- 剣と魔法と学園モノ。のキャラはととモノカワイイ 8人目
517 :リコリス先生の人 ◆WCLv2MGHTTRn [sage]:2011/12/16(金) 14:32:24.65 ID:bGvm82RH - どもーすみません。先日はご心配ご迷惑おかけしました。
ととモノ。世界には電気やガスはあるのか? 銃もあるしなんか建物の作りも近代的だけど。 などと言いつつリコリス先生と向かい合ってにガス釜で炊いたご飯を食べるぜ。 所要時間電気の半分wwwガスパネェwwww
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519 :リコリス先生の人 ◆WCLv2MGHTTRn [sage]:2011/12/16(金) 16:23:28.67 ID:bGvm82RH - 4レスほどお借りしますー
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520 :01/04 ◆WCLv2MGHTTRn [sage]:2011/12/16(金) 16:24:05.45 ID:bGvm82RH - ユーフォ「はぁ……」
プリシアナ学院の、ヒューマンの男子生徒は、校庭のベンチに腰掛けて、軽くため息をついた。 いや、そもそもユーフォ自身の自業自得なのだ。 「よっしゃぁ! 冒険に出られるようになった! パーティー組むぞ、 組むからには夢のハーレムパーティー、女の子の中で黒一点になるんだぁ!」 ……公然とそんなことを口走ってれば、フツーに考えてマトモな学生がパーティーを組んでくれるはずもなし。 結果集まったメンバーと言えば…… フェアリーとクラッズのミニマムフィジカルコンビ、 バハムーンのシーフ、フェルパーの光術師、 クラッズ戦士の双子の“姉”の妹学科クラッズ…… 最初は「不幸だー」と叫んでは、周囲から「自業自得ッ!!」と白眼視される毎日が続いた。 とはいえ、どうなることかと思われたこのパーティ、なかなかどうして強い。 フェアリー・ナイトのジルは避けるわ当たっても痛くない。 クラッズで戦士のアイシャはそれ以上に当たりにくくて身かわしながら相手に大ダメージ。 バハムーン・シーフのマリアは一見ごつそうに見える指で器用に罠をバラしてしまうし、戦闘では先行で重い攻撃が入る。 術師フェルパーのアプリコットは精神力容量(MP)さえ気をつけていれば自身がダメージで落ちることはまずないし、 最近は風術師をサブでつけたので行動も相手より先行できるようになった。 だから最近は満更でもないかな、と思ってしまっていたのだが…… リーシャ「あっ、いたいた、ユーフォくーん」 そのため息の原因が、ユーフォを見つけるなり、手を振りながら満面の笑顔になって、近寄ってきた。 リーシャ「どうしたの? 元気ないね?」 リーシャは、両腕で頬杖をついているユーフォを見て、心配そうな表情をしながら、小首をかしげるように訪ねる。 ユーフォ「…………いや」 ユーフォは、それを言うのを憚られた。 ユーフォの今一番の懸念の対象が、彼女──だった。
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521 :02/04 ◆WCLv2MGHTTRn [sage]:2011/12/16(金) 16:24:59.39 ID:bGvm82RH -
双子の妹でアイシャは典型的なお祭り好きのクラッズらしい性格をしているが、 リーシャはクラッズのテンプレを大きく外れるほどではないものの、どこかおっとりとした性格をしている。 その愛くるしさから、『こいつ、本命!』と決めたユーフォは、告白をするものの…… リーシャは生物学的にユーフォと同じ側、つまり男の娘だったのだ…… 否、すでに一部工事済み(精巣の撤去と豊胸化)なので、純正な男性とも言いがたい状況だったが…… ただ、それらの動機が「かわいい女の子みたいになりたい!」であって、 「女の子そのものになりたい」じゃなかった。つまり正式な意味でのホモ・セクシャルの持ち主ではなかったのだ。 とは言うものの、リーシャはユーフォの告白に対して、 リーシャ『ゆ、ユーフォくんが私の事好きなら、私の方は、つ、つき合って上げるよ?』 と、身体の秘密を暴露しつつ、そう答えたのだった。 結局、その場ではユーフォの方が吹っ切れきれず、保留、と言うことになったのだが…… リーシャ「あの、私のせいだよね、ごめん……少し、離れてた方がいいかな?」 リーシャは、困ったようにもじもじとしつつ、うつむき加減の様子から上目遣いで、訊ねてくる。 ユーフォはその姿を見て……──── ぷつん、と自分の中で何かが切れるような音がした。 ユーフォ「あははははははっ、決めた、決めたぞ俺は!」 やおらベンチから立ち上がり、無駄に熱い様子で仁王立ちに、握りこぶしを固めながら、そう言った。 リーシャ「えっ、決めたって、何……ふぁっ?」 ユーフォは、抱えるようにしてリーシャを抱き寄せる。 ユーフォ「やっぱり今更リーシャ以外なんて考えられねー! リーシャは俺の彼女だ!」 リーシャ「ふぇ、ふぇぇぇぇっ!?」
