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十和野市環境局日誌
【ラブプラス】高嶺愛花お芋28個目【ウサギの国】

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【ラブプラス】高嶺愛花お芋28個目【ウサギの国】
941 :十和野市環境局日誌[sage]:2011/12/12(月) 00:51:49.72 ID:SdJfGjnP
15−2
最初でこそ「引き上げてくれた旦那様のために頑張るもきゅ」と殊勝な態度だったが、
権限が拡大し、会長の邸宅内のことがもきゅ王のでないと動かせない状況になりはじめると、
徐々にその態度は増長していった。

「うーん、旦那様、それはちょっと時間がかかるもきゅなあ」
「旦那様のご指示と言ってもそれは飲めないもきゅよ」
「これだけの数のウサマナカ、抵抗したら僕でも抑えられないもきゅ。もう少し考えてほしいもきゅよ」

ある日、邸宅の庭の一角が、もきゅ王の複数の妻とその子が占有するにいたり、
草木は食い荒らされ、子ウサマナカの糞がそこいらに撒き散らされるようになった。

それでも会長は、最初穏便にもきゅ王にもちかけた。

「あの庭は代々受け継いできたものだ。お前達には十分すぎる住空間を与えている。庭からは引いて欲しい」

「…それはムリな話もきゅ。僕もたくさんの部下を抱えて疲れているもきゅ。妻子とのくつろぐ時間は必要もきゅ」
「旦那様のためにワガママなウサマナカたちを必死に抑えているもきゅよ?僕が彼らを抑えられなかったら、
 旦那様もどうなるかわからないもきゅよ〜」

もきゅ王は腕組みしながら、まさしく「どや顔」で会長を見上げた。
【ラブプラス】高嶺愛花お芋28個目【ウサギの国】
942 :十和野市環境局日誌[sage]:2011/12/12(月) 01:02:29.52 ID:SdJfGjnP
15−3
「お前は役に立つから、多少のことは見逃してやってもきたが、それもわからんとは、所詮愚かなウサマナカだな」

会長は目線の先で腕組みをしながら得意げな顔をしているもきゅ王の後頭部をつかんだ。

「そんなことしていいもきゅかぁ?1000匹以上の部下達が黙ってないもきゅよぉ?やめといた方が…むぎゃっ!!」


会長はつかんだもきゅ王を顔面から壁にたたきつけた。

「な…なにをするもきゅか!お前達!お前達!旦那様が横暴もきゅ!早く集まって旦那様を止めるもきゅ!」

まわりに白いふさふさした者達が多数集まってきた。

会長はある程度の数が集まるのを見て取ると、その目の前で、今度はもきゅ王を顔面から床にたたきつけた。

「…もぎゅっ!!…お前達!何ぼーっと見ているもきゅか!早く助けるもきゅ!」

だが、大半のウサマナカはガタガタと震えているだけだった。
30秒ほどすると、数匹のウサマナカが意を決して会長の足元を殴ったり蹴ったりし始めたが、
ふさふさの手足でダメージがあるわけもない。
【ラブプラス】高嶺愛花お芋28個目【ウサギの国】
943 :十和野市環境局日誌[sage]:2011/12/12(月) 01:12:15.39 ID:SdJfGjnP
15−4
会長は足元でふさふさパンチを繰り出す一匹を踏みつけた。

「もぎゅっ!!」

頭部を踏みつけ、そのままぐしゃっと潰す。

次の一匹は空いた方の片手で両耳をつかみ、息が止まるまで何度も壁にうちつけた。

「…もぎゅっ!…もぎゅっ!…も…もぎゅっ!…も…も…」

最後の一匹は思いっきり蹴り抜く。

「むぎゃっ!!」

後頭部を壁に強打し、泡をふいて失神した。

会長はもきゅ王をつかんだまま、もきゅ王の妻子が生活する部屋へ向かう。


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