNvzpt0 - わたしは光としてこの世にきました。それは、わたしを信じる者が、
闇のうちにとどまらないようになるためです。 たとい、わたしの言うことを聞いてそれを守らない人があっても、 わたしはその人をさばかない。わたしがきたのは、この世をさばくためではなく、 この世を救うためです。 わたしを捨てて、わたしの言葉を受けいれない人には、その人をさばくものがあります。 わたしの語ったその言葉が、終りの日にその人をさばくでしょう。 わたしは自分から語ったのではなく、わたしをつかわされた父ご自身が、 わたしの言うべきこと、語るべきことをお命じになったのです。 わたしは、この命令が永遠の命であることを知っています。 それゆえに、わたしが語っていることは、わたしの父がわたしに仰せになったことを、 そのまま語っているのです」。
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