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522 :03/04 ◆WCLv2MGHTTRn [sage]:2011/12/16(金) 16:25:53.55 ID:bGvm82RH -
リーシャが、驚いて目を白黒させつつ、告白の言葉に顔を真っ赤に染めていると、 ユーフォに抱きしめられて唇を奪われる。 リーシャ「はふぅ……ゆ、ユーフォくん、い、いいの?」 リーシャは、茹で上がってしまったかのような真っ赤な顔で困惑しつつ、訊ねる。 ユーフォ「良いもなにも、もうこの前からずーっと頭の中お前のことだけなんだよ!」 そう言いつつ、顔をかぁっと赤くする。 ユーフォ「なんかもう、俺の本命はお前以外考えられないって感じ?」 リーシャ「ふぇぇぇ……ユーフォくん……」 リーシャは茹蛸のようになってしまう。 ユーフォ「ってことで、俺の方はそんな感じなんだけど、お前はどうなんだ? 迷惑じゃないか?」 リーシャ「め、迷惑だなんてとんでもない!」 赤い顔ながら、バタバタと手を振る。 リーシャ「私もユーフォくんのこと、大好きだよっ」 リーシャは言い切って、ユーフォに抱きつく。 リーシャ「ただ……」 ひとしきり抱きしめあってから、リーシャが切り出した。 ユーフォ「ただ…………?」 リーシャ「あのね、ユーフォくんの当初の目的は、割と達成されてたりするかなー、と思うから、 他のコもちゃんと相手してあげてね?」 ユーフォ「それってどういう……」 リーシャ「そうだよね、アイシャ」 ユーフォが聞き返しかけている間に、リーシャは視線をベンチの背後の植え込みに向けて、 訊ねるように声をかけた。
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523 :04/04 ◆WCLv2MGHTTRn [sage]:2011/12/16(金) 16:26:30.60 ID:bGvm82RH - すると、ガサガサッ、と茂みが動いたかと思うと、ドサドサッ、と、崩れるようにして、
パーティーメンバーが零れ落ちてきた。 アイシャ「あちゃー、気づかれてたのかー」 リーシャ「アイシャのやることは大体わかるつもりだからね、一応、“姉”だし。 ただ、アプリコットまで一緒だとは思わなかったけど」 一方のユーフォは、愕然とした表情を向けて、隠れていたパーティメンバーを指差しつつ、 口でパクパクとしている。 ユーフォ「お、お前ら……って、え? 当初の目的って、まさか……」 ジル 「わりとそのまさか」 マリア 「このパーティーの中で、少なくともお前の事嫌ってるやつはいないよ」 アイシャ「割と、判断必要なときはビシッと決めてくれるし」 アプリコ「結構みんな、慕ってます」 ユーフォ「つまり、俺の……」 ユーフォがそういいかけて、最後の言葉を飲み込むようにしつつ、ごくりと喉を鳴らす」 目の前にいるパーティーメンバーは、みんな一様に、悪戯っぽい笑顔を、ユーフォに向けていた。 ユーフォ「よしっ、解った!」 ユーフォは手をバシンと叩いて、言う。 ユーフォ「言いたかないけど、面倒見よう、面倒見るから、黙って俺について来い!」 一同 「おおーっ!」 ユーフォに続いて、全員が、ぎゅっとこぶしを握った手を振り上げたのだった。
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524 :05/04 ◆WCLv2MGHTTRn [sage]:2011/12/16(金) 16:29:42.87 ID:bGvm82RH - >>520-523
以上です。 補足説明 ・設定は3(PSP)準拠 ・学校はプリシアナ ・全員1stパーティー ・ジル:専攻はナイト。フェアリー♀(男装子、容姿タイプ2・髪型タイプ2・髪色タイプ2・声ディア♀) ・マリア:専攻は盗賊。バハムーン♀(容姿タイプ3・髪型タイプ1・髪色タイプ2・声デフォルト) ・アプリコット:専攻は光術師。フェルパー♀(容姿タイプ4・髪型タイプ1・髪色タイプ1・声セレ♀) ・アイシャ:専攻は戦士。クラッズ♀(容姿タイプ4・髪型タイプ:クラ帽・髪色タイプ1・声フェア♀) ・リーシャ:専攻は妹。クラッズ♂の娘(容姿タイプ3・髪型タイプ:クラ帽・髪色タイプ1・声クラ♀。アイシャとは双子の姉……?) ・ユーフォ:専攻は風術師。ヒューマン♂(容姿タイプ1・髪型タイプ2・髪色タイプ1・声エル♂)
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